漫画「偶然助けただけなので、責任は取りません」1~2話のあらすじと感想

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「偶然助けただけなので、責任は取りません」原題・어쩌다 구원했지만, 책임은 안 집니다、絵・nisyu、脚色・Bonnet、原作・haeng

1~3話までピッコマで一気読みできます。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

漫画「偶然助けただけなので、責任は取りません」1~2話のあらすじ

東帝国最高位のエクジャー公爵家は、血筋が怪しいという理由により、自分たちの手で末っ子の公女を追い出した。

だが、後にその決定を覆して公女の行方を捜したが、公女の死に繋がる情報しか得られなかった。

そうして十数年経ったある日、エクジャー公女だと名乗る女性がやってきたので、エクジャー家は謝罪し、公女として受け入れた。

公女はあらゆる贅沢をしつつも、周りに善行を施していたので、美しい容姿も相まって、人々の羨望の的となった。

しかし、エクジャー家の本物の公女であり、ロクゼ神聖王国のスパイであるフェリアンが、偽者公女の偽りを暴いた。

本物の公女フェリアンは、エクジャー家を追い出されて死にかけていた頃に、聖国のモーマン陛下に引き取られ、スパイとして育てられた。

偽者公女が現れると、エクジャー家に潜入して公女の正体を明らかにすること、西帝国との縁談を破談にすることを、モーマンに命じられた。

どちらの任務も果たしたので、エクジャー家での身元を整理して聖国に戻るはずだったが、次期後継者だったエクジャー家の長男レリオンが、死んだ妹の代役をしろと言うのだった。

エクジャー家はドラゴンの血を受け継ぐ血統として、魔力の代わりに自在に操ることができる鋭気という剣気と、直系であれば必ず黒髪を持って生まれるのだが、26年前にエクジャー家に生まれた3人目の子供は、茶髪だった。

誰もが公爵夫人の不倫を疑ったが、公爵夫人が堂々としていたため、公爵は妻を信じ、茶髪で鋭気が使えない子供を我が子として認めた。

公爵夫人を追及すべきだと言っていた家臣ちは口をつぐんだが、公爵夫人と公女が里帰り中に襲撃され、公爵夫人と数十人の精鋭騎士と使用人らが皆殺しにされる事エクジャー公爵夫人暗殺事件が起きたせいで、公爵家は混乱に陥った。

東帝国と西帝国が真相を探ったが手がかりはつかめなかった。

公女は、土遊びをしているうちに土魔法が使えることに気づき、土で母の人形を作って父に見せにいったが、そこには実の父を名乗る男が来ていた。

エクジャーの直系は魔法を使うことができないため、公女の養育権はその男に渡されることになってしまった。

その男はやはり実父ではなかったが、公女は、公爵が男に譲った魔物研究用の塔に幽閉されることになった。

孤独になってしまったのは、土人形がうまくできないせいだと思った公女は、また家族に愛してもらうために、家族そっくりの土人形を作り続けた。

一生そのままかと思ったが、ロクゼ神聖王国の聖王モーマン・ロクゼが助けに来て、公女の母になってくれた。

以降、フェリアンはモーマン・ロクゼ陛下のためだけに生きると決意し、今回の任務も引き受けたのだった。

任務前、どうやって公爵城に潜入しようかと考えていると、薬を盛られて拉致された。

フェリアンは、土のように体に吸収した成分をろ過することができるので、すぐに解毒はされたのだが、犯人を知るために敢えて眠ったフリをした。

そうしてわかった相手は、父だったレッサー・エクジャーなのだった。

漫画「偶然助けただけなので、責任は取りません」1~2話の感想

本人には何の責任もない、生まれ持った特徴のせいで、家族に捨てられてしまった主人公の話ですね。

家族は、彼女を可愛がってはいたようですが、夫人が殺されたことにより、感情の逃げ場が無くなって、幼い家族のことまで気がまわらなくなってしまったのでしょうか。

あとで捜しまわったようですが、かなりの月日が経っていたようなので、モーマン・ロクゼが来たと知ったからでしょうね。何か知られると不都合なことがあったのでは。

その後も、偽者公女に夢中になって、本物と見分けがつかなかったり、当のフェリアンとしては、どんどん家族に失望する展開になるようです。

ニセモノ皇女の居場所はない』も、主人公が実の家族の愛情を得られないという内容ですが、あちらは幽閉まではしなかったですし、養父とも関係を修復して不憫な生活はしていなかったので、エクジャー家よりはマシかなと思います。

しかし、何故フェリアンに直系の特徴がでなかったのか不思議ですね。直系の特徴を凌駕するほど、フェリアンか母親の能力が強かったのでしょうか。

まだフェリアンの魔法能力しか詳しく描かれてませんが、衣装までも本物そっくりの人形を作ったり、毒が一切効かなかったり、かなりのことができます。他の人の魔法レベルがわからずとも、これだけのことができるのは、帝国に何人もいないのではないでしょうか。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください