ピッコマで配信している、アクション&転生&ファンタジーの漫画「帰還者の魔法は特別です」
原作 Usonan ( 귀환자의 마법은 특별해야 합니다 )、漫画 Wookjakga 。
──人類を襲った最悪の災害・影の迷宮にて、最後まで生き残った6人のうちの1人デジール・アルマン。ラスボスの討伐に失敗し、人類は滅亡。死んだはずの彼は何故か13年前に転生した──
毎週木曜日に最新話が更新されます。
漫画「帰還者の魔法は特別です」2話のネタバレ
死んだはずの自分が若返っている!?
驚いたデジールのいる所は、ヘブリオン学園の志願者でごった返していた。
教授として挨拶に現れたのは、ブリジットというセクシーな女性。
彼女は、遥々志願にきてもらったのに悪いが、全員を受け入れることはできないので、伝統に則り入学試験を行い、上位600名のみ合格にすると話す。
試験内容は…ブリジットと同時にデジールの口がついて出る、影の世界をクリアすること。
これで彼は確信した、この世界は過去の世界だということに。
ブリジットの説明は続き、影の世界といえども試験用に作られたものなので怖れる必要はない、詳しいことは各人につくメンターに聞くようにとのこと。
3613年、第172回の入学試験は2時間後に行われるとブリジットは言い、挨拶を終えた。
ショックのあまり、吐き気を抑えその場を離れようとするデジール。
大陸一の魔法学園・ヘブリオン学園の入学式。デジールはもう10年も前に卒業していたはずだった。
3613年・・・・影の世界が始まったのは3616年。その後10年間、影の迷宮に閉じ込められていたので、世界が滅びたのは3626年。
・・・13年前に戻ってきてしまった。
それはつまり、あの地獄のような10年間は、数えきれない犠牲、努力は、何一つ報われることもないまま、なかったことにされてしまったのだ。
皆がブリジットの挨拶に拍手する中、デジールは胸を抑え、悔し涙を流していたのだった。
デジールはこれは夢ではないと考えていた。全て鮮明に覚えていると。
そこへ、集合場所に来ないデジールを探していた女学生が現れ、彼を怒った。
赤いボブヘアのその娘は、ラドリア・フォン・ドリチェという名前の2年生。彼女が今回の彼のメンターだった。
その名前に聞き覚えがあるデジール。
ラドリアは火属性魔法でランク6に到達した天才魔法使いであり、ヘブリオン学園で常にランキング1位の優秀な生徒だった。
彼女をじっと見すぎて、どうしたのか聞かれてしまうデジール。緊張して、と誤魔化す。
ラドリアは笑うと、緊張する必要はない、入試用の影の世界は本物に比べたら大したこと無いのだという。
ただ影の世界で戦えるかをチェックするだけなのだそうだ。
彼のファイルを見ていたラドリアは、デジールが平民であることに気づく。
入学には問題ないのだが、合格してもまともな教育を受けることができないベータクラスになってしまうのだそうだ。
これは学園内にある差別で、貴族はアルファクラス、平民はベータクラスに分けられる。いくら才能があっても平民だというだけで差別されてしまう。
ラドリアは、影の世界が何か知っているか、ちゃんと理解しているのか確認する。
影の世界とは、人類が直面した最も危険な災害であり、一種のパラレルワールドである。1年周期で発生し、数、種類、世界観は様々だ。
簡単にクリアできるものもあれば、信じがたいほどの災いが待ち受けていることもある。
その世界観とは、過去の歴史や事件を背景にしたもので、魔法協会は歴史に照らし合わせ、危険度別に10等級に分けた。
等級があがるほど難易度は高い。
そして影の世界の致命的な問題は、絶えず世界を侵食し、侵食された土地は黒い霧で覆われてしまう。
霧の中がどうなっているのかは知る術はないが、侵食された土地ではいかなる生命体も生きることができないのだ。
そう、これがまさに、影の世界をクリアしなければならない理由なのである。
漫画「帰還者の魔法は特別です」2話の感想
影の世界の詳しい説明がありましたね。
歴史を背景にした世界が1年周期で現れ、攻略に失敗するとその土地は侵食され、何者も生きることのできない場所になってしまう。
しかも絶えず侵食するので、早急にクリアする必要があるようですね。
出入りができないようなので、過去のデジールは世界を救うためになんと10年間も影の迷宮に続けたました。
ナポールがいた最悪の影の世界・影の迷宮。なんと転生してから3年後には出現するのです。
その影の迷宮を確実にクリアするために、過去以上の最強のメンバーを集め、実力をつける必要があります。
人類滅亡という最悪のシナリオを避けるべく、この3年間でいかにデジールが対策を練れるかがカギですね。
第一歩は入試に受かること。転生後ならではの知恵で乗り切ってほしいですね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに