無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」
原作:oaen、漫画:LOGO、原題:가짜를 위한 장소는 없다
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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」45話のあらすじ(ネタバレ有り)
フィローメルは、実際に皇室を出た際にぼったくられたりスられたりと、散々な思いをしてきたので、独り立ちの準備となるよう、自分のことは自分ですると言ったのだった。
南宮はとても広くて掃除が大変だが、できるだけ散らかさないようにして、どうしても手が必要なときは借りることに。
デレス伯爵夫人が、自分の仕事がないのでどうすればよいのかと言うので、フィローメルは、帰国したばかりの娘と過ごすために、領地に戻ってしばらく一緒に過ごしてはどうかと提案する。
そして、戻ってきたら対等な友人になってほしいと言うと、デレス伯爵夫人は、微笑みながら頷いた。
フィローメルの提案で、メイド達と一緒にご飯を食べることに。
フィローメルは、すぐに皇宮を出て行ったら、ナサールとの約束を破ることになると、気にかけていた。
一方、ナサールは、許可なく謁見したために、皇宮の出入りがしばらく禁止されてしまった。
幼い頃のナサールは、父に褒めてもらいたくて色々頑張っていたのだが、父に期待されるがゆえに、日々追い詰められていた。
そのような頃にフィローメルと出会い、彼女はナサールによく懐いたが、結婚しようと積極的な彼女の気持ちの大きさを負担に感じてしまった。
フィローメルとの婚約が決まると、父はさらにナサールに期待して彼を認めようとするので、ナサールは、皇女に愛されることで価値が決まるなら、これまでしてきた努力は何だったのだろうと落ち込んだ。
フィローメルに勉強はいいから遊ぼうと誘われ、それが勉強しても父(皇帝)が褒めてくれないからだと知ると、勉強をおろそかにするなど、主が道を外したら、臣下が正しい道に導くべきだと思い、父に相談した。
だが父は、皇女が立派な皇帝になれば、ナサールが国政に干渉できないのだと言う。
それを聞いたナサールは、これまでの価値観と信条が覆され、父への失望と幻滅が押し寄せた。
ナサールは己の感情に呑まれ、父親にみてもらえないなら皇女は努力の価値などで悩まないだろうと、彼女をまっすぐ見ることができなくなったのだった。
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漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」45話の感想
フィローメルは、生き残るために弱点を作れなかったので、人に頼ることをせずに育ってきました。
なのでこうして皆が手を差し出しても、人の厚意に甘えることができず、自分だけで何とかしようと考えます。
手を差し出した方は、頼りがいがないのか、信頼されていないのかと寂しい思いをしますが、フィローメルが素直に甘えられるようになるには、かなり時間がかかりそうです。
ナサールの方も、父親がこれまでの頑張りを無価値かのようにふるまうので、すっかり拗れてしまいました。
父に自身そのものを見てもらえないのはフィローメルも同じですが、そのフィローメルに対し、同情ではなく、若干上から目線でみるようになったのですね。
だからフィローメルが自分に敬語をつかったりという変化に気づいてはいても、真剣にとらえはしなかったようです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね