漫画アプリ・ピッコマ、comicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO
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漫画「皇帝の一人娘」209話のネタバレ
オロオロするジェノに、親子喧嘩だと濁すペルデルは、秋星と冬月に南部戦線を任せたいから騎士団を動かしてほしいと言う。
ジェノが、北にいった軍を引き戻すのがどうかと言うと、ペルデルは、この座は人が気づかないことまで考えなければならない仕事だが、誰にも理解してもらえないかもしれないと話す。
それでも未来のために、誰かがやらなければならないことだと思うペルデル。
これまでのアグリジェントは、急激な変化を遂げてきたが、今後もさらに変化し続けなければならない。
ペルデルはジェノを後任にする。
カイテルがどう結論をくだそうとも、今回のことは自分の責任だと思うペルデルは、もともと宰相を退くつもりだった。
だがアグリジェントは、ペルデルが作った政策で皆が生活しているので、自分の引退が本当の意味での引退になるかはわからなかった。
ペルデルなしのこの国は、将来混乱するかもしれない。
ペルデルのところにシルビアがやってきた。
シルビアは、帰国して2カ月も自宅に戻れなかったペルデルのために、食事をもってきたのだ。
さらにペルデルの顔をみて、何か悩んでいるようだと言う。
シルビアだけはペルデルのことを理解してくれるので、ペルデルは温かい気持ちになる。
何があったのかと彼女に訊かれ、もしかしたら爵位がなくなってしまうかもしれないと、ペルデルが打ち明けると、シルビアは、そうしなければならない理由があったのでしょうと優しく微笑む。
確かにまた同じ状況になったら、同じ選択をするだろうと考えるペルデル。
シルビアが、ペルデルを労わるように抱きしめてくれるので、ペルデルは彼女への愛で満ち溢れた。
シルビアは、ペルデルの苦悩を誰よりもわかっていた。
そして、彼が作ってくれたこの国は想像以上に平和なので、もう宰相の席から離れていいのではと思っていたのだ。
これからはゆっくり休んでください、ありがとうペルデル、と言うシルビアの言葉に、ペルデルは、今までの頑張りはこの言葉が聞きたかったからだと気づく。
私たちの子供にはよりよい世界をという、幼い頃の彼女との約束。
彼女にそう頼まれたとき、全てを捧げてでも叶えたいと思ったのだ。
一方、リアは使臣を迎えるために、彼女の美貌がひきたつよう、美しく着飾ってもらった。
現在、リアの護衛騎士であるアシシは戦場にいるため、代わりの護衛として、ヴァルがやってきた。
きちんと挨拶して入ってきたヴァルだが、すぐにリアとヴァルはいつも通りの気さくな関係に戻るのだった。
漫画「皇帝の一人娘」209話の感想
ペルデルは、シルビアとの約束を守るために、1人でずっと頑張ってきたのですね。それがようやく実を結び、シルビアの言葉によって終えることになりました。
カイテルに巻き込まれ、シオルンに利用され、息子に失望され、おまけにこれまで皆が当たり前のようにペルデルの能力にすがる日々が続いていました。そんな彼の苦悩を理解してくれるのは妻のシルビアだけです。
たった1人でも、彼の理解者がいてよかったですね。いるといないとでは大違いです。
ペルデルとシルビアが、幼い頃にした約束ですが、きちんと守り抜いたペルデルも、彼を信じ続けたシルビアもすごいですね。良い夫婦です。
また、久々にリアが登場しましたね。シリアスなシーンが続く中、彼女はいつも通りだったので、なんだかホッとします。
アシシの代わりに、護衛騎士としてヴァルがやってきましたが、彼なら余計な気を使わずに済むので、リアは嬉しいでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに