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無料漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「義家族に執着されています」作画:seungu、原作:Han Yoon seol、原題:시월드가 내게 집착한다。恋愛ファンタジー漫画です。
毎週月曜に最新話が更新されます。
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※こちらの記事は韓国語版の翻訳をまとめたものになります。翻訳が間違っている場合がありますので、あくまで参考程度にしてください。
漫画「義家族に執着されています」55話のあらすじ(ネタバレ有り)
とある日、いつもより生理痛がひどくなったペレシャティは、ラピレオン傍系女医に診察してもらっていた。
女医は、他の問題もあるかもしれないから、以前からペレシャティを診察しているフィニアスに話してみると言う。
ペレシャティは、ラピレオンの女性たちは生理をどうやって過ごしているのか、発作と重なったらどうするのか、出産はどうするのかと気になった。
特に、セルシアの子供は呪いを引き継がなかったので気になったが、さすがに息子を失ったセルシアに聞くわけにはいかなかった。
その後、ペレシャティ、セルフィウス、テルデオ、フィニアスとお茶をしていると、フィニアスから午前の診察について質問された。
フィニアスに、これまで血の呪いを何度受けたか聞かれ、ペレシャティが3度だと答えると、セルフィウスは、僕以外は誰なのかと問う。
テルデオが自分だと答えると、これは殺人だと、大公妃が目をさまさなかったらどうするのかと、セルフィウスは激高した。
その日以降、セルフィウスは変わり、特にアイレットに大公を近づけないように動いた。
テルデオの方は、テルデオに失望したセルフィウスがもう口を聞いてくれないと思っていたので、怒りの感情でもぶつけてもらえば嬉しいようだった。
ペレシャティは、数ヶ月一緒に過ごしているうちに、無表情のテルデオの感情を読み取れるようになっていた。
その後、テルデオは、古書が見たいペレシャティのために、モルトンに書斎を案内させた。
ペレシャティと共に書斎に入ったレベッカは、大公家の書斎の広さに感激していたが、大公妃が1日休んでくれてよかった、たまには休憩も必要だと微笑んだ。
伯爵家以上の古書の多さにペレシャティも喜び、1冊の本を選ぶ。
すると書斎の一角に、公爵時代からの、歴代のラピレオン家当主の肖像画が飾られているのを見つけた。
一番下にはテルデオ肖像画があり、爵位を継いだ時のようで幼かった。
隣の肖像画はテルデオの父のはずだが、初代大公位を受けたと書かれていた。
初代大公は、グローリアの夫であり、テルデオの祖父のはずだったので、テルデオの父は爵位を受け継がなかったのかもしれないと考える。
その肖像画には何も描かれていなかったのだが、グローリアが裏返したからで、しかも名前も隠されていた。
名前の書かれた見出しには、最初の対空爵位を受ける、大部分の帝国領を修復した、配偶者:マーシャ・イレイン・グローリアと書かれていた。
どの当主も配偶者が二人以上なのだが、モルトンの話では、やはり彼らのそばにいると寿命は長くはなく、子供を生む前にも、出産後にも亡くなることが多いそうだ。
ペレシャティは、相手の家門にどう説明し、秘密を守っているのかと青ざめる。
モルトンは、セルフィウスの父親の肖像画を見せてくれたが、セルシアと同じ赤髪だった。
セルフィウスの髪が黒いのは、母親の遺伝とのこと。
そうして夜遅くまで書斎にこもってしまい、疲れたペレシャティは、ベッドに入ろうとする。
するとベッドには既にテルデオがおり、彼は驚いていたのだった。
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漫画「義家族に執着されています」55話の感想
テルデオがいかにセルフィウスを大事に思っているか、よくわかるエピソードでしたね。もう無視されなければ、それで嬉しいようです。
ペレシャティが言うように、確かに、セルフィウスを見つめるテルデオの表情は、やわらいでいるように見えます。ペレシャティはいつの間にか、テルデオのハンコのような無表情から、感情を読み取れるようになっていました、すごいことです。
さて、今回はおそらく何人か気になっていた、出産等について説明がありました。やはり毒は毒でしたね。
出産時の赤ん坊は母の血まみれになっているので、毒を持たないセルシアの息子はどう生まれてきたのか気になるところ。へその緒が繋がっている間は、ラピレオンの毒が効かないのでしょうか。
何人かは出産まで生きているので、涙や汗等、体液には毒が含まれていないようですね。血のどの成分に呪いが乗っているのかわかりません。本当に呪いのよう。
配偶者は長生きできないので、同じ一族からの嫁、グローリアだけが生き残っています。グローリアと夫との関係はよくないようで、肖像画は裏返しになっているし、名前は消されていました。何があったのやら。
テルデオの父の肖像画はありませんでしたね。テルデオの兄であり、セルフィウスの父の肖像画がありましたが、とても美形でしたね。
そういえばセルフィウスの母親は、珍しくも出産後も生き残った女性でした。今はどうしているのでしょう。セルフィウスを置いて出ていってしまったことはどうかと思いますが、生き延びたかっただけなにかもしれないですね。
あの屋敷で生活していれば、セルシアの夫と子のように(21話)、不慮の事故で死んでしまうかもしれませんし、一族と関係を絶ちたかったのかも。
さて、寝室に戻ったペレシャティですが、何故かベッドが一緒になり、テルデオが驚いています。
ペレシャティが37話で、どうせ一年しかいないからベッドを分けて使おうと提案していましたが、テルデオ的にはまだ遠慮が有り、ベッドに入ってはみたものの、実際にペレシャティと一緒に眠ることに動揺してしまったのでしょうか。
なんだか回を増すごとに、テルデオの不器用さがわかってきて、親しみがわきますね。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね