漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」
現実世界に突如として現れる異世界とのゲート、それに入りモンスターを討伐する覚醒したものハンター。ハンターはゲートでの戦闘で対価を得るが誰しもが強者ではなく、主人公の旬は人類最弱兵器と呼ばれる有様。そんな彼がとあるダンジョンがキッカケで一人だけ成長していくストーリーです。
もとはkakaopageで連載している韓国漫画です。毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじでは、人数合わせの役割でC級レイドに参加している旬だが、攻撃部隊リーダーの右京らに胡散臭さを感じる。やたら装備のいいボンボンの諸菱に、彼らに気をつけるよう注意をうながす旬なのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります。
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漫画「俺だけレベルアップな件」20話のネタバレ
右京達に不信感を抱く旬。果たしてこの不吉な予感は現実となってまうのか。
ダンジョンの広さは、ランクとは関係がなく内部の把握だけで数日かかるもの、数時間でボスにたどり着くもの様々だ。
今回のダンジョンは敵はさほどいないが、迷路のように複雑で把握するのに時間がかかった。
旬は荷物運び担当であり、戦闘義務はなく、それでも報酬がもらえるので悪くないと思った今回の参加。
なのに「トカゲには気をつけろ」という警告が思い浮かぶ。
何故その言葉が思い浮かんだのかはわからないが、嫌な予感ははずれたことがなかった。
そしてさらに進む一行だが、しばらく探索しても無傷の敵がおらず、死にかけか死体ばかりだった。
右京が何かに気付き、コージにあたりを照らさせる。
すると蜘蛛の糸にぐるぐる巻きにされた昆虫モンスター達と、糸で覆われた入り口が見えた。ボスの巣だ。
慎重に先を進むと、大量のマナ石が壁一面にびっしりくっついていた。
魔法石に比べ魔力が弱いことから単価は低いが、これだけの量なら軽く一億は越えそうだった。
右京には弟がおり、これほどの金額なら弟も指をくわえるだろうとメンバーが話しかけるが、コージが気安く弟の話をするなと注意する。
右京は、ハンターランクが低いからと兄を見下し、国を捨ててアメリカにいった弟・将人のことを思いうかべ、いつもお前が正しいわけじゃないと考える。
今でも兄を馬鹿にしているのだろうが、これを機に自分の攻撃部隊を強くしてやると意気込むのだった。
9等分すれば1000万はあるじゃんと喜ぶ右京の部隊。
諸菱は法律に詳しいからと、旬の契約書を見たいという。
契約書には、狩りの魔法石についての分配しか書かれてないため、このマナ石は10等分すべきと諸菱は訴える。
険悪な雰囲気を醸し出す右京らだが、笑顔に切り替え、当然公平に分けると話す。
その前にあれを始末しないとと、天井にいた巨大なクモの巣の主・ボス蜘蛛を指す。
ボスを倒してしまうとゲートが閉じてしまうため、その前にマナ石を掘って運び出さないといけないという。
幸い今は眠っているから掘るなら今と言い、旬が荷物運びで背負っているリュックに採掘道具があるにも関わらず、車まで道具を取りに戻ると話す。
そして右京は、旬と諸菱にこのボスの部屋で見張っているように頼む。
ボスのテリトリー内に入らなければ襲ってくるタイプではないし、何より今は満腹なのかよく眠っていると説明し、二人を残そうとする。
諸菱は納得できず、でも…と言うが、初レイド初C級ダンジョンの二人なのだから、経験者の自分を信じてとゴリ押しする右京。
メンバーだけで話したいこともあると、右京チームは部屋を出始めた。
その姿を眺める旬。
右京のチームは、C級ダンジョン既定の10人中8人。
右京との会話で、いつもヒーラー無しでと話していたため、何度もC級に来ている。
ならば、本来なら普段から数合わせに使っている人間がいるのではと旬は気づく。
そして右京はコージに、ボスの入り口を閉めるように指示。
激しい音をたてて入り口が塞がった。
驚く諸菱に、彼らを睨む旬。
やはり彼らはトカゲだったのだ。
漫画「俺だけレベルアップな件」20話の登場人物
水篠旬・・・人類最弱兵器と周りに見下されるほど弱いハンターだったが、カルテノン神殿でのイベントで他人には見えないウィンドウ画面が空中に出るようになる。指示に従いノルマをこなすと成長するシステムだ。そのおかげでかなり強くなったが、まだ公表するには危険だと、低級E級ハンターとして活動することにする。今はお金稼ぎのために、数合わせのレイドに参加したところ。
諸菱賢太・・・21歳のボンボンのD級ハンターの青年。生まれ育った環境からか、あまり他人がどんな人でも動じず、言いたいことを言う性格。今回が初レイドのため、父親が彼に豪華な装備を買ってくれた。
右京隼人・・・攻撃だけのチームを持つリーダー。本人はC級タンク。ニコニコと丁寧な口調で接してくるが、どこか胡散臭い。高ランクの弟がいる模様。
コージ・・・右京チームの一員、雷の魔法を使う。
漫画「俺だけレベルアップな件」20話の感想
旬の予感はあたり、右京らは他人を斬り捨て自分たちだけ旨い汁を吸おうとしています。毎回そのようにしてきたから、数合わせの固定メンバーはおらず、ランクのわりに装備も整っていたのでしょう。
協会やニュースで騒ぎになっていないことから、殺人を何度も犯してきたわけですね。モンスターのせいにし、メンバーで口裏合わせれば何の問題もないわけです。平然とやってのける恐ろしい集団です。
旬は色々思うことがあっても見送っていました。実際に起こってみなければ、まさかそこまで酷いことをする奴らがいるだなんて思えませんよね。カルテノンでは顔見知りに見捨てられ、今回はこの有様。ハンターとしての仕事をやめたくなるどころか人間不信になりそうな内容です。
逆に過度な期待を他人にすることはなくなり、常に冷静でいられるのでしょう。孤独ではありますが、常に強く成長をしていく旬なのでした。
おそらく次回では、激しい音をたてたのでボスが始動するのかと思います。旬ならカサカをソロで倒したので、ボスの討伐はできるとは思うのですが、右京らが邪魔してくるかもしれません。諸菱は生き延びることができるのかも気になりますね。死んでアイテムにだけはなってほしくはないですね(笑)
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに