漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」1話のネタバレ
どうしたら私を愛してくれますか。
ジェニットのようになれば、あの子と同じように優しく名前を呼んで、温かい眼差しで、手を振り払わず抱きしめてくれますか。
そのように涙を流しながら、金髪で青い目が美しい少女がすがるのは、同じく金髪で青い目の若い皇帝だった。
皇帝は冷たく、そんな日は永遠に来ないという。
私もお父様の娘だ、それにジェニットよりも前からここにいるのにと訴える少女に、愚か者めと言い放つ皇帝。
お前を一度も娘だと思ったことはないと、軽蔑し言い捨てたその言葉は、彼女を絶望させた。
クロードは最後まで冷酷だった。
アタナシアの瞳にかつてないほどの深い絶望がよぎった。
──「かわいらしいお姫様」第8章ねじれた運命──
そんな悪夢を見て、はっとする赤ん坊。
金髪で青い目のその赤ん坊は、絨毯の上でガラガラ遊びをしていた最中にそんな悪夢をみてしまったようだ。
転がるガラガラ。
どうしてあの小説を思い出してしまったのだろうか。
お客さんの忘れ物で、タイトルも内容も幼稚なダサい小説「かわいらしいお姫様」
その小説内で処刑されてしまったお姫様と、私の名前が一緒だから思い出してしまったのだろうか。
そんな嫌な記憶消したいと、ジタバタ暴れる赤ん坊。
侍女がガラガラが転がっていることに気づき、何度も落とすなんてだらしないと、またガラガラを握らせる。
床に転がったものを拭きもしないで渡すなんて、私が厄介者の姫だから見下しているのだろうか。
またガラガラを落としてしまい、縫い物で忙しいのにと侍女は面倒くさそう。
ガラガラを再度渡されるが、精神年齢は大人の赤ん坊は、ガラガラはいらないと拒否する。
赤ん坊がガラガラに飽きたのかと思った侍女は、赤ん坊をベビーベッドに乗せると部屋を出ていった。
ベッドの上でジタバタと身体を動かす赤ん坊。
その眼はまるで宝石のように青く美しく輝いていた。
視界にはいるのは、まんまるむちむちの自分の手足。
元の自分は、確か睡眠薬を飲んで眠ったはずだった。
何故か目覚めたら、今の赤ん坊の姿になっていたのだ。
突然赤ん坊になった上、姫だった。
先程のメイドが乱暴にドアを開け戻ってくると、予算がないからさっきのガラガラで遊ぶようにと、またも渡してくる。
忙しいから泣いてもあやさないと小言までつけて。
前世で孤児だった主人公は、こうして姫として生まれ変わったのだが、悲しいことに虐げられてる姫だったのだ。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」1話の感想
冷酷な父を持つ転生話は、「皇帝の一人娘」「転生したら王女様になりました」 等、以前から似たようなものはあります。小説内に転生する話も結構あります。
設定は似てますが、内容は少し違います。絵もかなりキレイで見応えがありますね。
さて、せっかく姫に生まれ変わったのに、使用人には見下され、いずれ皇帝に処刑される運命のようです。こんな人生なら、何のために生まれ変わったのかと、自分の運の無さを呪いそうですね。
赤ん坊からのスタートなので、身動きもできません。その分、考える時間はあるのかもしれないですね。
無事父に愛され、生き残ることができるのか、それまでに彼女がどう動くのか、これからの展開が楽しみですね。
既にコミック化されていますので、先が気になる方は検討されてみてください。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに