漫画「アデライド」21話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。

毎週火曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、婚約式のドレス選びのために、エリアス公爵の執事ノエルを1日貸してほしいというアデル。他の男に選ばせたくなかったエリアスは、自分が最高に似合うドレスを選ぶと彼女と約束する。その頃、オステルン帝国にて、次期皇帝の座を狙うシャルロッテ皇女が、マティアスと何やら企んでいた。彼らの邪魔者であるエリアスは、アデルとの約束のために皇太子の誘いを断り、仕事に励んでいたのだった。

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漫画「アデライド」21話のネタバレ

アデルとドレス選びの約束の日。ルトビッヒは放置されていた。

目の前にいるアデルとエリアスはドレスカタログを和気あいあいと見ていて、皇太子の入り込む隙がなかったのだ。

まさかあのエリアスがここまで真剣に彼女のドレスを選ぶとはと感心はするものの、仕事から逃げてまで心配してきたのに肩すかしをくらったルトビッヒ。

これではただルーカスに怒られるだけである。

そしてルイの話題が出る。

彼女は傷心旅行にでており、後をつけさせたところ、現在フェシャート村の神殿にいるとのことだ。

そこは大司教が滞在している場所だと気づいたアデル。

それならば、大司教がルイに聖なる力があるということにするのだろうと、彼女は予想する。

しかしルトビッヒが、聖なる力は目で確認できるから誤魔化せないはずだと話す。

ではルイは何しに大司教に会いにいったのか。

ルイに今必要なのは、守ってくれる勢力だから、何かしらの頼みをしにいったことは間違いないと彼は言う。

公式的に保護を受けられる身分を作ろうとしているのかもしれない。

アデルは、神殿の力を借りてまでエリアスを手に入れようとしているルイが聖女になったのなら、婚約していても自分では太刀打ちできないと話す。

エリアスは、ルイのすることはわかりきっていると言う。帝都に広がった噂を利用し、公爵夫人にしろと神殿に圧力をかけるはずだと。

少ない情報でも色々推測できるアデルを褒めるルトビッヒ。

ちなみに解決策は考えてあるか彼女にきくが、聖女と伯爵の娘では勝てないと説明するアデル。

だが、明日は明日の風が吹く、というように、明日になればいい案が思い浮かぶかもしれないと彼女は前向きだ。

そこへ下女がドアをノックし、皇宮から補佐官が来たと伝えに来る。

そんな下女をおしのけて入ってきたのは、息をきらせたルーカス。

溜まった仕事を終わらせるために、ルーカスは皇太子を回収していった。

そもそもなんでルトビッヒが来たのか理由がわからない二人。

頼もしいルーカスを褒めるアデル。

自分の補佐官だから当然だと答えるエリアスは、何故か頬を赤らめる。

ではドレスの布地を選ぼうかなとアデルがカタログを見直し始めると、エリアスは何か決意したかのように口をつぐんだ。

そして改めてアデルに声をかけ、遅くなりましたがとリングケースを差し出す。

中に入っていたのは、公爵婦人代々伝わる四角いブルーダイヤの指輪。

はめてみたアデルの指から無理やり引き抜いた品物である。

あのときは彼女に似合わないと言ってなかったかと、アデルが尋ねると、デザインは同じだが別のものだと答えるエリアス。石を移し新たに作らせたのだと。

同じデザインなら作り変えなくてもと不思議に思うアデルに、エリアスは話すつもりはなかったものの、正直に説明した。

あの指輪は彼が心底嫌いだった継母が最期までつけていたもので、伝統のある品ゆえ捨てることができず、レイパーニに預けていたこと。

あの日は、どういうわけかアデルがあの指をはめている姿をみたくなくて、あのようなことを言ったこと。

しかしその指輪をしない限りは、エリアスの婚約者だと世間は認めないであろうこと。

以上を説明し、さらにあの指輪は、戦場に行った公爵の代わりに領地と百姓を守った公爵夫人へ、初代皇帝が感謝の意をこめ贈ってくれた大事な指輪なのだと付け足す。

だから今回は、エリアス本人が彼女につけてあげたいと、優しく微笑むのだった。

漫画「アデライド」21話の感想

順調に仲を深めていく二人。周囲の人物は最早空気です。皇太子であっても(笑)

ドレスカタログを眺める二人ですが、前回のアデルの指摘通り、エリアスは選ぶセンスがなさそうです。

真っ赤な髪の彼女に、真っ赤なドレスを選び、歩く火柱になると言われたり

黄色を勧めるが、髪色には明るすぎるので似合わないと返される。

そんな感じで、ほぼ彼女一人が決めていく感じで終わりそうですね。

世のお父さん方もそんな感じだと思います。私の父など、母の言うこと聞いていれば間違いない、と選ぶのを放棄していました。どこの夫婦、男女間でもありがちなんだなと思います。

ルイの話がひさびさに出てきましたが、彼女が聖女になってしまうとアデルでは敵わないと不安になるようなことを言っていましたね。これがフラグにならなければいいのですが。

しかしながら、アデルは前向きです。明日は明日の風が吹く、この言葉がアデル達の世界にも浸透しているかはわかりませんが、とても良い言葉ですよね。

マーガレット・ミッチェル著 、名作小説「風と共に去りぬ」からの言葉ですが、波乱万丈の人生を生きた女性が最後にすべてを失ってもなお前に進んでいく、そのラストのセリフです。参考までに。

アデルに戻りますが、彼女にどんどんと心を開いていくエリアスは、今度は自分が指輪をはめてあげたいと改まって申し出ましたね。

次回はそんな二人のドキドキしたシーンが冒頭に来るのでしょうか。アデルもエリアスのように顔真っ赤になったりするのでしょうか。楽しみですね


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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