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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「接近不可レディー」原作:Kin、作画:Mingsung、原題:접근 불가 레이디
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漫画「接近不可レディー」27話のネタバレ
親族達は、ヒリスを綺麗になった、開花すると思っていた、ずっと信じていたのだとおだて始めた。
それはかつてリカルドに向けられた言葉だった。
ヒリスは一言も応じること無く、無言で執務を続けていたが、使用人がペラノ家当主が定例会について当主を訪ねてきたと知らせる。
ペラノ家はイノアデン傘下の最上位の家門なのだが、まだ外部にはヒリスが当主になったことは知られていないので、ディエゴに会いにきたようだ。
ヒリスが通すように伝えると、親族達は、先客の自分達がいるのに待たせずに通すのかと不満を言い始めた。
ヒリスは、許可なく勝手に押し入って居座るような図々しい者が言う言葉とは思えない、と嘲笑う。
ヒリスのために来てやったのにと騒ぐ親族達に、出ていかないなら強制的に追い出すが、私が本気か試しくて残るのなら止めはしないと、ヒリスは警告した。
彼らは出ていかずに謝り出したので、ヒリスは心の中で呆れる。
するとペラノ家当主ノートン・ペラノが案内され入ってきて、ヒリスに挨拶する。
ノートンは、傍系親族らがいるのに気づくと、執事が間違えて案内したようだ、忙しい時間に失礼しましたと非礼を侘び、すぐに退室しようとする。
ノートンは保守派らしく、ヒリスがイノアデンの血筋というだけで、覚醒前でも礼を尽くしてくれた人物だった。
ノートンは柔らかな微笑み、ヒリスの当主就任を祝う言葉を述べた。
その言葉を受けたヒリスは、この場に案内した執事は間違っていない、今日開く定例会に私が出席しなかったから来たのだろうと話し始めた。
そして手元に準備していた委任状を持ち、今日からノートンをヒリスの臨時代理人として任命すると言う。
ヒリスの鎖骨部分には、当主の印である模様が浮かび上がっていたので、ノートンは改めて、春の王となったヒリスに跪く。
また模様が浮かび上がったことで、委任状は当主が直接署名した正式なものとなった。
ヒリスは、しばらくやることがあり定例会には参加できないので、今後は貴方が会議をまとめて欲しいと言い、委任状を手渡す。
親族達は、なぜそのような重要な役割を他家に任せるのか、臨時代理人が必要なら血族から選ぶべきだと騒ぎ始めた。
ヒリスは、騒がしいと言い、警告通り、彼らを強制的に馬車待機場へと転送した。
次もヒリスの警告を無視するようであれば、もっとひどい思いをすることになるという伝言を、使用人から彼らに伝えるよう指示する。
ヒリスはノートンに、代理人は貴方が最も相応しいと思うから、反論は受け付けないと言う。
ノートンに任せたのは、ヒリスに別の目的があることと、放っておくと先程の親族のような邪魔者が現れるので代理人が必要だったこと、そして何より面倒だったからだ。
そんなことは露知らず、ノートンは、期待に沿えるよう尽くすと言い、目を輝かせたのだった。
その頃ディエゴは、ヒリスが傍系とペラノ家当主と会っていたと知り、激怒するのだった。
漫画「接近不可レディー」27話の感想
無理やりやってきた親族達は、やはりヒリスに取り入って利用しようと企んでいたようです。
色々なものを見限っている彼女には通用しませんね。でも以前の彼女だったら、騙されていたのだろうなと思います。
過去のヒリスは、当主が彼女を冷遇するので、周囲もそれにならっていたようです。でもノートンは血筋を大事に思っていたので、ヒリスを差別することなく接していました。
だからこそヒリスは、彼なら安心して代理人を任せられると判断したのですが、一番の理由は面倒だからでした。良い話っぽくまとまりそうだったのに、、執着のないヒリスらしいですね。
確かに、死のうとしているのに、忙しくなって計画が遅れるようなことは気が乗らないですよね。
ノートンがやる気に満ちているのが幸いです。
ディエゴは、自分の立場を奪ったヒリスに激怒していますね。能力はヒリスに奪われているので、怒鳴り散らすぐらいしかできないと思うのですが、どうするのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね