めちゃコミックで連載している無料漫画「皇妃さまの育児論」原作:Jaha、作画:Steak、原題:이번 생은 제대로 키워 드리겠습니다, 폐하!
ロマンスファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のエピソードはコチラ
漫画「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません~」14話のネタバレ
カイトは、強力な皇権を振りかざす皇帝だったが、先代皇帝から積み上げられてきた貴族の力が最高潮だったため、絶対的な力はなかった。
そのため、大貴族の勢力を引き裂きやすくするために、野良犬たちを飼いならして皇宮を守ることを、暗に提案したのだった。
これでカイトはさらにエリザに関心を持ち、エリサの案通りに第二騎士団を解体し、皇太子の騎士団を作ることを許可する。
さらにカイトは、良いことを教えてもらった礼として、エリサが首都警備隊を訪ねるための護衛に、ローハンを護衛につけるとのこと。
カイトが去ると、皇帝が全く目を向けてくれなかったのは自分が無力だからではないかと、レオンが悲しそうにエリサに話した。
エリサは、アセンシオもそう思うかと尋ねると、彼もしょんぼりしたので、皇帝があのような態度なのは二人が無力だからではなく、性格が悪いからだと教えた。
エリサは、子供が親の愛を受けるのに資格など必要ない、愛してくれない人のために心を痛める必要はないと言い、二人を抱きしめた。
また、どれほど二人を愛していても、望まない方法で抑圧し強制してくるなら我慢せずに抗い、それでも駄目なら殺すのも仕方がないのだと伝え、例えその相手が母である自分でもと思っていた。
誰よりも自分自身を愛すことで、周囲を愛せるようになるのだと微笑んだ。
いつの間にかローハンがその場に立っていたので、エリサは、まさか陛下に告げ口はしないだろうと牽制すると、ローハンは、聞かれなければ自分から話すことはないと答える。
ローハンが、首都警備隊訪問の日程について聞いてきたので、エリサは答えるも、彼は立ったまま動かない。
妙に思っていると、ローハンはエリサの掌の傷を指摘し、ハンカチをエリサの手にまいた。
そのハンカチには黄色い小花が刺繍されていたので、刺繍が上手だったジェイリン皇女は元気かと尋ねる。
ジェイリン・ジーン・ラフェルシアは、カイトの粛清で生き残った数少ない皇家の血筋の一人であり、ローハンを手に入れるために同腹の兄を裏切ってカイト側についた女性だ。
生まれたときから病弱で美しいジェイリンの悲劇的な愛は、詩人たちの間で語られ続けている。
その後、宮殿に戻る途中で、エリサは誰かが落とした高価な治療薬の瓶を、踏んで割ってしまう。
ふと、ブレミール侯爵は来なかったようだが、何かあったのかと考えるのだった。
漫画「皇妃さまの育児論~2度目は失敗いたしません~」14話の感想
カイトの傲慢さから絶対的な権力があるかと思っていましたが、そうでもなかったのですね。むしろ、そうだからこそ、あの傲慢さなのでしょうか。
性格が悪いのはもともとでしょうけど、あのように圧倒的な存在だと振舞わなければ、いつ足元をすくわれるかわからない世界ですから、仕方ないのかもしれません。
既に第二皇妃エリサは敵ですし。この二人は水面下で争い続けるのでしょうね。
アセンシオもレオンも、父親からの愛を得られなかったので、自分には価値が無いないのだと思ってしまいました。エリサが、皇帝は性格が悪いと話していましたが、アセンシオもそれはわかっていたのが何とも。
エリサは前世を思い出しながら、親なのに愛してくれないのも、愛してくれても苦しめるものは(エリサ)、見限ることと教えましたね。初めから完璧な親などいませんが、カイトとエリサは自分を優先させ、子供を蔑ろにし続けて失敗しました。
エリサは回帰したので、やり直すことができますが、カイトはそのままでしょうか。エリサの影響を受けて、子供に目を向けることがあると良いですね。
さて、皇太子の騎士団を作るにあたって、皇宮外にある首都警備隊の詰め所にエリサは向かうことになりました。護衛は、皇女ジェイリンが慕っているローハンです。
ジェイリンの生き残り方をみると、なんか変な嫉妬をされて、厄介なことになりそうですよね。実際、護衛にローハンが指名されたとき、エリサは眉をひそめていました。皇帝の剣なので監視の意味もありますし、あまり関わりたくないでしょうね。
また、エピソード終盤で、エリサは瓶を踏んで割ってしまいましたが、あの瓶は、ブレミール侯爵が渡そうかどうしようか迷ったものでは。
バレずに連絡や物のやり取りができるようになればいいのですが、難しいですものね。とりあえずブレミール侯爵は、エリサのことより、自身ののことに集中しないといけないのでしょうね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね