漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、4番目の候補者カレイド準男爵のあまりのイケメンぶりに、彼女は夢中になり、彼に決める。
よく書類を読んだのかと聞くギルドマスター。彼女が選んだカレイド準男爵は、ナインナイトギルドのマスター、つまり目の前にいる男だった。
途端にテンションが下がる彼女だが、いざ彼がローブを外すと、モンタージュより何倍も美しい黒髪のカレイド準男爵が現れ、レイリンはメロメロになるのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」9話のネタバレ
レイリンは、契約書の草案ですわと言って、書類を彼に手渡す。
口調が丁寧になったので、もとの方が新鮮だから戻したほうが良いと言われるレイリン。
彼が書類を確認すると、エフラン領地では夫婦は一緒の寝室で寝ることになっているのだが、スキンシップ禁止だという。
レイリンは、本当の夫婦じゃないから変な条件じゃないでしょう、ダメ?と聞くのだが、その様子が可愛らしい。
約束事を破るごとに品格維持費から10%削減と書いてあり、もちろんお前からもスキンシップしないなと、彼が聞く。
うん、と返事する彼女だが、なんだか損した気分だ。
彼は、契約終了時に報酬があるにも関わらず、品格維持費を4倍にあげろと言う。
さすがにレイリンが困り、反論しようとすると、報酬はエフラン領地の南海岸にある絶壁・タートル丘で良いと彼は話す。
その場所は別荘を建てるにはいいかもしれないが、周りに丘陵も多く、エフラン私有地に囲まれるため、自由に行き来はできない。
報酬をもっと価値のあるものにしようと考えていたレイリンにとっては、お得な条件ではあった。
タートル丘の価値が理解できないレイリンは、本当にそれでいいのか、品格維持費は離婚後にはあげないよと、確認すると、彼はそれでいいと微笑み、契約成立となった。
そして、レイリンと彼は、名前が空欄の養子縁組同意書、婚姻届、離婚同意書にそれぞれサインした。
これで火急の件はクリアしたが、どうして彼がこの契約に乗ったのだろうか。
お金に目がないと言いながら、報酬があの丘である。
まさか本当にゲイなのか、それとも暇つぶしなのかと、レイリンは疑問は深まる。
他の用事もあるからと彼が帰ろうとするが、残金寄越せと言う。
レイリンが、お金に困っているのかと聞くと、俺の特技が金がかかると言って、お金を受け取り去っていった。
特技って料理なのかな、高級食材をつかっているのかなと、また明後日の予想をするレイリンなのだった。
するとハイデンから、今外にレイリンの迎えだというデリス・エフランの馬車がきたと報告が入る。
しかし帝都にエフラン家の方がいたでしょうかと不思議そうなハイデン。
デリスって誰かとキョトンとするレイリンだが、書類に書かれた彼の名前Deliceは、ディライスでなく、デリスだったのかと気づく。
では姓のKaleidは、カレイド、カルエイド、カリアード、どう読むのだろう。
先程自分でもカレイドと言っていたから、カレイドで合っているとは思うが、恥かく前に帝国語を勉強しなくては。
レイリンも知らない人物なのかと聞くハイデンに、自分の結婚相手だと答える彼女。
怪しい人物かもしれない、何故なんの相談もなしに決めたのかと驚くハイデン。
レイリンは、ナインナイトギルドに所属している人物だと教える。マスターだとまでは教えない。
お互いにウィン・ウィンの関係だから結婚した、婚姻届もナインナイトでやるそうだから間に合わないことはないと言うレイリンの言葉を聞き、たしかに皇帝直属のナインナイトギルドなら相当な権力を持った集団なので、結婚相手としては不足はないだろうと、ハイデンは考える。
聡明なレイリンの判断ならと思う彼だが、それでも心配なのだった。
馬車に乗ったレイリンが案内されたのは、とても広く荘厳な邸宅。
この邸宅の執事エイソンが、レイリンを迎える。
なんでもこの邸宅は、皇帝陛下から頂いたもので、10人の使用人で管理しているのだという。
レイリンから聞いた結婚相手は、ただの準男爵なのに、皇帝が邸宅を与えるとはどういうことなのか、ハイデンは気にかかる。
邸宅の豪華さに、レイリンも驚いていた。
舞踏会が終わればまたエフラン領地に戻るから、そんなに長く滞在しないが、その後デリスはどうするのだろうか。
重要書類はレイリンが持っているので問題ないが、多忙を口実に一切エフラン邸宅に顔を出さないつもりなら、あの美貌を眺める時間が減って残念である。
寝室に案内され、漂うラベンダーの匂いとともに、なんだか気恥ずかしくなるレイリン。
エイソンは、本日ご主人さまは仕事で戻らないので、ゆっくりお休みくださいと、夫が帰らないから寛げるという、気になるニュアンスの言い方をする。
そして、短い間ですが、伯爵様は今はご主人さまと同じこの家の主だから、自由にご利用くださいと言う。
契約期間を知っているようなので、ナインナイトギルドメンバーなのかもしれない。
レイリンは、知っていますねと聞くが、エイソンは流す。
あくまで短い間の客としか見ていないようだと察したレイリンは、それならばとおもてなししてもらうことにする。
その夜。
皇宮ではカリアードが貴族を一人殺したため、悲鳴が上がっていた。
満足気に葉巻を吸う彼。
そこへ帝国の宰相となったシュタントが現れる。
カリアードは、うるさい宰相のおでましか、コイツもここで殺してしまおうかと考えるが、愛らしいレイリンの顔が思い浮かび、彼女の親族である彼を殺すのはやめる。
シュタントはちらっと死体を見て、静かに処理しろと言っただろうと呆れるのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」9話の感想
レイリンとカレイド(カリアード)の契約が成立しました。
帝国語がわからないため、まさかの人選をしてしまったレイリン。あの場にハイデンがいたら、間違いなく止めていたでしょう。彼の不安は的中したわけです。
そんな殺人鬼の準男爵の持ち家は、驚くほど広く立派な豪邸でした。皇帝からもらったと聞いて、ハイデンはますますわからなくなります。
レイリンは精神年齢が上なのもあり、かなり度胸がありますよね。それならおもてなししてもらおうじゃない、という切り替えの早さ。
とりあえず初日は、寝室を一緒に使うことはなさそうでしたね。カリアードは殺しの任務をしていたので。その指令を出したのは、レイリンの従兄のシュタント。
若いときにレイリンとのが縁談がダメになり、家出した彼ですが、レイリンと同じ金の瞳をもつからか、彼女を連想させ、カリアードの殺意は収まりました。
レイリンに傷つけられたシュタントですが、レイリンによって救われましたね。
さて、カリアードの邸宅での生活が始まったレイリンですが、どんな日々になるのか楽しみですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに