漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」31話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、クロードにエスコートしてもらい、デビューダンスを踊るアタナシア。自信満々だったわりには、クロードの表情に気をとられ、何度も足を踏んでしまう。

クロードはアタナシアを冷やかしつつ、娘を思う優しい父の姿を周りに見せたため、貴族たちはとても驚く。

その後、同じくデビュタントを迎える少女たちが踊り始める。ジェニットもイゼキエルと踊っているのだろうか、ジェニットがクロードの娘だと主張したら、クロードはどうするのだろうかと、切なくなるアタナシアなのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」31話のネタバレ

アルフィアス公爵の方に視線を戻すと、公爵と話している黒髪の男性と目が合った。

一瞬だがその暗い瞳に奥に、宝石眼のようなきらめきがあることに気づくアタナシア。

すると2曲目のダンスが終わったので、貴族たちの歓声があがった。

次はその年にデビュタントを迎える女の子全員で踊るのだ。

先ほどの男性のほうにまた視線を戻すが、既にその場からいなくなっていた。

まさか宝石眼じゃないよねと不思議に思う彼女。

するとクロードが、全員のダンスに出てみろという。

アタナシアはクロードを見つめると、ふと、今日のような日に一緒にいてくれてありがとう、おかげでパパが言う通り楽しく幸せな一日になると思うと言う。

嘘ではなく心からそう思うのだ。

もしジェニットが現れてもう私のことを娘だと思ってくれなくなっても、クロードは自分の最初の父であり、それがずっと嬉しかったからだ。

このように純粋な気持ちでクロードにお礼を言えるのは今日までなのだろう、これからも私は生き延びるために、皆を騙さなければならない。

何かを察したクロードは茫然とする。

アタナシアが離れていくので、手を伸ばしかけたクロードに、じゃあねパパと微笑み、彼女はダンスする人混みの中へ消えていくのだった。

アタナシアは他の令嬢らに話しかけ、一緒にダンスをする。

すると腰で結んであるリボンが外れかかっていますよと、誰かがアタナシアに声をかけた。

私が結んでもいいですかと微笑むその声の主は、ジェニットだった。

気をとられ、思わずジェニットの足を踏んでしまうアタナシア。

慌てて謝ると、ジェニットは大丈夫だと言い、差しつかえなければ私が結んでもいいですかと言う。

アタナシアは、大丈夫、他の人に結んでもらうからと笑顔で返事する。

テンポ乱してしまったから移動するね、皆さんゆっくり楽しんでと言い、アタナシアはその場を離れる。

急ぎ会場を移動するアタナシア。

一体どうしてジェニットがいたのだろう、原作ではどのように登場したのか、あの瞳も青かったけど宝石眼ではなかった、クロードに会うときに戻すのだろうかと、アタナシアは突然のことに混乱していたのだ。

考え事しながら急ぎ歩く彼女の目の前に、このように正式に挨拶するのは初めてですねと言い、イゼキエルが現れた。

あの日、ルーカスに遮られてしまった次は僕がという言葉の続きは、直接会いに行きますから、というものだったのだ(26話)。

その後、イゼキエルとダンスを踊るも、動揺しているせいか、ここでも彼の足を踏んでしまう。

顔を真っ赤にし気まずそうな彼女に、心配いりません、足取りが羽根のように軽いから何も感じないと言う彼。

ところで私は何故イゼキエルと踊っているのだろうとパニックのアタナシア。

何も感じないなら知らないふりできますかとアタナシアが言うと、ご希望ならそうしますと答える彼。

周りは美形二人のダンスに見惚れる。

だがアタナシアはパニック中である。

イゼキエルは、陛下がお姫様をとても大切されていると聞きましたが、その寵愛の深さまでは実際に目にするまでは分かりませんでしたと言う。

お姫様が踏んだ足の甲より、背中がヒリヒリするのだという。

事実クロードはものすごい形相でイゼキエルを睨んでいる。

大切にされているお姫様の手を、まだ他の人に任せたく様だと話すイゼキエル。

そんなわけないと思うアタナシアは、アルフィアス公爵がよく公子の話をするので、皇帝も興味を持ったのではと言う。

イゼキエルは、私こそいつも聡明で美しいお姫様のお話を伺っていたのでお目にかかれるのを楽しみしていた、実際噂通りでしたと話す。

私こそ噂の公子にお会いできたので不思議な気持ちですと答える。

彼は以前会ったことなど知らないかのように振舞ってはいるが、気づいているようだ。

曲が終わると、お姫様の大切な日に一緒に素敵な時間を過ごせることができ光栄でしたと言い、イゼキエルはアタナシアの手の甲にキスをした。

その様子に他の令嬢はときめき、アタナシアは注目を浴びる。

次にお会いするときを楽しみしています、天使様というイゼキエル。

驚き固まるアタナシアを、チラっと見てイゼキエルは微笑む。

幼い頃はあんなに可愛かったのに、と思うアタナシアなのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」31話の感想

アタナシアは足の裏が擦り切れるほど、毎日ダンスを練習していたのに、本番では他人の足を踏みまくっています。後でルーカスにバカにされそうですね。

それもこれも、原作と違うことが、彼女が予想できていないことが立て続けに怒ったからですね。

ジェニットがあのようにアタナシアに接触するとは思ってなかったし、成長したジェニットを自分がすぐ見分けられるとも思ってなかったようです。動揺し、ジェニットから離れるアタナシア。

そこへ現れたのは、イゼキエルです。彼は彼女の正体を既に知っていて、26話のときに、次は僕が会いに行くと言うつもりだったのですね。あの宝石眼をもつのは、皇帝クロードとその娘アタナシアだけですものね。

そしていつの間にやら踊りだす二人。アタナシアはずーっとパニックです。おまけに見たことのない表情で、クロードが睨んでいました。自分をそこまで大切に思ってくれていることをどうしても認められないアタナシアは、理解できないことばかり続いて、大変なデビュタントになってしまいました。

アタナシア的には、今日ジェニットがクロードの娘だと打ち明けた後、クロードの愛情がジェニットに移ると考えているので、今しかきちんと挨拶できないと思い、別れを意味するような挨拶をしました。

クロードが呆然として手を伸ばしたのが可哀そうでしたね。せっかくアタナシアとダイアナは違うと認識できたのに、ここでクロードの感情が前向きになったかもしれないのに、また目の前から大事な人がいなくなる喪失感を抱いてしまいました。

もう原作とは随分違うのだから、アタナシアは原作に振り回されずに、クロードに寄り添って欲しいですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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