漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」77話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」77話のネタバレ

出征式が終わり、セザールはガリア半島に向かった。

カナリアは、やるべきことやらなければと、1通の手紙をランカスター小公爵に早く届けてほしいと、侍女のアニーに頼む。

カナリアに呼び出されたグレイシーは、セザールがまた戦場に行ってしまったからカナリアが気落ちしているのではと心配していたが、そのような心配は無用だった。

しばらく連絡がなかったから心配したというグレイシーに、方針が決まってなかっただけ、元の元気な自分にもどったから大丈夫だと、カナリアは慌てて説明する。

グレイシーは、手紙に書かれていた件を対処したと言い、拘束されたリカルドを連れてきた。

探して欲しいと言う意味であって、拉致しろとは言っていないと慌てるカナリアは、リカルドの目隠しを外す。

久々に再会する二人。

カナリアは、今回セザールがガリアに出征になった背景は、ファーンハム家が関わっているのではないか、ガリア事件そのものが怪しいと、リカルドに説明する。

原作には無い展開だから、誰かが介入したに違いないと考えたのだ。

タメ口のリカルドに、無礼だと剣を突きつけるイーサン。

カナリアは、許可していることだからとイーサンに剣を下げさせ、勝手に連れてきたことも、家門を疑ってばかりなことも含めてリカルドに謝る。

それでも頼れる人はあなたしかいなかった、ファーンハム家が何を企んでいるのか調べてくれないかと、カナリアはリカルドにお願いする。

リカルドは微笑み、友人の頼みならば力になると言う。

感動するカナリア。

するとグレイシーが、あなたはまだファーンハム家爵位継承順位1位ではないか、それなのに家が傾くかもしれないにも関わらず、手伝うのかと指摘する。

リカルドは、爵位を継ぐ気はないし、皇子妃殿下の話を聞いて自分の家門を変えたいと思うようになった、だからこれ以上家門の過ちを傍観する気はないと話す。

カナリアが話した通りに、責任をとるつもりなのだと微笑む。

カナリアも微笑み、やはり町でリカルドに会ったのは大切な縁だったのだと実感する。

あなたが爵位を奪えばいいのではというグレイシーに、そんなに簡単なことではないと困惑するリカルド。

そんなやり取りを見ていたカナリアは、グレイシーがランカスター公爵になって、リカルドがファーンハム侯爵になって、セザールの力になってくれれば、とても頼もしいなと思う。

会議が終わり夜中になったが、皇子宮の管理も任されているカナリアは、まだ仕事を続けた。

皇后になればこの10倍は頑張らねばならないから、練習だと思い励むが、当たり前のように皇后になるつもりだった自分に赤面する。

ゆったり暮らすつもりだったが、全てをこなせる気がするのは愛の力だろうかと、セザールとの一夜を思い出し、恥ずかしがる。

そうしてセザールに会いたくなるカナリアなのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」77話の感想

ここ最近、緊迫したりギスギスしている話が続いていたので、久々にほっこりするエピソードで良かったです。

リカルドはカナリア達の真の友人ですね。もちろん、グレイシーやセザールの側近もそうですが。

71話では、中立でいたいと言っていたリカルドですが、カナリアの必死なお願いに決断してくれました。これは頼もしいですね。

ファーンハム家嫡男なので、リカルドの動きを止められるものもそうそういないでしょう。ただジェラルドは冷酷なので、気づかれて暗殺されないように気をつけなければいけないですね。

カナリアが思った通り、グレイシーがランカスター公爵に、リカルドがファーンハム侯爵になれば、とても心強いでしょう。セザールが皇帝となり、カナリアは皇后に。この物語の結末は、そこに行き着くのかもしれません。

さてリカルドにお願いしたカナリア達ですが、ファーンハム家には一体どんな隠し事があるのか、すぐわかるでしょうか。相手より先に動けるように、情報が早く欲しいですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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