漫画「義家族に執着されています」32話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「義家族に執着されています」作画:seungu、原作:Han Yoon seol、原題:시월드가 내게 집착한다

恋愛ファンタジー漫画です。

毎週月曜に最新話が更新されます。

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漫画「義家族に執着されています」32話のネタバレ

ペレシャティは帰りの馬車の中で、ある程度まとまってはきたがいつまでも伯爵家の仕事を叔父に任せたままではいけないことや、まもなく始まる社交シーズンに向けて大公夫人として準備しなければならないこと、レイナは第4皇女といるだろうからと、先のことを考えていたが、気は晴れず俯いてしまった。

ラピレオン家の屋敷に戻ると、モルトン子爵が慌ててやってきて、ペレシャティに屋敷に入るよう急かした。

屋敷では、現大公の祖母であるグローリア・ラピレオンが、ペレシャティに会うために、引退後過ごしていた大公領からやってきたのだった。

グローリア・ラピレオンは、同じ家門同士で結婚するという帝国でも珍しい結婚をしたことや、結婚後にはラピレオン家には珍しく社交界に顔を出したことで、帝国では知らぬ者がいないほど有名人だった。

グローリアは、ペレシャティが血の流出を疑っている件について、警告しに来たのだった。

社交活動をする直系とは違い、傍系は血の流出を防ぐために、ほぼ幽閉に近い状態で過ごしているため、そのような彼らを疑うことは侮辱だと言う。

グローリアは、テルデオは何故かペレシャティの言葉を信じて、帝国中の傍系を調べてまわっているようだが、彼らの無実が証明されたら、ペレシャティが責任を負わなければならないと警告した。

グローリアとの面談が終わったペレシャティは、モルトン子爵から、グローリアは突然の来訪だったが部屋は手配してあること、セルシアは出張で外国に行っているので戻るまで時間がかかることを聞き、いずれこの屋敷にラピレオンの直系が集まることを知る。

そうして2週間後、テルデオが戻ってきた。

ホールが騒がしくなり、何が起きているのかと、少し不安になったセルフィウスは、ペレシャティに相談する。

昨晩帰ってきたテルデオは、ペレシャティの言う通りだったので血を採取され死にかけていた子供が見つかったこと、これから審問をしなければならないこと、セルフィウスは事実を知るべきだがまだ会わせたくないので、セルフィウスが執務室の近くに来ないよう、ペレシャティにセルフィウスのそばにいてほしいと、ペレシャティに説明していた。

セルフィウスがその子供はどうしているのかと言うので、フィニアスが診ていると教えると、セルフィウスは会いに行きたがった。

フィニアスは、まだ不安定だからと許可しなかったが、力になれることがあるかもしれないと、セルフィウスは頼み込み、部屋の中に入れてもらった。

その部屋のベッドには、セルフィウスよりも幼い、銀髪赤目の傷だらけの女の子がいた。(アイレット・ラピレオン)

セルフィウスが近寄るが、赤い目が怖いのか、その子は怯えて顔を隠してしまったので、一旦部屋を出る。

フィニアスは、話せるが自分たちが怖くて仕方ないこと、今は回復してきているが発見時はとても危険な状態だったこと、出生届が出されていなかったことを説明する。

セルフィウスが、毎月検問しているのではないか、何故そのようになったのかと指摘する。

フィニアスは、加害者であるその少女の父親は、自分と一緒に働いたことのある医師で、離婚後ひきこもっていたから心配してはいたが、このようなことをしているとは思わなかったと言う。

執務室では、後ろ手に縛られた加害者ジェンが、何故あのようなことをしたのかと怒りに震えるグローリアを前にして、薄笑みを浮かべるのだった。

漫画「義家族に執着されています」32話の感想

継母と完全に決別してしまったペレシャティは、現実逃避するかのように仕事のことを考えましたが、やはり無視できない心の痛みでしたね。

しかも屋敷に帰ったら、グローリアが待ち構えていました。すごい威圧感ですね。でもペレシャティは、流出の件について退こうとはしませんでした。

なんだかんだとテルデオが調べ続けていますし、彼女が事件を確信しているからですが、他に被害がでているかもしれないからと、ザハルト家の博愛精神が働いていたのもあるかも。

ペレシャティは、他人のために命まで投げ出しますから、グローリアに睨まれたぐらいでは、気持ちは揺らがないのでしょう。突然の訪問に驚いてはいましたが。

屋敷にラピレオンの直系が集まることになりましたが、先に流出の件が明らかになりましたね。

自身の子供の誕生を隠し、血を採取していた父親ジェンが犯人でした。恐ろしいですね。グローリアに責められても笑みを浮かべているし、悪いと思ってないのでしょうね。直系が呪いと呼ぶ血を、選ばれしものだけが手にできる、神の恵みだと思っているのかも。

そういえば、ジェンは離婚したそうですが、アイレットだけ残され、奥さんはどこかへ逃げてしまったのでしょうか。離婚の経緯も怪しいですね。

被害にあった娘アイレットは幼稚園児程度に見えましたが、その腕は傷が多いのか、包帯まみれでした。青あざになっているところもありましたね。私も以前注射されたときに、上手くいかなかったのか、痛かったうえに青あざができたことがあります。そんな理由ですかね。

真実を知ったグローリアは、怒りのあまり震えていましたが、ペレシャティのことを思い浮かべていましたね。ラピレオンを侮辱したと詰ったのに、相手の方が正しく、彼女が勇気をだして一族に訴えてかけてくれたのを理解できたようです。

テルデオはどんな気持ちなのでしょう。流出の件で、何度かペレシャティに指摘されて怒鳴ってしまいましたが(30話)、ペレシャティの言う通りでした。

彼が彼女を信じて調べ続けたからこそ判明したのですが、テルデオは調査について、痛くもない腹を探られる一族の者から、猛反発を受けていたのではないでしょうか。それでも、ペレシャティの言葉だけで調査を続けたテルデオ。彼も凄いですよね。

もしテルデオがペレシャティの言葉を無視していたら、この可愛そうなアイレットは虐げられたまま、日の目を見なかったかもしれません。

アイレットの今後は、ペレシャティやセルフィウスがそばにいるので、一安心ですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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