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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、無名のスケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」135話のネタバレ
リドバーレン侯爵の口から、10本ほどの黒蛇が勢いよく飛び出し、彼に襲い掛かった。
彼はスキル撃発を使って蛇を燃やし、後ろに回避した。
ネクロン紳士会の刺青は、首を絞めるだけでなく、先ほどのように攻撃してくることもあるようだ。
リドバーレン侯爵の死体は操られ、首が折れ曲がり燃えながらも、四足走行で襲い掛かってきた。
周囲は、あれはどう見ても悪魔ではないかとざわつき、これが宗教裁判官だなんて帝国はどうなっているのかと彼も驚いていた。
暗黒を使い蛇を切り落とすと、リドバーレンの死体が、やはりカラスの力が感じられると言い、笑みを浮かべた。
死体は、カラスが這い上がってきたようだが私が勝ったのだと笑うと、お前を僕にしてやろうと言い、死体から湧き出た黒いオーラで巨大な蛇の形になった。
喋っているのは魔王ボティスだと気づいた彼は、どうするべきか考え、ルビア救出のためにはボティスの人形になるべきではないと判断した。
彼はマルパスのスキルを使い、蛇を切断する。
ボティスは、私を選ばないあの者のように愚かだと呟き、消えていった。
ボティスの求愛を拒絶した結果、ボティスの一部に僅かにダメージを与え、マルパスの寵愛を受けた。
どうやらボティスの一部だったリドバーレンは、これまで遭遇したネクロン紳士会の中でも地位のある者だったようだ。
偶然なのか、ルビアの危険とネクロン紳士会は不思議なほどに関係があった。
彼はリドバーレンの首を切り落とすと、帝国軍総指令官の首だと言い、連合軍に渡した。
連合軍はその首を帝国軍に見せびらかし、降伏を勧め、戦争は終わった。
その後カリンは彼を呼び出し、勝利の恩返しとして、家宝の1つで古代遺産の鍵だという金のスカラベを渡した。
なんだか見たことがあるような黄金の虫だったが、遺産の鍵という言葉で、彼は星色の青狐との会話を(62話)思いだす。
カリンは、3代目が連合の全土を調べたがドアは見つからなかったので、帝国側にあるのではないかと話す。
すると、ルイ・クロードが慌ててやってきて、アジュラの魔法使いたちが数十人も向かってきていると報告する。
ついに魔塔が空になったと、彼は待ちわびていたチャンスがやってきたことに気づき、カリンに少し考えることがあるから一人にしてほしいと言う。
カリンは了承し、作戦会議のために議員を集めだした。
彼はアイザックに、これから魔塔に向かう準備をすると言うも、アイザックは、まだ彼の実力が足りないと言う。
アイザックは、いっそこのまま皇室の秘密の場所を暴けば、ル・リウム以外にも役に立つ物が手に入るかもしれないと言い、彼が魔塔に行くのを反対した。
だが彼が全く言うことを訊かないので、アイザックは、彼を催眠にかけようとした。
だが彼は知恵のステータスが高く、抵抗力があったために、その催眠を弾く。
彼が、何故ここまで止めるのか、ルビアがアジュラの塔にいると教えたのはアイザックではないかと怒ると、アイザックは、ルビアは塔にいないと言う。
何故ならルビアは2年前に死んだからだと言うのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」135話の感想
彼はこれまで、ルビア救出のために、アイザック指導のもと、自身を強化し続けてきました。
それがまさか、ルビアが死んでいるなんて。
魔塔の魔術師たちがやって来たのはアイザックの想定外だったのでしょうね。それがなければ、ずっと彼を鍛え上げ続けていたのでしょう。
彼を騙していたことについては、アイザックなら私欲のためにやりそうではありますが、さすがにそこまで非情ではないかなと思います。
蒼天持ちの彼を失うわけにはいかないというのが一番の理由でしょうけども、あのアイザックにも多少の情があると思いたいですね。
ところで、カリンから家宝として、金色のスカラベ=フンコロガシの鍵をもらいました。これはケビン・アシュトンの表紙に描かれていたようです。
スカラベと言えば、古代エジプトにて、再生や復活を意味する太陽の運行を司る神、と同一視されるほど神秘的なものと考えられていました。復活を繰り返す彼にはピッタリですね。
青狐のときは、青狐ばかりが虫デザインのものを使っていたので、あまり深く考えていませんでした。というか、コガネムシだと思っていました・・・コガネムシは直しておきます・・・
スカラベが、ケビン・アシュトンが表紙に使われていたり、遺産の鍵のデザインだったり、青狐の攻撃にも使われていたのは、遺産の象徴ということなのでしょうね。
それがエジプト神のように、復活まで意味しているのかはわかりませんが、そうだとしたら面白いですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね