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無料漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」82話のネタバレ
ジェニットはパターソン子爵に、イゼキエルや公爵とは本当の家族でないから距離があるようだ、突然ひとりぼっちになったような孤独を感じると相談した。
お姫様と陛下に事実を打ち明けたならと言い、楽観的すぎるかと彼に尋ねると、彼は、無条件の愛と信頼について考え始めた。
アナスタシウスは、魔力のない皇后から生まれた。
皇后は、皇帝が私生児であるクロードを皇宮に入れたのが気に食わず、物に当たる等ひどく取り乱していた。
そして幼いアナスタシウスに、母を愛しているでしょう、必ず皇帝になるのだ、と迫った。
感傷や同情で動いた結果どうなったか、また同じことを繰り返そうとしているのかと自分を見つめるアナスタシウス。
突然黙ったパターソン子爵にキョトンとするジェニット。
彼は、血は水よりも濃いというから、陛下と姫様に真実を話してもいいのではと微笑む。
ジェニットは、この前と意見が変わったことに、子供扱いされて適当に返事されたのではないか、と思いつつ、なんだかひっかかる。
限りない愛と信頼を分かち合える家族がいれば本当に幸せでしょうねと微笑むパターソン子爵は、ジェニットには人が変わったように見えた。
パターソン子爵が、自分もそのような家族がいたらと言うので、アルフィアス公爵邸にずっといるのも、何か事情があるのかと考えるジェニット。
そこで帰り際に、自分でよければ力になると申し出る。
その言葉に固まった彼は、無意識でジェニットの頭に触れ、その手をじっと見つめるのだった。
後日、皇宮にて、アタナシア、クロード、ジェニットは庭園でお茶会をしていた。
日差しが強かったので、室内に戻ることになった。
その際、アタナシアの三つ編みがティーポットに当たり、彼女の足元に落ちそうになった。
それを咄嗟に素手で掴んだクロードは、火傷してしまう。
アタナシアは慌てて、ルーカスを呼ぶように指示。
ただでさえ体の調子も良くないのにどうしてと取り乱すアタナシア。
ジェニットは、調子が悪いと聞き心配になったのだが、言葉をかける前に、アタナシアに帰るように促された。
ルーカスがやってきて、アタナシアは説明する。
輪に入れず、3人の姿を寂しく見つめるジェニット。
彼女は侍女に案内され、帰ることに。
ルーカスは、ジェニットの後ろ姿を見て、前からあのような雰囲気だったかと少し引っかかるのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」82話の感想
ジェニットに限りない愛と信頼を与えることができるのは、アナスタシウスだけなのですが、幼少の頃のトラウマのせいで、そうすることができませんでした。
本能ではジェニットを愛したいようなのに、利用することにしたようです。でも彼女をボロボロにしながらも利用して皇帝の座を手に入れたところで、一体彼に何が残るのでしょう。
アナスタシウスがそのように振る舞ったことで、ジェニットは、唯一安心して相談できる相手を失うのでは。
おまけに皇宮で見たのは、自分が入る隙間もない、クロードとアタナシアの家族愛。公爵邸で孤独を感じ、皇宮でも孤独を感じ、パターソンの拠り所もなくなったジェニットを少し気の毒に思います。
ルーカスはジェニットの異変に気づいたようです。ルーカスが気づくとしたら、心境の変化ではなく、前回のジェニットから漂う黒いモヤのことなのでしょうね。ジェニットの感情で、彼女に施された黒魔法が変化しているのかもしれません。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに