漫画「アデライド」48話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アデルはルトビッヒやエリアスと一緒に食事に行くと言って、ルイを放置する。追いかけてダイニングホールまで行くルイだが、誰もおらずルイ一人分の食事のみ用意されていた。

アデル達はボルボン家関係者しか入れない西館に行っており、ごねるルイは料理をぶちまけ、聖女らしい言動をするようにとノエルに注意された上、離れに戻される。

そこまでエリアスにこだわる必要もないので、いい加減ここから出ようかと思うルイだが、自分が流した噂のせいでそれもできない。困り果てるルイに、アンナは毒殺するのはどうかと持ちかける。

邪魔な兄たちを消すためだったが、ついでにアデルも消してしまえば、ルイが侯爵夫人となり、自分が彼の妾になれるだろうとの算段だ。

さすがに毒は気が進まないルイだったが、念の為用意してはどうかと言われ、マリを呼び出し頼んだ。

マリはアデルに報告しに行く。報告を受けたアデルは、前回はアンナを通して毒を頼んだのに、今回は直接ルイがマリに頼んだことがひっかかりながらも、マリに毒の花ロハを用意するよう指示するのだった。

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漫画「アデライド」48話のネタバレ

アデルは、ルイには毒の成分が含まれていない花の方を、自分には含まれている根の方を持ってくるよう、マリに頼む。

そして、ルイが毒を使うときはおそらく本館に入れるマリに頼むと思うので、そのときは報告してほしいと言う。

最善を尽くしご恩をお返ししますと答えるマリ。

アデルはありがとう、自分もいつかお返しするからと言い、ほんのお礼だと金品を渡した。

ルイを離れに追いやったのは、よからぬことを企てそうだったからなんだけど、予想が的中しすぎて驚いたと呟くアデル。

それを聞いたマリは、アデルはその明るく可愛らしい外見とは違い、なんでもお見通しの恐ろしいお方なのだと実感し、絶対に逆らわないようにしようと思うのだった。

そして後日、ルイは大司教のもとを訪れていた。

エリアス公爵の婚約者が自分を粗末に扱うので、正式に聖女になったのだから神殿から私を丁重に扱うよう公爵に抗議するべきではと、ギャンギャンと吠えていた。

大司教は、神殿はそのようなことはできない、我々にできるのはこれまで聖女様を保護してくださったことへの感謝の言葉のみだと答える。

本当は神のお告げなんてなかったと私がばらしてもいいのよと、ルイが大司教を脅すが、大司教は、そのときは私だけでなくあなたも処刑されるだろう、どうぞご勝手にと言う。

それに聖職者として良心が痛み、私が先に自白するかもしれませんがと、ルイは言い返されてしまう。

そんなことより、検証のときに話した、聖女としての義務を果たしていただくために、神殿が運営する保育園での奉仕活動を行うこと、毎週開かれる礼拝と、新生児の誕生を祝福する儀式もやってもらうので、お忘れなくと話す大司教。

奉仕活動なんてしたくないルイは青ざめる。

これでは自分の計画が狂ってしまうと。

数日後、マリはロハの花を用意した。

きれいだというリタに、これは毒だから絶対誰にも触らせないように厳重に保管するようアデルは指示する。

そしてこの毒の花は、聖女がマリにとってこさせたもので、根に毒があるから、間違っても口にいれないようにと説明する。

リタは、婚約したばかりのアデルにトラブルが続くので、彼女を心配する。

どんな利益にもリスクが伴うものだとアデルは言う。

しかしルイは本当にあの花を使うつもりなのだろうか、同じ日本人として少しは同情していたのに残念である。

それにアンナというメイドは、ぼーっとしていたかと思えば、急に敵意を丸出しにしたり、エリアスに好意を持っているようで、なかなか油断ならない人物のようだと考える。

あれこれ考えるアデルだが、気を取り直してデートに行くかと、急に立ち上がった。

今の私は、誰よりも幸せに見える必要があるから、大嫌いな黄色いドレスを持って来てほしいと、リタに頼む。

そうして、めかしこんだアデルは、彼女を待つエリアスのもとへ向かう。

アデルの姿を見て胸がときめくエリアスは、彼女が手を差し出しても取るのを忘れるほど、彼女に見惚れていた。

手を取っていただけないんですかと甘えるアデルを見たエリアスは、つい見惚れてしまっていた、久しぶりにあなたらしい姿を見ることができ、嬉しいと話す。

アデルは一瞬キョトンとするが、そうだ背筋を伸ばし立ち向かうのがアデライドだよねと気づき、ルイという悪魔から白馬に乗ったエリアスを助け、甘い人生を送らなきゃと微笑む。

アデルとエリアスが外に出ると、とても豪華な馬車が待機していた。

婚約記念に用意したという馬車は、座り心地もふかふかで、未来のエリアス公爵夫人専用の馬車なのだと、エリアスが説明する。

もともと公爵家の馬車はどれも立派なのだが、これは本当に乗り心地が最高だとアデルが喜ぶと、魔法で強化してあるから衝撃に非常に強く安心して乗っていただけると彼は話す。

数少ない魔法使いを雇ったのかと驚くアデルに、婚約祝いとのことで皇太子が力を貸してくれたのだという。

あまりの贅沢ぶりに気が引けるアデルだが、アデルがしてくれていることに比べれば大したこと無い、アデルに出会え本当に幸せなのだとエリアスは話す。

公爵様が自分のことをどう思っているかはまだよくわからないけど、感謝の気持は伝わってきましたと、アデルはウィンクする。

そして公爵様の気持ちを早く知るために、もっと距離を縮めた方が良いと提案する彼女。

エリアスは頷き、二人はキスをするのだった。

漫画「アデライド」48話の感想

ルイ達を確実に罪に問うために、敢えて泳がしたアデル。さすが策士ですね。ルイが毒の花を用意したということで、手持ちのカードが増えました。

マリはそんなアデルを、逆らわないようにしようと怖れます。アデルは報酬はきちんと払っているので、味方でいる分にはとても心強いですよね。

ついにルイはロハの花を手にするわけですが、どうするのでしょうか。また、彼女は聖女としての義務を全く果たす気がなく、これには大司教も呆れてましたね。

思い通りにならなければすぐ相手を脅すルイ。ですがもうそんなものは効かなくなってきました。むしろ巡り巡って自分に返ってきています。

一方アデルは常に前向きで、ウジウジしたり相手を憎んだりしない。誰かを利用するのではなく、対等であろうとするので、うまくことが進むのでしょうね。

そしてそんなアデルに惚れ込んでいるエリアス。贅を尽くし、彼女に貴重な馬車をプレゼントしました。未来の公爵夫人専用の馬車ですと言って、結婚する気満々ですね。

今は彼女に対する気持ちを贈り物で表現していますが、アデルが欲しいのは確実な言葉なのでしょうね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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