無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法」原題・록사나:여주인공의 오빠를 지키는 방법
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漫画「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法」23話のネタバレ
ロクサナは情緒不安定だ、俺がここから出たらお前はどうなる、というカシスの言葉に、まさかこの状況でも他人を心配するのかと驚くロクサナ。
そもそもカシスを逃がすための準備に時間をかけている理由は、自分の生き延びる道を模索しているだけ、自己犠牲でやっているとでも思っているのだろうかと思うロクサナ。
カシスこそ妹を勘違いしているのではと返すロクサナに、ロクサナの心配をしてはいけないのかと言われる。
思わずピクっと反応してしまう彼女は、これまで自分優位だと思っていた関係性が逆転していたと思う。
ロクサナは、計画の詳細を教えることにし、カシスを捜しにきたペデリアンの者たちは安全な場所に案内したので、カシスはそこに合流する形になると話し始めた。
話し終えたロクサナは、牢から出る。
カシスを安心させるために、ペデリアンの者たちを安全な場所に案内したと言ったが、実際は足を踏み入れたら死を避けられない、危険な魔獣の住む北の境界に案内するつもりだ。
カシスの存在はあまりにも異質で、小説の中のアグリチェ家の人々がどうして彼をおもちゃにしたかよく理解できた。
彼が涙を拭ったときに、すぐ振り払わなければならなかったと、カシスの影響を実感したロクサナは、一刻も早く彼を目の前から消さなければならないと考えた。
とある日、ロクサナは庭園でお茶をしながら、殺傷用の毒蝶で使用人を殺した。
その様子を見て怯える他の使用人達に、動きが遅いと毒長が餌にしてしまうかもしれないと言い、微笑みながら早く指示通り動くよう脅す。
メイド達は、ロクサナ様の雰囲気が毒蝶のように不気味な存在に変わったとヒソヒソ話すが、ロクサナと目が合い、怯える。
メイドに興味がないロクサナは、カシスのことを考える。
カシスが一人でも脱出できるのにしないのは、自身の状況も知らないくせにロクサナを配慮しているのだろうと。
するとそこへ、毒蝶の飼育は順調かと言い、ロクサナの父が現れた。
ロクサナは、順調だが満足するには足りないと答えると、父は、必要なものを用意させようと答える。
強い人間の血肉を与えたら毒蝶はより強くなるでしょうと、美しく微笑むロクサナに、父親も怪しげな笑みを浮かべる。
三日後の月間評価には、カランチュラの生息地からデオンが戻ってくる、そのときようやく、歯車が噛み合い始めるのだろうと、彼女は考えるのだった。
漫画「ロクサナ~悪女がヒロインの兄を守る方法」23話の感想
カシスの存在は、アグリチェ家の人間からは異質なものでしょうけど、ロクサナもアグリチェ家の中では異質ですよね。
ロクサナは前世の記憶がありますが、記憶という知識があるだけで前世の人格は影響していないように感じます。ただすごく達観していますよね。あのような狂気の家で、家族を守ろうとするとそうならざるを得なかったのでしょうけど。
ロクサナと同じで、感情を表に出さず、何を考えているのかわからないのはデオンですね。デオンは自分と似ているようで違うから、ロクサナに興味があるのかもしれません。
さて、ロクサナはカシスに脱出方法を教えることにしました。三日後の月間評価の時に脱出する予定でしょうか。デオンをまた利用するつもりなのでしょうね。彼ならわかってて利用されるのでしょう。
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