漫画「呪術廻戦」1話・両面宿儺のあらすじと感想!ネタバレ有り①

週間少年ジャンプにて連載中の「呪術廻戦」

漫画家・芥見下々さん作の、呪いを巡る戦いのダークファンタジー漫画です。

2018年から連載が始まり、絵柄は雑なところはあるものの、内容はとても濃く、毎週楽しみにしていました。現在コミックは7巻まで出版されています。

とてもおもしろいので、興味をもっていただければと思い、まとめてみます。

初回の話は長いので、2つに分けました

漫画「呪術廻戦」1話・両面宿儺のネタバレ①

2018年6月、宮城県仙台市、杉沢第三高校。

そこの百葉箱に、特級呪物が何故か保管されており、夜間に回収に向かった学生服の少年。

しかし、中身は空っぽ。その上、回収するまで戻ってくるなと指示される。

翌日、同校の心霊現象(オカルト)研究会では、一年の虎杖悠仁、二年の佐々木と井口らが、こっくりさんをしていた。

そこへ生徒会長がやってきて、活動報告のない研究会には部室を与えられないと、立ち去るよう命じるが、研究会は、この学校にまつわる怪奇現象を調べたと言い、活動報告をアピール。

利用者の多くが体調不良を訴えるため、閉鎖されているラグビー場。

そこでは体調不良を訴える前に、奇妙な物音や声を聞いたらしいこと、30年前の行方不明者の最後の目撃情報がこの場所であることをあげ、つまり行方不明者の死体が埋まっているせいで、体調不良が起きたに違いないと、紅一点の佐々木は熱弁する。

生徒会長は、マダニが原因らしいぞと一蹴。

そして彼らの活動報告以前に、虎杖の籍がこの研究会でなく、陸上部のため、同好会定員の3名に達していないと指摘する。

実は虎杖の入部届を、陸上部顧問が勝手に書き換えていたのだ。本人が登場し、陸上部入部を賭け、虎杖に陸上競技で勝負を挑む。

一方その頃、昨晩、特級呪物を回収しにきた少年が、ラグビー場に来ていた。

このラグビー場には死体でも埋まっているのかと、彼の目には、おぞましい化け物が見えている。

おそらく2級の呪いの化け物。このレベルがうろつくとなると、例の呪物のせいだろうか。

早く回収しなければならないが、気配が大きすぎてどこにあるのかわかりづらい。

気が進まないが、一度学校を閉鎖し、呪いを祓い、隅々まで探すしか無い。

すると、生徒たちの歓声が聞こえてきたので、そちらへ移動してみる彼。

その歓声は、陸上部顧問と虎杖が、砲丸投げで勝負するというものだった。

顧問は14メートルの記録を出し、これで虎杖を陸上部に入れることができると自信たっぷりだったが、虎杖は30メートル先のサッカーのゴールポストに、砲丸をめり込ませ、一瞬で勝負がついた。

その様子をみていたオカ研の仲間は、無理して研究会に残らなくていい、運動部の方が才能発揮できるのではと言うが、虎杖は5時までに帰りたいので、時間に融通のきくこの研究会でないと困るのだそうだ。

それに佐々木と井口はびびりのため、虎杖がいなければ、ホラースポット探索もできないのだ。

虎杖は、この研究会の空気が好きだから、先輩たちがよければまだ居させて欲しいと言い、佐々木と井口は嬉しくてニヤける。

観衆の中にはさきほどの少年もおり、虎杖の人間離れした運動能力に感心しつつ、禪院先輩と同じタイプかと眺めていた。

時間が4時半を回ったため、急ぎ帰ろうとする虎杖と、見てる場合じゃなかったと移動し始めた少年がすれ違う。

その瞬間、チリっと呪物の強い気配を感じた少年は、虎杖を呼び止めようとするが、車のような速さで虎杖は駆けていった。

虎杖は、杉沢病院に到着した。

そこには彼の祖父が入院していたからだ。

部活は5時に終わると嘘をつき、毎日のように見舞いにきていたのだった。

虎杖の両親について話そうとする祖父に、興味ないと断る虎杖。

祖父は寝返りし背を向けると、悠仁は強いから人を助けろと言う。

手の届く範囲でいいから、救える奴は救え、感謝されようがされまいが、とにかく助け、そして大勢に囲まれて死ね、俺みたいになるなよ、と。

虎杖は祖父の方を向き、何かに気づく。

ナースコールを押し、祖父が死んだと告げるのだった。

その後、受付にて必要書類に記入をする虎杖。

看護師は気遣うが、いつまでもメソメソしてると祖父に怒られると言って、気丈な虎杖。

そこへ、虎杖悠仁だなと、少年が現れた。

彼は、呪術高専(都立呪術高等専門学校)一年、伏黒恵だと名乗る。

時間があまりないという伏黒は、虎杖が持ってる呪物はとても危険なものだから今すぐ寄越せと、どのようなものかスマホの写真を見せる。

小さな木箱に入った、御札でぐるぐる巻きの何かの写真。

写真を見た虎杖は、確かに拾ったわと言い、渡すのは構わないが、先輩らが気に入っているので理由を教えてほしいという。

日本国内の怪死者・行方不明者は、年1万人を超え、そのほとんどは、人間の負の感情から生まれた、呪いによる被害だと話す伏黒。

きなり呪いと言われて、疑いの表情の虎杖だが、信じるかどうかは関係ないと、伏黒は説明を続ける。

特に学校や病院等といった、大勢の記憶に残る場所は、色々な感情の受け皿になるため、呪いが吹き溜まりやすいのだという。

そのため、より邪悪な呪物を魔除けとして置くことで、他の呪いを寄せ付けないという、悪手ながらも古くからその方法で対処してきたのだそうだ。

しかし、長い年月によって封印が弱まり、呪いが転じ、今では呪いを呼び寄せ肥えさせる危険な状態になってしまった。

そのうえ、杉沢第三高校にあったものは、特級に分類される、危険度がとても高いものである。

死人がでないうちに渡せと、伏黒は言う。

俺は別にいいんだって、と虎杖が投げて寄越すが、中身は空だった。

中身は先輩が持っているというのだ。

伏黒が追っていたのは、箱に残っていた呪力の残穢であった。

そういえばと、今夜学校でアレの御札を剥がすと言っていた、と思い出す虎杖。

それを聞いて固まる伏黒を見て、もしかしてヤバイのかと聞く虎杖。

ヤバイなんてものじゃない、そいつ死ぬぞ、と伏黒は言うのだった。

漫画「呪術廻戦」1話・両面宿儺のネタバレ①の感想

学校は七不思議とか、オカルト系の噂話はよくありますが、呪物で呪いを祓っていたというのは面白いですね。しかもそれが特級呪物だったという。

それほどまでに、その学校はいわくつきだったのか、実際死体が埋められてるようでしたので、おかしな所だったようですね。オカルト研究部の考察も、あながち間違いではなかったのが、恐ろしいです。

特級呪物をオカルト研究部が持っていってしまったので、先輩たちに危険が迫ってしまう、という展開なのですが、回収が楽とは言え、そんな危険なものを何故百葉箱にしまっていたのでしょうね・・・。

主人公の虎杖ですが、50メートルを3秒で走るという、人間離れした運動能力の持ち主です。そんな彼の両親はどんな人物なのか気になるところですが、祖父が話そうとしたのを彼本人が拒否したため、わからずじまいになってしまいました。彼に両親がいないことと驚異的な身体能力に、何か深い理由がありそうですね。

さて、御札をはがさんとする先輩達ですが、一体何が起きるのか心配ですね。時間が取れ次第またまとめてみようと思います。


続きはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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