漫画「悪女が恋に落ちた時」21話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで配信している転生恋愛ファンタジー漫画「悪女が恋に落ちた時」原題・악녀가 사랑할 때

不治の病の悪役令嬢に転生してしまった主人公が、元の悪役令嬢の記憶を取り戻しながら、やりたいことを満喫する恋愛ファンタジー漫画です。

毎週火曜日に最新話が更新されます

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漫画「悪女が恋に落ちた時」21話のネタバレ

カインは、無力で、虐げられ、奪われるだけの自分自身を許せず、その思いが深まるほど、皇太子を憎んだ。

カインにとってルペルシャ皇女は、皇太子にダメージを与える一番の切り札に過ぎなかったが、彼女の眼差しに、か弱い母が重なって見え、利用することができなかった。

だが実際のルペルシャは想像とは違い、陽だまりのような人で、彼女の微笑みをみれば胸の奥が熱くなる。

夜の庭園でルペルシャを見かけたとき、皇宮の外にでたいと呟く彼女が悲しそうに見えたので、あの病ならば仕方ないと思うカイン。

ルペルシャが市場に行きたいと言っていたことを思い出す。

彼女の体を考えて、ロックスとリフリーは反対していたが、ユジンはそうではなかった。

カインが彼女の前に姿を現すと、怪我したり死んだりしてはいけない、自分の傍でいつまでも元気でいてほしいと言われる。

怪我も死も心配のないカインには、理解できない言葉ではあったが、その優しさが胸に沁み、つい長い間胸に閉じ込めてきた恨みつらみを話してしまう。

そうすれば自分への彼女の興味を断てるのではないかと思ったが、返ってきた言葉は予想と違い、皇太子を恨む自分自身がおかしいのだという考えが変わった。

彼女の言葉で心が軽くなったカインは、生涯彼女に仕えると誓う。

ある夜明け、ルペルシャはカイン攻略に乗り出す。

カインがアリエルに惚れないように、先にあるセリフをカインに言うつもりだ。

血を吐く日だが、これまで早朝に吐いたことはないので、大丈夫だろうと考える。

早朝トレーニングをしているカインを探すルペルシャ。

ちょっと待ったという声が聞こえた気がして、ちらっとあたりを見ると、カインを見つけた。

突然現れたルペルシャに驚くカインだが、身体がが冷えないようにと、自身の上着をルペルシャにかけた。

感動するルペルシャは、どうしてここに来たのかと聞かれ、つい、あなたに会いに来たと言ってしまう。

悪夢を見たせいで眠れなかったと誤魔化すルペルシャ。

原作のセリフが出たところで、原作に沿った言葉を返すルペルシャ。

剣ではなく心を修練していたという彼に、鍛えれば心も強くなれるかと聞き返す。

深いトラウマを持つ彼は、わからないと答える。

そこでルペルシャは、心が苦しいならゆっくり休めばいいという、原作のアリエルのセリフを言う。

原作のアリエルは、しつこいぐらいカインにつきまとっては、休めばいいと伝えていたが、これで彼の心はかなり救われていたのだ。

なのでルペルシャは、ずっと休むように伝えたかったと言い、カインに微笑むのだった。

漫画「悪女が恋に落ちた時」21話の感想

カインの心情がメインのエピソードでしたね。

カインは幼い頃に、自分の魔力のせいで、多くの者を失い、孤独に生きてきたそうです。その穴を埋めたいがために、突然現れた皇太子に依存し、裏切られてしまいます。

それは自分自身のせいだと思うと同時に、皇太子を憎み、かなり傷ついている状態でした。

ルペルシャは、彼がアリエルに惚れないように、その心を癒やすセリフを言います。

実際、その言葉でカインは救われるのだと思うのですが、そのセリフを言う前に、既にカインはルペルシャに心を癒やされていました。

原作の力がなくても、ルペルシャ自身の言葉で、そして明るい人柄で、十分にカインの助けになっているはずです。

エピソード最後のセリフで、カインは完全にルペルシャに惚れ込みそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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