漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」78話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」78話のネタバレ

セザールが出征して数日後、会議中に皇帝が倒れて大騒ぎになった。

原作では、セザールが南部戦争から戻ってきて1年後に、皇帝が病に倒れ、凱旋式がなかったのも皇帝の病気のせいだった、それがちょうど今頃だと思い出すカナリア。

長らく具合が悪かったという噂もあり、皇后は知っていたのだろう。

よりによってセザールがいないときに体調を崩されるなんて、そうなると国政の半分は皇后がやることになる。

もしかして皇帝の体調が悪化するのを見越して、セザールの出征を急かしたのだろうかと考える。

だが今はリカルドの報告を待つしかない。

すると、セザールの母であるリリア皇妃がやってきた。

皇妃は、セザールのせいでカナリアが辛い思いをしているのではないかと気になって、顔を見に来てくれたそうだ。

皇宮の生活から逃げたいと思う気持ちも理解できると。

カナリアは、皇室の生活が楽なことはないが、自分で選んだことだから辛くはないと微笑む。

皇妃は、そう言ってくれるならよかった、二人が幸せになってくれると嬉しいと言い、帰った。

他人のことまで気にかけてくれる皇妃について、セザールが皇室に似合わないと言ったのがよくわかる。

巻き込まないために敢えて皇妃を遠ざけていたセザールだが、全てが終わったら、正常な親子関係にもどるのではないかと期待するカナリア。

するとエブゲニアから呼び出される。

エブゲニアの所を訪れたカナリア。

エブゲニアは、皇子宮の管理を任されたそうだなとカナリアを褒め、皇子宮の帳簿を偽造し、リリア皇妃に横領の罪を着せろと命じる。

驚くカナリアは、誰が信じてくれるだろうか、質素だと呼ばれている皇妃が、いくらなんでも実の息子の宮を横領するのはおかしいのではと、なんとか断ろうとする。

エブゲニアは、人々が信じるかどうかは問題ではない、だれもあの女に興味はないと言う。

カナリアは、それでも夫の実母だから戻ってきたときに問題になると言い訳すると、そんなことは起きないと言うエブゲニア。

セザールが戻ってこないという意味なのかと、カナリアはぎゅっと手を握り締める。

エブゲニアは、ずる賢いように見えて本来は優しいカナリアが、濡れ衣を着せる命令に驚いているのだろうと考える。

だがどうやら自分と皇子の間で秤にかけているように感じ、これで試すことにし、つべこべ言わず指示に従うようにと命じる。

エブゲニアの部屋から帰るカナリアは、罪のない人に罪を着せることなどできない、だが自分がしなくてもエブゲニアは手をまわすだろうと考え、ストレスのあまりふらつく。

一体どうすればいいのかとしゃがみ込む彼女を見たオスカーは、大丈夫ですかと手を差し出すが、カナリアは咄嗟にその手を払う。

そうして去っていく彼女。少し悲し気な表情を浮かべるオスカー。

皇子宮に戻ったカナリアは、いずれ皇后が疑うことはわかっていたのだしと、心を決め、執務室を燃やし始めるのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」78話の感想

やはりファーンハム家は、皇帝が執務できなくなるのを見越して、邪魔なセザールを追い払い、皇室の実権を握ろうと企んでいたようですね。

セザールはガリアに行っている場合ではないです。もともと最強のセザールがガリアで苦戦するとも考えられず、ただ厄介払いしただけなのでしょうね。

セザールがいないことをいいことに、エブゲニアはとんでもない命令を下します。この指示に従わなかったら、カナリアはどうなってしまうのでしょうか。

幸い、皇位継承権をもつノアは、兄弟間で争うことを嫌っているし、姉のように慕っていたカナリアに危害を加えることを許可しないでしょう。問題は、ノアの力が弱すぎることです。

ノアがいくら騒いでも、エブゲニアとジェラルドに押し切られてしまいそう。キーとなりそうなのはオスカーですが、カナリアに拒絶されて傷ついているようだったので、ジェラルドよりはカナリアに協力してくれるかもしれません。

とりあえずカナリアは、時間稼ぎで執務室を燃やすという荒業にでましたね。これでうまくエブゲニアを躱せるといいのですが・・・


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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