漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」79話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」79話のネタバレ

カナリアの放った火によって、執務室は勢いよく燃えた。

もう少し待てばブレア卿が助けに来てくれるが、それまでの間に、自分のミスで出火したと思わせるために、火傷でもして工作しなければならない。

凄まじい炎に気が引けるカナリア。

すると何故かオスカーが助けに来た。

カナリアは、まだ火傷していない上、思いがけない人物の登場に戸惑う。

こうなったら気絶したフリをしようと、その場に倒れるのだった。

保護されたカナリアは、計画より軽い火傷で済んだ。

オスカーは何故来たのか、怪我はしていないか気になる彼女。

皇子宮の執務室はほとんど燃えてしまったので、帳簿が復活するまでは、皇妃に横領の罪を着せることはできないだろう。

だがこれもいつまで時間を稼げるかわからないので、早くセザールに帰ってきてほしいと思う。

ガリアに進行中の帝国軍の拠点では、セザールが極秘で送った伝令からの報告書を読んでいた。

ガリアの状況は、とても皇室軍が必要には思えなかった。

すると外が騒がしくなったので、セザールが見に行く。

そこには、セザールの友人だと言うも信じてもらえず、捕らえられているリカルドと、尋問しているミラーの姿があった。

リカルドを部屋の中に入れ話を聞くと、カナリアに頼まれて、ガリア事件の裏にファーンハム家が関わっていないか調べたのだと話す。

家門を裏切れないのではと指摘するセザールに、友人が窮地に陥るかもしれないのに見過ごせないと、リカルドは言う。

そして今すぐガリアへの進軍をやめ、皇宮に戻らなければならない、これはカナリア妃の予想通り、皇后とジェラルドが仕組んだ罠だと、セザールに訴える。

リカルドは、直系に忠実な者達を使い、ジェラルドが秘密裏に連絡を取り合っているものを調べたのそうだ。

そしてその相手は、死んだはずのガリア辺境伯・スチュワート公なのだそうだ。

ファーンハム家と手を組み、死んだふりをしていたのだと。

見間違いではないのかというセザールに、遺体などいくらでも偽装できる、父はスチュワート公と親しくしていたから顔はよくわかると言うリカルド。

さらに陛下が持病で倒れた、この機会に皇后が皇居を掌握するつもりだと説明する。

セザールは、カナリアが危険をおかしてでも皇后を押さえようとすると察し、カナリアを守るために、皇宮へと急ぎ戻るのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」79話の感想

やはりエブゲニアたちは、邪魔なセザールを追い払って、皇宮を乗っ取るつもりでしたね。

セザール達は引き返しましたが、数日かけての移動で中間地点なので、セザールはカナリアの危機に間に合うでしょうか。

カナリアは火事については何故かオスカーに救出されていましたね。

おそらくですが、オスカーはカナリアがセザール側だとわかっているのでしょう。不審な動きが多いですからね。蹴落としの酷いこれまでの皇室の争いを変えてくれそうなセザールとノア。その影で動くカナリアを失うわけにはいかないのでは。

オスカーは、ジェラルドに仕えていますが、これまでと同じような権力争いでしかない皇室を望んでいないと思います。まだ彼の素性がハッキリしないですが、少なくとも、ある程度カナリアの立ち位置を知っていて、悪感情は持っていないのでは。

むしろこれまでと同じ皇室の在り方になってしまっている、ジェラルドたちの考えに今一つついていけないのではと思います。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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