漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」42話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、セザールは、カナリアが書いたノア宛の手紙を読み、自分が告白したからあのような手紙を書いたのかと落ち込む。

そしてカナリアの宮ヘ行き、離婚したい本当の理由はノアと一緒になりたいからだろうと指摘する。

カナリアはあまりのことに呆然。セザールは思わず涙がこぼれてしまったので、慌てて自分の執務室へ。

そこへカナリアがノアを連れ、執務室に突撃するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」42話のネタバレ

ノアは、姉さんから話は聞いた、どうして僕と姉さんが浮気すると思うのかと怒鳴る。

大体僕にだって好みはあるんだからねと、セザールに詰め寄った。

カナリアは、私達は話し合いに来たのであって喧嘩しにきたのではない、落ち着いてと言う。

ノアの態度を見ればわかるでしょう、噂は本当に何でもないと話すカナリア。

セザールは無言で目をそらすので、クソ兄貴と呟きイラつくノア。

僕が姉さんと共寝しようとしたなんて本当に信じたの、少し考えればありえないってわかるだろうと、ギャンギャン吠える。

その様子を覗き見るセザールの側近たち。

ジャックスはあまりのことに震えている。

そして、それは嘘です、俺はきちんと聞きましたと、会話に混ざるジャックス。

ペルセネ伯爵邸に同行したときに、たまたま会われた二人が仲良さそうに話しているのを聞いていたのです、ハビーという男のことも話していたじゃないですかと指摘する。

ハビーと聞いて、セザール達はキョトンとする。

カナリア妃が、私と房事すると言った事覚えてないのか、ハビーも一緒にと言ったことを聞いたのですというジャックス。

シーンと静まり返る室内。

カナリアは、あのときの言葉を勘違いしたのかと気づいた。

カナリアはセザールに、12歳のときの第二房事のことを覚えているかと聞くと、何年も前だから覚えているかどうかはというセザール。

私達が12歳だからノアは10歳だ、そんな幼いノアはその日、自分も一緒に房事したいと言ったのだと話すカナリア。

セザールの記憶が蘇る。

ノアは、そのことかと呆れる。

じゃあ、ジャックスはその子供の頃の話を勘違いしたのか、と理解したセザールは、ではあの手紙はなんだと問う。

それは以前セザールに噂について注意されたからじゃないか、だからお互いに気をつけようという意味で書いただけとカナリアは答える。

手紙って何とノアが聞くので、これであなたの兄は誤解したのだと言い、カナリアはさっきセザールが落としていった手紙を見せる。

読んでみたノアは、大した内容でもないのにこんなことでと、ジロッとセザールを見る。

セザールは後ずさりしながら、じゃあ今までのことは俺の誤解だったのかと驚く。

ノアが思わず吹き出したので、セザールは顔真っ赤だ。カナリアは呆れてため息をつく。

だから言ったでしょうと、カナリアがセザールの背中をポンと叩くと、セザールは喜びのあまりカナリアを抱きしめた。

カナリアにくっついて顔を隠す彼を見て、恥ずかしさのあまりこうなったのかと思う彼女。

セザールに、少し離れてこの場を収めようと言うも、彼は全く離れる気配がない。

ジャックスは空気が読めず、だからハビーという男は誰なんですかと言う。

イーサンが、それは殿下が飼われている犬の名前だ、一度は見たことがあるのでは、真っ白い大きな犬だと教える。

そもそも何で皆そんなに深刻そうなんだと言うイーサン。

ミラーはため息をつき、整理するとジャックスのバカが誤ったことを報告したせいだなと言う。

ジャックスは慌てて、申し訳有りませんと、床に手をつき謝る。

ミラー達も、私共も少しでもカナリア妃を疑ったことを謝罪しますといい、頭を下げる。

セザールに抱きつかれたまま謝罪されたカナリアは、この状態では私まで恥ずかしいじゃないかと赤面する。

カナリアが、この後二人で話したいから皆さんは少し外してもらえないかと言ったので、ジャックスはミラーに引きずられて退場した。

執務室のドアが閉まると、たまらずノアは大爆笑。

私も笑っていいかと聞くカナリア。

これは歴史書に書いて子孫代々語り継いでいかないと、と大笑いしながら出ていくノア。

二人きりになると、勝手に誤解して済まなかった、待つとは言ったがお前のこととなると余裕がなかったのだと、セザールは話す。

赤面して口ごもる彼に、今度はあなたが間違ったのか、これからは私の話をよく聞いてねといい、カナリアは彼の髪に触れる。

今回のことは、これまでの皇宮生活の中でもっとも呆れた事件だったが、セザールは当分いい子になってくれそうだ。

ちょっと楽しいと思う彼女なのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」42話の感想

誤解が解けて良かったですね。

ノアの力の入ったカナリアとの関係否定は面白かったです。なんたって彼にはベタ惚れしている婚約者のペルセネ伯爵令嬢がいますしね。

セザールの誤解だとわかり、ノアは腹を抱えて大笑いでした。子孫に語り継ぐと冗談で話していましたが、微笑ましい話として、本当に子孫に語り継がれそうですね。

今回のことで、セザールは犬のようになってしまいました。頬を赤くして、泣きそうな恥ずかしそうな表情をしていましたね。このようなセザールの一面を見て、カナリアも決心がついたでしょうか。

またジャックスですが、騎士の称号までかけて誓っていたので、この後こっぴどく叱られそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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