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漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
オリジナルが載っている韓国のkakaopageの方の漫画を、小説版を参考にしながらまとめてみました。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」外伝11話・最終話のネタバレ
レリアナは、シアトリヒに協力してもらい、ゲートを使って神聖国まで家出した。
ヒーカーに体調を診てもらうと、母子ともに異常なく元気だそうだ。
ヒーカーのいるバレイトルテ神殿は、もともと神官も聖騎士も多い場所だったのだが、人嫌いのヒーカーによって徐々に減らされ、非常に静かな場所だった。
いつもヒーカーの傍にたウェード・デイビスは首席神官なので、任されている神殿があり、今は別のところにいるようだ。
この神殿には人がいないので、必要なものがあればヒーカーに言ってくれればいいとのこと。
この神殿にはヒーカーしかいないと聞いたレリアナは、寂しくはないかと聞くも、一人の方が楽だと言う。
高位神官は養子縁組をよくするようだが、何故これまでしなかったのかと尋ねると、必要がないと答えるヒーカー。
では何故私を孫にしたのか、聖書が翻訳できるからかと、レリアナが尋ねると、ヒーカーは答えに困り、気まずそうな表情になる。
子供と一緒に時々遊びに来ます、子供はうるさいから嫌いですかとレリアナが言うと、ヒーカーは、少しぐらいうるさくてもいいと言う。
良かったとレリアナが微笑むと、ヒーカーも微笑む。
ノアの話題になり、ノアが度が過ぎるほどに良くしてもらっていると、嫌そうな表情で話すレリアナを見たヒーカーは、あいつが面倒なとき腹がたったとき、来たいときにいつでも来ていいと言う。
レリアナは、次はおじいちゃんに会いたいときに来ますと言う。
ヒーカーは微笑む。
そこへ聖騎士がやってきて、ヒーカーに何やら耳打ちする。
嫌そうな顔をしたヒーカーは、聖騎士にレリアナの護衛を頼み、何処かへ。
レリアナは、ノアとアダムが来たのだと察し、他の場所へ隠れようとする。
だがノアは既にレリアナの真後ろにいて、観光は楽しめたかと言い、彼女を捕まえた。
どうしてここに、家出をしたと手紙を残したのにと呆れるレリアナに、手紙はみていない、つわりは初めてだったから心配だったのだと言うノア。
レリアナは、私が嫌だと言ったものは無理やり飲ませないでと言う。
ノアは、屋敷に戻るかと尋ねるが、レリアナは、今日はこのまま神殿に残ると答える。
アダムが暴れまわっているらしく、早く戻らないと神殿が危ないのではと、笑顔で話すノア。
その後、ヒーカーはノアに、無断侵入したことを怒る。
レリアナは、神殿を騒がしくしたことを謝ると、勝手に侵入した奴が悪い、また来いと言うヒーカー。
今度は正式に夫婦でくると言い、ノアはレリアナを連れて帰る。
ヒーカーは、2人の背中を見送る。
ふとレリアナの子供のワンシーンが思い浮かんだため、神殿がにぎやかになりそうだなと微笑む。
そうして月日は流れ、レリアナとノアの間にアリアという娘が生まれた。
アリアは、ロイドを追いかけよく動き回る子で、寝る時間なのに部屋を抜け出ていた。
レリアナが見つけ、アリアに声をかける。
アリアは、レリアナの後ろにある割れた鏡に、母の髪色が茶髪でなく金髪で映っていることに気づく。
執事のロイドがやってきて、アリアを寝かせるために乳母を呼びましょうかと言う。
そこへ今度はノアが現れ、彼が寝かせるとアリアを抱き上げる。
寝かせたら財団のことで話があるから、後で書斎に来てというレリアナ。
ベッドに入ったアリアは、父であるノアに、本を読んでほしいと頼む。
ノアは、女は肩がぶつかった男の方を振り返った、目が合うなり彼が言った、と、ある一冊の本を読み始めた。
現代。
凛子は歩きながら兄と電話していた。
俳優か、モデルかと、周囲が騒がしい。
迎えに来てくれないのかと、電話してきた兄に文句を言う凛子は、歩いている途中で男性にぶつかってしまう。
凛子は謝るが、その男性は凛子の手を掴み、彼女を引き止める。
やっと見つけた、とノアそっくりの男性はとても嬉しそうに微笑むのだった。
漫画「彼女が公爵邸に行った理由」外伝11話・最終話の感想
レリアナは、神聖国まで家出していましたね。ヒーカーのところなら安心して過ごせますし。
人嫌いのヒーカーですが、レリアナとその子供には愛情があるようですね。血はつながっていませんが、孫の誕生を楽しみにいました。ぶっきらぼうだけど優しいおじいちゃんです。
神聖国でゆっくり過ごせるかと思いきや、ノア達が神殿内に侵入してきました。さすがの行動力ですね。とりあえず今回の家出で、謎の飲み物を回避できるようにはなりました。
また、ノアはレリアナを魂ごと溺愛しているので、地球でも彼女を見つけ出しました。本編最終話で、今度はノアがレリアナを捜しにいくと決意していました。それを有言実行したのですね。
小説版では、現代版のノアは外資系金融会社の社長・九条奏という人物でした。漫画はこの回で終わりでしたが、現代の方は小説版の方で2人の恋愛がしっかり書かれていました。興味のある方は是非読んでみてください。
2年ほど追っていた漫画もとうとう最終回かと思うと、なんだかしんみりしますね。ノアとレリアナのやり取りが面白く、絵も素敵だし、大好きな漫画でした。面白いマンガでに出会えて良かったです。
小説版の外伝をまとめました
それではここまで読んで下さってありがとうございました