漫画「捨てられた皇妃」最新話131話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

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漫画「捨てられた皇妃」最新話131話のネタバレ

アリスティアは、ディアス伯爵夫人を見かけたので、リーグ卿とともに追跡し、ゼナ公爵令息との密会現場に押し掛ける。

慌てふためく二人に、ディアス伯爵の子供がゼナ一族の血をひくことを知られたくないでしょうと脅す。

ゼナ公子はしらばっくれようとするが、ゼナ公子が爵位を継げるように手を貸すから、協力して欲しいと持ち掛ける。

自分に毒を盛るよう指示したのがゼナ公爵だと知っているし、証拠も掴んでいるから、それらを公開すれば派閥はもちろん、陛下も許さないだろうとアリスティアが話す。

ゼナ公子は、父がやったことではない、そのようなことで倒れる家門ではないし、待っていればいずれ爵位を継ぐのだから、手を組む理由はないと断る。

だがアリスティアは、美優が短期間で貴族派の重鎮の心を掴んだ上に、神殿から聖女として崇められるほど力をつけていることを指摘する。

その状態で今日のことがばれたら、爵位継承は難しくなるだろうと脅す。

自分だったら爵位は傍系の子息に継がせ、聖女である養女と結婚させると。

望みは何かと聞かれたアリスティアは、ただアレを持ってきてくださいと言うのだった。

だがその一ヶ月後の騎士試験中に、政務会議にて貴族派が美優ではなくアリスティアを皇后にするという案を推しだしたという、驚くべきニュースが届いた。

アリスティア達が彼らの裏を調べていることがばれたらしい。

彼らのこの動きは、皇帝派の支持勢力を分断する目的、皇后を子が持てないアリスティアに譲り、皇妃となった美優に皇太子を産ませる目的、さらにモニーク家の侯爵位を返上させる目的まであるようだ。

他の家門と違い、皇室との誓いでモニーク家は血縁だけが継ぐことができるので、アリスティアが後継者を放棄すると、ケイルアンの死亡とともに爵位が返上されるのだ。

美優がアリスティアに文句をいいに来た。

皇后争いから降りると言ったくせに、何をして貴族派に選ばせたのかと。

家門を潰し、あなたの子供まで流産させた、あなた自身をも殺した男なのに、まだ未練があるのかと訴える美優。

アリスティアは、その全てのことに美優も助力していたはずなのに、今更何を言うのかと返す。

すると美優はアリスティアのことを、ルブリスの良い面ばかり見て、真実を見る目がないと指摘する。

そして、以前アリスティアが、全てを奪っておいて敵対視するのはなぜかと言ったことについて(128話)、アリスティアの死後のルブリスについて話し始めた。

彼の愛は永遠ではない、自分は4年間しか愛されなかった、どんなに努力してもことあるごとにルブリス自身が殺したアリスティアと比較するのだと言う。

アリスティアが死んでから、目障りだったアリスティアと彼を縛り付けていた二人の公爵も消えたので平和になると思ったが、ルブリスはしばらくの間抜け殻のようだったと言う。

有能なアリスティアを失ったことを後悔し始め、そして、もういない女を跡を探し回るようになったと。

美優はルブリスにとって、アリスティアを傷つけるための道具だった、美優もアリスティアもルブリスに利用されただけ、彼は自分勝手な人間だと話す。

アリスティアは、愛し愛されることのできないルブリスと、受けるばかりで返せない美優は破局を迎えたのかと理解する。

ルブリスが自分勝手な人間だということはわかっていると言い、アリスティアも話し始めた。

過去では父のことすらまともに見ようとせず、ただルブリスを意識していただけで、彼に何をされても恐ろしくはなく、愛されない事実が悲しいだけ、流産して不妊になったときも、二度と彼に関心を持ってもらえないことが悲しかったと話す。

最後の最後で父の愛を知るまでは、ルブリスを憎んだことなどなかったのだと言う。

だが転生後に周囲の人との関りがいかに大事かを知ったと、アリスティアが言うと、なら彼を愛すのではなく周囲のために復讐するべきではないかと、美優は指摘する。

アリスティアは、まだ起きてもいないことのために、大事な人を巻き込んで復讐するわけがないと言い返す。

現在の自分が過去の自分とは違うように、彼もまた別人だと言う。

だが美優は、今のルブリスが過去と違うと思いたいだけだろうと言う。

人の本質は変わらない、今は優しいかもしれないが、アリスティアから気持ちが離れたら本性を現すかもしれない、同じことが繰り返されない保証などないと話す。

アリスティアは、私は変わった、過去の自分とは違うと言い切る。

美優は呆れ、過去と現在が違うと言うなら彼を拒否しないだろう、もう彼から離れた方が良い、過去の繰り返しと恐れているくせにと言い残し、その場から去った。

美優が指摘したことはもっともで、アリスティアは恐れから無意識に彼を避けていた。

そして、変わらなければならないという強迫観念に囚われていたのではと考えるのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話131話の感想

せっかくゼナ公子を脅したのに、貴族派にやり返されてしまいましたね。

というか、アリスティアが皇后でも皇妃でも、後継者がいないのですから、モニーク家は断絶では。アリスティアを婚約者に選んだ時点で、血縁でしか継げないモニーク家は終わることはわかっていたはず。忠誠心の強い家門を失うことを、皇帝はどう考えていたのでしょう。

さて、アリスティアの死後、ルブリスがどうなったかが少しわかりましたね。

とんでもなく歪んだ愛を抱いていたようです。アリスティアの全てを奪い、命すら手にして、その瞬間はさぞかし気分が良かったでしょうね。

でも後になって失ったものの大きさに気づき、狂ってしまうなんて。

美優はダシにされたとはいえ、アリスティアの死に加担しているので仕方ないですね。ただ、アリスティアの方は、自分の死はなんだったのかと、さらに嫌な気持ちになるような話でした。

本人は、自分自身で理由をこじつけることで、納得しているようでしたが。過去と今は違うと思いつつ、心の底ではルブリスを恐れていました。

でもあれほどのことをされて、受け入れる方が無理ですよね。逆によくこれまで、彼と親しくしていたなと思います。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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