ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」
原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、昇級戦に向けて、図書館で歴史の勉強をするデジール達。そこにアゼストがやってきて、彼に宣戦布告をする。デジールはアゼストを強くするために、敢えて彼女を焚きつけていたのだった。
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漫画「帰還者の魔法は特別です」25話のネタバレ
昇級戦が始まり、会場は大勢の観客で沸いていた。
学園の一大イベントであるため、平民から貴族、新聞記者まで集まっていたのだ。
入場前のデジール達。
ロマンティカは、デジールがきちんとネクタイをしめているのに気づく。
いつも苦しいから外しているのだが、今日くらいは気合を入れるためにそうしたのだと言うデジール。
胸元を出したい変態かと思っていたというロマンティカに、どちらの格好も素敵だ、今度一緒に苦しくならないネクタイを買いにいこうとデートに誘うプラム。
そんな二人の様子から、緊張はしていないようだと、デジールはホッとする。
準備はいいかと彼が聞くと、もちろんという頼もしい答え。
そうしてデジールらは、会場に足を踏み入れた。
彼らの登場に、ただでさえ騒がしい会場がもっとうるさくなる。
貴族らは面白くなさそうだが、平民達はデジール達にたくさんの声援を送った。
ブルームーンパーティーは、そんな光景を冷めた目で見ていた。
長髪の男性パーティーメンバーは、あの大したことないやつが、デジールなのかという。
青いボブヘアの女性パーティーメンバーは、パグマン教授の話を忘れたのかと、油断は禁物と注意する。
思いっきり踏み潰してやるという長髪。
アゼストはただ無言で、デジールを見つめていた。
そんなデジールは、パーティーのポジション決めをする。
ロマンティカはアタッカー。
遠くから探知魔法で敵を見つけ出し、魔法で狙撃する役目だ。
自分の魔法がアルファに通用するとは思えないという彼女に、敵を見つけたら間髪入れずすぐ攻撃すれば、かわすことはできないだろうと話すデジール。
だけど彼女は、遠くの相手を狙うのは初めてだし、威力の程度もわからないという。
デジールは、いつも練習で使っていたあのボールは、人の頭と同じ強度で作ってあるから、それについては心配いらないという。
そうだったのかと納得した彼女だが、今までのことは全て今日のことを想定していたのかと、彼は一体何者なのかと気になる。
プラムのポジションは、二人を守るハーフディーラー。
そしてデジールは、プレイメーカーとのこと。
昇級戦開始の時刻になり、影のゲートが開く。
赤いマントを身に着けたパーティーや、青いマントのブルームーンパーティー。
そして平民のデジールパーティー。
それぞれがゲート内に進み、各自バラバラに転送された。
デジールは林の中に転送され、陽の位置から、今は11時頃かと推測する。
そこへアナウンスが入り、兵士として、敵の陣地を見つけるために捜索を開始しろとのこと。
デジールは、ロマンティカをプラムを探す。
すると、ウィーンという音とともに、デジールの顔面に向かって何やら飛んできた。
予測できていたのか、さっと躱す彼。
飛んできたのは「アイス・ボルト」
彼を狙ったのは、ブルームーンパーティーの青いボブヘアの娘で、デジールをすぐ見つけることができて自分はついていると言いながら、草陰から姿を現した。
俺はそんなに有名なのかと笑うデジール。
悪い意味で有名だと、ボブヘアは彼を睨み、「アイス・ブラスト」と氷の爆風の魔法を放った。
それをデジールは、「ファイヤー・ロード」炎の道の魔法で防ぐ。
ボブヘアはさらにもう一つ「アクア・ウェーブ」と氷の波を放ち、デジールの魔法を打ち消しながら、魔法を突き進める。
デジールは炎をキャンセルしながら、彼女の魔法の一つは防御用であり、彼女自身の魔法の妨げになるのではないかと読む。
実際彼女の魔法は止まってしまった。
しかし彼女はニヤリと笑う。
すると、氷の波の先端が光り、激しい爆発を起こした。
その爆発をモロにくらうデジールなのだった。
漫画「帰還者の魔法は特別です」25話の感想
あっという間に昇級戦です。
デジール達は平民の星となったので、大声援を送られます。ブルームーンは5,6人のメンバーがいるのに対して、デジール達はたった3人でここまで勝ち上がりました。それほどの実力があるベータに対し、平民たちが興奮しないわけがないですね。
ブルームーンのメンバーは、デジールを見て、大したことなさそうと言いますが、実際、小柄な少年少女を引き連れた普通の容姿の青年なので、そう思ってしまうのも仕方ないのかも。
それを油断するなと注意したボブメンバーが、早速デジールと戦闘になりますが、言葉通り油断することなく、いきなり何か仕掛けてきましたね。大体こういうキャラは舐め腐っておしゃべりする者が多いですが、そうはせず、デジールをすぐ仕留めようと動きます。
まともに爆発をくらったように見えましたが、デジールはどうなったのか気になりますね。
実は全部見越して、爆風の勢いを消すような行動をしていたとか、実は結構深手になってしまうとか、色々想像できて面白いです。
また、ゲートに入る際、ブルームーン、デジールら、赤マント、と3パーティしか描かれてませんでしたが、30人はいるはずの中からのピックアップなので、赤マントパーティはそれなりに重要なようですね。
さて、デジールはロマンティカやプラムと、無事合流できるでしょうか。彼女たちも無事でしょうか。次回が楽しみですね。
まとめ
・昇級戦が始まり、デジールらは、平民から大声援を受ける
・昇級戦は、兵士となり敵の陣地を捜索するもの。
・バラバラに転送されたデジールは、早速ブルームーンパーティーの一人と戦闘になる
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに