漫画「この結婚はどうせうまくいかない」31話のあらすじと感想！ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「この結婚はどうせうまくいかない」

原作：CHACHA KIM、作画：Cheong-gwa、原題：이 결혼은 어차피 망하게 되어 있다

毎週金曜日に最新話が更新されます。

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漫画「この結婚はどうせうまくいかない」31話のあらすじ(ネタバレ有り)

屋敷からは、夕焼けに照らされた美しい水平線が見えるのだが、エスカランテ大尉は妻にこの景色を見せたかったに違いないと、夫人たちは話す。

イネスは理解できずに聞き返すと、カッセルはもともとは司令部の近くに大きな公邸を持っていたのだが、結婚間際に、エスカランテ提督の遺品の代わりに、エルバ少尉からこの屋敷を譲ってもらったのだそうだ。

イネスは、まさかカッセルがイネスのために、そのような馬鹿なことをするなんてと呆然としたのだった。

その夜、ラウルがカッセルに、奥様に監視をつけているのかと指摘したとき(30話)、カッセルが、イネスではなくラウルを監視していたと答えたので、まさか嫉妬されているなんてとラウルは衝撃を受ける。

イネスを愛しているのかと問われたラウルは、自分の忠誠心はもっと崇高なのだと、ラウルは大騒ぎした。

ひとまずラウルは、奥様を傷つけたくないから監視については黙っていると言い、奥様を大切にしてほしいと頭を下げた。

だがラウルはすぐにイネスに報告し、カッセルを思い切り魅了しようとイネスに提案する。

イネスがラウルに、カッセルをどう思うか尋ねると、イネスは最高のものを手に入れて当然だから最もふさわしいとのこと。

ただ結婚前の女遊びは好ましくなかったと言うので、イネスは、夫婦で騙し合い子供にも自身にも嘘をつくのは、どこの家でもあることだと言う。

自分もまともではなかったから同じだと言うと、イネスが苦しんだ過去を知っているラウルは、体調が悪かっただけだとイネスをかばおうとする。

ラウルはこの結婚がチャンスだと思っていたが、イネスは逆のことを望んでいた。

イネスはラウルに、カッセルを監視するように命じた。

そうしてラウルは、公邸と司令部を行き来するカッセルの日常を、詳細に報告した。

軍港には将校のためだけの賭博場や酒場などが並んでいるので、ほとんどの将校は渡り歩いているのだが、カッセルは真面目なようだ。

カッセルについて、罪悪感を抱くほど善良な人間に思えたが、他の女性と過ごす姿も想像できた。

結婚したときからカッセルはおかしくなったに違いないと、イネスは考えた。

またイネスは、前世の自分のように不幸になった女性(ムニョス中尉に騙された女性など)を助けようと、ラウルに情報を集めさせていた。

そうして半月後、軍港外郭にある狩り場で狩りが行われ、イネスなど夫人たちはお茶を飲みながら待っていたのだった。

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ラウルは狐のイメージなのですね。

吹き出しに各キャラのアイコンのようなものが、よく描かれているのですが、特徴をつかんでいるし、可愛くて好きです。

ラウルは、純粋な忠誠心でイネスに仕えており、彼女のために異様に細かいカッセルの報告をしていましたね。

それでわかったのは、浮気のうの字もない、公邸と司令部を生真面目に行き来する現実でした。

前世の2度の結婚で、心が深く傷ついてしまったイネスは、結婚に希望を見出せていません。自由になるには、誰かの伴侶ではなく、未婚でもなく、バツイチしかないと考えています。

身分に申し分なく、後腐れなく別れることができるカッセルは、イネスにとって最良の相手でしたが、彼女だけを愛する彼は、彼女の思惑とは別の意味で最良の相手ですね。

あの屋敷も、イネスのために入手したようです。前回、サルバドーレ夫人が言おうとしていたのは(30話)、カッセルが妻のために尽くす男なのに対し、自分の夫はどこまでクズだと、言いたかったのかもしれないですね。

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね