漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」30話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、誕生日の夜、ルーカスにクロのところまで連れて行ってもらうアタナシア。

翌日早朝からデビュタントの準備のために、アタナシアは入浴・パック・マッサージと、目まぐるしく動くメイドたちの手によって、とても美しく仕上げられた。

フィリックスに手を引かれ、父のもとへ。クロードは、アタナシアを見た瞬間、ダイアナを思い出し固まる。

アタナシアが微笑むと、クロードはゆっくり手を差し出すのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」30話のネタバレ

デビュタントのために、皇宮は明るく華やかに飾り付けられ、大勢の貴族たちが集まっていた。

クロードにエスコートしてもらい、会場への扉の前に着いたアタナシア。

彼女らの到着が告げられ、その扉が開くと、貴族たちは一斉にアタナシアを凝視する。

クロードは手を引き進もうとするが、あまりの注目にアタナシアは怖がって動けなくなってしまった。

察したクロードは、ギロッと貴族たちを睨んだので、貴族たちは皆頭を下げ敬礼したままになった。

クロードは、必要があれば、式が終わるまであのまま頭を下げさせておくというクロード。

アタナシアだけがデビュタントではないので、彼女は断り、パパが傍にいてくれるから大丈夫だと言う。

大したことない行事なのに意外にも緊張するのだなと言われるが、大したことある。

幼い頃は容赦なく俺の髪を引っ張ったり、顔を叩いたりしたぐらいだから、人前で踊るくらいなんでも無いだろうといわれる。

そ、そんなこと覚えてないと気まずいアタナシア。

だがこの会話のおかげで少し緊張がほぐれたのだった。

そうして貴族たちが見守る中、クロードとアタナシアのデビューダンスが始まった。

クロードは、リラックスしろ、お前さえ楽しめればいいのだからなと言う。

落ち着いてきたアタナシアは、私がどれほど上手に踊れるか知らないでしょう、毎日フォンパドュ夫人に称賛してもらっているほどなので、驚かないでくださいねと言いつつ、思いっきりクロードの足を踏んでしまった。

突き刺さるヒール。

よろけるアタナシア。

クロードが舌打ちしながらアタナシアの腰を持ち上げ、綺麗にその場で回転し、うまくまとめた。

手の力が強いのは知っていたが足の力も強いようだと突っ込まれたうえ、痛いとまで言われるアタナシア。

穴があったら入りたいと赤面していると、クロードがニヤっと笑う。

いくら似ていても別人だな、俺も随分愚かになったなと言い、悲しいような優しいような表情を浮かべる。

その表情に気を取られ、また足を踏んでしまうアタナシア。

毎日ダンスを称賛されていたのではなかったかと、またしても突っ込まれる。

クロードが急に変な表情するからだと心の中で反論する彼女。

緊張しているのと言い訳し、泣きたいアタナシアなのだった。

ようやくダンスが終わり、貴族たちは拍手をする。

クロードはよくやったと言い、彼女に手を差し出す。

その手をとる彼女は、次はもっとうまくやると言う。

その様子を見ていた貴族たちが固まるので、アタナシアが自分はどこか変かとクロードに聞くと、美しいままだから気にするなとの答え。

どうやらアタナシアに対する、このクロードの言動が今まで見たことがないものなので、貴族たちは動揺していたようだ。

14歳になった姫のデビューダンスが終わったら、同じくその年に14歳になった少女たちがパートナーとダンスを踊る番だ。

皆が踊っている間、アタナシアが会場を見回していると、会場の奥にいるアルフィアス公爵を見つけた。

ジェニットとイゼキエルも今踊っているのだろうか。

今回も原作のように、ジェニットがクロードの娘だと主張するのだろうか。

もしそうなれば、クロードはどう反応をするのだろうと、アタナシアは切ない気持ちになるのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」30話の感想

あのクロードが溺愛する姫君ということで、貴族達はアタナシアが気になって仕方が有りません。注目を受けるのは仕方がないですね。

そんな貴族たちを一瞥で黙らせるクロード。普段からどれほど恐れられているかがわかるシーンです。しかしながら、なんだかんだ娘思いの優しい父です。

毎日一生懸命練習したダンスの腕前を披露できず、クロードの足を2度も踏むアタナシア。この世界でそんなことをしてもクロードに怒られないのは、アタナシアだけでしょう。

しかも彼は苦しんでいたダイアナの面影から、ようやく解放されそうになりました。アタナシアをアタナシア個人として見ることができたのです。

それほどまでクロードにとって特別な存在のアタナシア。でも原作通りだと、彼の愛情は、この後登場するジェニットに奪われてしまいます。

原作通りになるのか、アタナシアは不安でしょうね。なんだかんだここまでクロードと父娘として過ごしてきました。その今までの積み重ねが無になってしまうのか、狙い通り殺されずに皇宮を出ることになるのか、はたまた違う未来が待っているのか。

イゼキエルもデビュタントに来ているようですが、さすがにアタナシアの正体に気づきますかね。アタナシアに好意を持つ彼が、どのように行動するかも気になります。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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