無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법
原作:ヘリム、文・絵:Ink
イシュタルと呼ばれた女騎士が、同じくイシュタルと呼ばれる貴族令嬢に転生し、仇敵の婚約者と、自分を殺した裏切り者との関係に翻弄される、恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」32話のネタバレ
ジェザカイア一行を二子山まで案内したグウェインは、殺された仲間の死体を見つけ動揺する。
ジェザカイアは多数の馬の足跡に気づき、騎士団に追うように指示。
一方、ルシフェーラとカーリッドは、リニックスが諦めて離れたので移動を始めたが、思ったよりもリニックスと離れていなかったのか、鳴き声が聞こえた。
ルシフェーラはカーリッドと話などしたくなかったが、他の人と同じように返事をしたら、カーリッドは、礼儀をもって接してくれるのかと笑みを浮かべた。
ルシフェーラが皮肉を言うと、カーリッドは、誰がルシフェーラを護っているのか考えてはどうかと言うので、このような最悪の状況に陥ったのも皇太子のおかげではないのかと言い返す。
驚くカーリッドにルシフェーラは、カーリッドがここにいることを尋ねなかったことに疑問を持たなかったのか、魔物が処理したものの本当は盗賊の始末にきたのだろうと言い当て、娘一人にここまでするとはとアルシャ騎士団の名誉を馬鹿にしようとした。
するとカーリッドはルシフェーラの首を掴んで木に押し付け、騎士の名誉など貴女が軽々しく口にしていい言葉ではないと言う。
ルシフェーラはそれでもカーリッドを嘲り、首を落としてみろと言う。
カーリッドはルシフェーラを突き放すように手を離したが、まだルシフェーラが罵るので言い返そうとすると、いつの間にかリニックスが近くまで来ていた。
二人は慌てて木陰に隠れたが、周囲には先程のようにリニックスが嫌う匂いを放つ木がなかった。
場所が開けていてリニックスの動きが見えやすいこと、香りの強い花があちこちに咲いていることから隠れきれるかと思ったが、ルシフェーラの袖に盗賊の血がついていたので、リニックスは彼女を捜していたようだった。
ルシフェーラはカーリッドに、自分が囮になるからリニックスを仕留めろと、ハンドサインで知らせる。
カーリッドは頷いたものの、彼女は何をしたのかと驚く。
ルシフェーラはリニックスの目の前に飛び出したが、木陰にいるはずのカーリッドがおらず、彼を信じた自分がバカだったと後悔する。
エステルの時、魔物に囲まれた彼女たちは戦いながら、カーリッドが援軍を連れてくることを待っていた。
だがなかなか来ないので、誰かがカーリッドは逃げたに違いないと言った。
だが、エステルはそんなはずはないと、カーリッドを信じたのだった。
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」32話の感想
ここまで大掛かりな作戦は、テミールがルシフェーラを拉致するためでした。
拉致してどうするつもりだったのでしょうね。この前テミールの下半身を蹴り上げたことに対して、彼女を痛めつけるつもりだったのでしょうか。その後は口封じのために、また湖に投げて死ぬように仕組んだりして。
どのような目的があるのかわかりませんが、テミールの望み通りになるぐらいなら、リニックスと命懸けで戦った方がマシでしょうね。
思いがけずリニックスの登場で、彼女は最悪から抜け出すことができました。命の危機ですが時間を稼ぎさえすれば、ジェザカイアに助けてもらえるはずです。
問題は信用できないカーリッドの存在です。
アルシャの騎士の名誉を馬鹿にされそうになって、ルシフェーラの首を絞めていますが、アルシャの騎士の名誉を穢したのは彼自身です。
騎士団は国に忠誠を誓っていましたし、ただ寝返るだけでなく上官のエステルまで貶めたので、カーリッドこそ名誉を口にするのはどうかと思います。
カーリッドがルシフェーラの首を絞めたのは、痛いところを突かれたのではないでしょうか。
国民を守るためだったのか、カーリッドが降伏した目的はわかりませんが、あのようなことまでしたのに、現在やっていることは皇太子の女の始末です。
ルシフェーラがカーリッドを罵ってしまうのは仕方ないですね。
それでもと、リニックスから二人で生き延びるために、ルシフェーラは軟弱な体にも関わらず囮になりました。
彼女のハンドサインで何を思ったのか、カーリッドが姿を消しました。ハンドサインはわかりやすいもので、アルシャ特有のものではなさそうです。
だからルシフェーラがアルシャ騎士団に関係しているとは考えていないと思いますが、まさかこの場で逃げるほど外道ではないと思いたいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね
カーリッドが以前にエステルと築いてきた関係から判断すると(すべてが嘘ではない場合)、彼が上官のエステルの貶めは、皇帝や他の人々の前の演じにすぎないと思います。
ただし、必ずしも他の団員のためではありません。寝返して敵国に降伏するという行為もそうです、カーリッドはまったく反体制派かもしれません。
その立場なら、彼にとって滅亡寸前のアルシャ(戦前または戦中の状況は楽観的ではないようです)に忠誠を尽くし続ける 、無理て戦い続けるのは愚かな忠誠心にすぎないです。
カーリッドは元アルシャ騎士としての名誉の侮辱のためにいつもの態度を失い、ひどく怒っているように見えた。 騎士としての名誉など残っていない(実際にも皇太子の鷲犬になった)と前に言っても、心の底まだ気にかけていて、彼は常に表面上にそれほどリラックスしていないのではないかと思います。
ですから、確かに別の個人的な隠された気持ちや葛藤(自分の手でエステルを殺すだけすでに)があるのカーリッドにとって、ルシフェーラの言葉は本当に最も痛いところを突かれました。(「何も知らないのくせに、よくも 『騎士の名誉』を軽々しく口にしているが!」)
カーリッドが最後に気づいたことは、おそらくハンドサインのシーン全体で、とても親しみやすい気分になりました——彼とエステル一緒に戦っていたときのように;ルシフェーラの振る舞いも、まるで「いつもの」ようにカーリッドと一緒に戦うかのように自然です。
ルシフェーラはすでに心の中でカーリッドを敵として扱うことを「決心」していたが、無意識のうちにまだカーリッドを直感的に信頼しているようだった。
彼女はおそらくそれに気付かないでしょう。
カーリッドがヤンスガルの皇帝の前で、エステルを貶めたのは演技だと私も思いますが、ジェザカイアのように他者からはそのようにしか評価されないですよね。
確かに、滅亡寸前の国に忠誠を誓うのは愚かな行為だと考えたからこその行動だと思います。同じ騎士団員でも考えが全く違ったみたいですよね。
忠誠を誓う先がアルシャであれば、アルシャの騎士の名誉を穢していますし、忠誠を誓う先がアルシャでないならば、アルシャ第一のエステルの騎士団に所属し続けて、彼女をだまし討ちで殺したことが問題なのだと思います。彼が騎士道にこだわらないのであれば問題ないと思います。
ハンドサインについては、確かにそうですね。彼女は無意識にカーリッドを信頼していましたね。
以前エステル達が魔物に囲まれたときは、おそらく裏切らずに応援を連れてきた実績があるのでしょう。
親しみを感じたり、無意識にそのような行動がとれるほど信頼しあってた仲なのにと思うと、カーリッドの本心は何なのか謎ですよね。