漫画「愛され悪女が消えた世界」13~16話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「愛され悪女が消えた世界」絵:Night witch、文:Hamal、原作:Na Yoohye、原題 :사랑받는 언니가 사라진 세계 

恋愛ファンタジー漫画です。

毎週水曜日に最新話が更新されます(現在休載中)

・前回のあらすじはコチラ

漫画「愛され悪女が消えた世界」13~16話のあらすじ(ネタバレ有り)

シエナは、何を言われたかわからないが忘れろと言われたが、前世のナハト家に散々貶されてきたため、頭から消し去ることなどできなかった。

仮に記憶を消せたとしても、傷ついた心が癒える日はくるのだろうかと思いつめ、とうとう具合が悪くなってしまった。

倒れそうになったシエナを支えたのは大公だが、シエナは触れられたくなかった。

今さら優しくされても、彼らがシエナにしたことは消えないのに、ただ必死に生きてきただけなのに、何故再びこの城で過ごさなければならないのか、唯一選択できた死ですらなかったことにされるなんてと、シエナはショックのあまり気絶した。

茶髪の医師の診断は、栄養不足で体調が悪く、心の準備ができていない子を無理に晩餐の席にださせたのが原因とのことだった。

前世のシエナは、どれほど皆に虐げられても、ロレイナに魔力をわけてもらっているという、刻まれた模様に抑圧され、18歳になってもろくに眠ることができなかった。

ロレイナのためにメイドの仕事もし、ロレイナの提案で、邪気に染まりやすい魔力から魔導士を守る護身符を作るよう命じられ、少ない魔力と知識でも試行錯誤して作り上げた。

アシエルに渡したものの、あまり嬉しそうではなかったが、さらにアシエルの部屋の掃除をしたときに床に投げ捨てられているのを見つける。

少しでも役に立つ存在になりたいと思う彼女に浴びせられるのは、アシエルやミハエルからの軽蔑だった。

そのような前世を夢で見たので、シエナは汗びっしょりで目覚めた。

ロレイナが使っていたベッドに寝かされていたから眠れないのだと思い、シエナはメイド部屋に入る。

翌朝、ミハエルはシエナがメイド部屋にいることに気づき、デボラ夫人を責めるが、シエナは自らここに来たのだと教える。

デボラ夫人をかばっているのではと疑われたので、自分をいじめてくる人をかばうわけがないと指摘する。

ミハエルがやたらとシエナを気にしてくるので、前世ではこのような処遇が当たり前だと思っていたくせにと白々しくなり、もう彼らに振り回されたくないと思う。

シエナは、月の揺籃は孤児の自分には相応しくないと言うと、ミハエルは、ナハト家の本当の家族として迎えたいとザクロの儀式をしたのだから、ナハト家の子だと言う。

シエナは、ザクロを吐き出したいと思うほど嫌だったので、ミハエルの問いかけにぞんざいに返事する。

ミハエルは、シエナがまだ着替えていないことに気づき、顔を赤らめて退室した。

シエナを診察していた医師も退室したのだが、前世でシエナを無視していた茶髪の医師ではなく、初めてみる顔の黒髪の医師だった。

以前の大公家の主治医は、シエナの不調を予測できなかったと追放されたのだが、メイド達の間で、シエナを軽んじると痛い目に遭うという噂になった。

メイド長は甲斐甲斐しくシエナの世話をすると、大公の指示だという仕立て屋の待つ部屋へと案内する。

仕立て屋はシエナを褒めておだてるが、シエナは、孤児が貴族の服を着れば行く先々で苦労するだろうと、気持ちが沈んでいた。

大公について、貴重な儀式を台無しにしたのにシエナに失望せず、こうして気をまわしてくれるようだが、では前世で何故あのように憎んでいたのかと気になった。

今度は平凡に生きるのだと諦めた気持ちで採寸をうけていると、使用人がアシエルからの花束を届けに来た。

現金で欲しかったと思うシエナは、もしかして前世のミハエルがうるさかったのは、シエナがアシエルとの結婚を望んでいるとあり得ない勘違いをしていたのではないか、それを吹き込んだのはロレイナではないかと考えた。

今度は勘違いされないよう、花束を皆に分けた。

仕立て屋はお礼に、今の流行や仕立て屋の実力を示す見本展示品をシエナにプレゼントする。

メイド長が、これで家庭教師にあう準備ができたと言うので、シエナは、前世で自分を嫌っていた家庭教師が来るのだろうと、気持ちが沈んだ。

明るい色味の見本展示品は自分に似合わないと思ったが、沢山の宝石がついていたので、換金できると内心喜んだ。

そうして家庭教師の待つ部屋に向かうと、既にミハイルが着席していたのだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「愛され悪女が消えた世界」13~16話の感想

大公たちは記憶が無いからこその発言になりますが、シエナにはしっかり過去の記憶が残っているので、前世と態度が違うナハト一家は気持ちが悪くてしかたないでしょうね。

彼らは信頼を得ることができるのか謎ですが、シエナに縋ろうとしている素振りも謎ですね。記憶が無くとも魂に刻まれるほど、前世の彼らは後悔したようですが、前世でのシエナ死後、一体何があったのか気になります。

表紙では、シエナにアシエルが寄り添っていますが、シエナとしては受け入れがたいでしょう。ロレイナはアシエルに嘘を吹き込んでいたようですが、前世からシエナにアシエルへの恋情はないようです。

シエナがいずれアシエルに心を動かされるのかもしれませんし、新たなヒーローが現れるのかもしれません。

今度こそシエナには幸せになって欲しいですね。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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