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漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「お姉様、今世では私が王妃よ」原作:Lefaljinf、漫画:Themis、原題:언니, 이번 생엔 내가 왕비야
恋愛ファンタジー漫画です。1~4話まで一気読みでき、5話以降は毎日1話ずつ無料で読めます。
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漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」59話のあらすじ(ネタバレ有り)
アルフォンソのもとに、ラリエサ大公女から毎日手紙が届く。
その封筒が緑色だったことから、アルフォンソは、美しい緑色の瞳をしたアリアドネを想い浮かべ、このままずっと恋しがるだけなのだろうと落ち込んでいた。
その頃、パドゥア音楽大学の合否の結果を聞いてきてほしいと、アラベラはアリアドネに頼んだ。
アリアドネは、これまで一緒に色々してきたのだから、アリではなく姉と呼んでほしいと言い、合否を聞きに出かける。
アラベラは、アリアドネを姉と呼ぶのが気恥ずかしかったのだが、音楽学校に合格していたら、アリアドネをお姉様と呼ぼうと考える。
アリアドネにお礼がしたくなったアラベラは、アリアドネが以前、金属製のフック(ブラホック54話)をとても大事にしていたのを思い出し、イザベラの部屋にあった同じもの(37話のつけ毛)をプレゼントしようと考えた。
そこで、イザベラが部屋を出た隙に中を物色し、フックのついたつけ毛を見つける。
だがイザベラに見つかり、慌てて逃げる。
イザベラは、デビュタントでドレスの胸部が裂けるよう細工した事件(27話)の証拠を、アリアドネに命じられて探っているのだと勘違いし、必死に追いかける。
階段の降り口間際で掴みあいになり、苛立ったイザベラは、お前なんて生まれなければ良かったと怒鳴る。
アラベラはショックを受け、自分が必要な時だけ姉ぶるが、普段はお荷物扱いしかしないくせにと叫び、本当の姉はアリアドネの方が良かったと言う。
イザベラは、思わず手を振り上げたが、そのせいでアラベラは階段から落ちる。
イザベラが咄嗟に手を伸ばしたので、アラベラは、本当は私を心配してくれるのかと期待したが、イザベラが掴もうとしたのはつけ毛であり、アラベラはそのまま階下に落ちるのだった。
漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」59話の感想
今回は、辛いエピソードでしたね。
まずはアルフォンソが、思い込みが激しすぎる大公女のラブレター攻撃で、お疲れ気味でした。
アルフォンソは風呂上がりの半裸だったので、サービスシーン?だったのでしょうけど、前回からの大公女のインパクトが強すぎて、そちらに意識が向きますよね。
アルフォンソは、報われないとわかっているので、余計にアリアドネを恋しく思うのでしょう。虚ろな目になっていたので心配です。
一方、とんでもない悲劇が起きてしまいました。
アラベラは、実の兄姉、両親に愛されずに、邪魔者のように扱われていました。アリアドネよりちょっと待遇が良いだけです。
アリアドネのおかげで、家族の絆は血の繋がりだけではないと理解し、ようやくアリアドネを姉と認めることができました。
でもその気持ちを本人に伝える前に、イザベラともみ合いになって生死が怪しい状態になってしまいました。
48話で、占星術師が「定められた運命を変えるのは難しい」と言っていたので、前世で若くしてペストで死んでしまったアラベラは、今世でも早すぎる死は避けられなかったのでしょうか。
そもそもパドゥア進学は、アラベラの死の運命を変えるために、ペストが流行らない遠くに送ることが目的でした。なので、今回は気絶しただけで、生きていて欲しいのですが、どうなのでしょうか。
51話では、占星術師が、運命を変えることはできても、その過程で誰かが被害にあえば代償を払わなくてはならないので、他人の5倍は善を尽くす必要があると言われていました。
サンチャもアラベラも、アリアドネのおかげで人並みの幸せを手に入れることができましたが、5倍の善には足りなかったでしょうか。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね