無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법
原作:ヘリム、文・絵:Ink
イシュタルと呼ばれた女騎士が、同じくイシュタルと呼ばれる貴族令嬢に転生し、仇敵の婚約者と、自分を殺した裏切り者との関係に翻弄される、恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」25話のネタバレ
ルシフェーラは、領地の城をじっくり見てまわった。
数百年前ヤンスガル王国とカラヤンの国境にあったこの城は、防衛を目的として建てられたため、古い造りだった。
さらに都市全体を城壁で囲んであったので、本当に重要な拠点だったことがわかった。
ルシフェーラが防衛に詳しいことは、たまたまそのような内容の本を読んだからだと言い訳した。
ルシフェーラが、首都の華やかな屋敷より風情のある領地の屋敷の方が良いというと、メッシーは困った顔で、首都の屋敷はアイディン伯爵がルシフェーラのために建てたもの、領地の城は古いから嫌だと今までこちらにこなかったではないかと話す。
首都の豪華絢爛な屋敷を考えると、アイディン伯爵はどんな娘のわがままでも応え、それが可能な財力があるようだ。
だがもともとのルシフェーラには、物理的なものではなく心理的な隙間を埋めてあげるほうが良かったのではと、エステルは思う。
ルシフェーラが、今はここが気に入ったと言うと、メッシーは気まずそうな顔になった。
ルシフェーラは演武場を見学したかったが、雨が降りそうだったため、城の中を案内してもらった。
私的な空間が少ないことがわかったので、ルシフェーラが父がこの屋敷に来たときはどこにいるのかと尋ねると、大抵は外で過ごすが、書斎や南側の部屋にいるのだという。
南側の部屋は伯爵夫人の肖像画があるため、メッシーはわざとルシフェーラを案内しなかったそうだ。
肖像画のことについては、ルシフェーラが母を失った記憶を思い出し、辛い思いをしないようにと、伯爵からも何も話はなかった。
ルシフェーラは、記憶を失っているし、そのことで深くは落ち込みはしないと言い、南側の部屋に案内してもらった。
メッシーに肖像画を見せてもらったルシフェーラは、母が黄熱で亡くなったことを知る。
黄熱は対症療法で治療可能だったはずだとルシフェーラが言うと、使う薬がとても高価だったこと、今は裕福だが当時は手が出せなかったことを教えてもらう。
するとルシフェーラは、黄熱で苦しむ母ルアナと、なんとか生きてくれと涙を流すルイ・アイディン伯爵の姿を思い出すのだった。
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」25話の感想
黄熱は、蚊に媒介される急性ウイルス性出血熱の1つで、効果的な治療法はないそうです。
感染しても無症状や軽い症状で治ることがほとんどだそうですが、現代とは全く違うこの漫画の世界では、重症化した人が多かったのでしょうね。
昔のアイディン伯爵は、まだそれほど裕福ではなく、愛する妻に薬を買ってあげることができないまま、彼女を喪ってしまったようです。
その反動からか、ルシフェーラにはお金では苦労させないようにしたようですが、ルシフェーラが求めていたものは愛情でした。
アイディン伯爵が娘を愛していないわけではなく、ルシフェーラに伝わっていないようですね。
今回の領地に彼女を戻す件も、ルシフェーラが皇太子に絡まれないようにしたのかもしれません。アイディン伯爵なりに娘を守ろうとしていたのでは。
でも、そばにいて欲しいときにいてくれない寂しさから、ルシフェーラは父の愛に気づきませんでした。
いつか、なんだかよそよそしい親子関係が改善されると良いですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね