漫画「盗掘王」16話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕 

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、遼河は、財宝を見つけだす能力を持つ金の斧の遺物を使い、稼げそうなカジノ、稼げそうなスロットマシンを見つけ、かなりの金額を手にいれた。

次の店へと向かった彼だが、主人の財宝を奪うものを感知する銀の斧が反応し、さらに周囲の人々がケンカしたり、お金をすられたりとトラブルまみれになる。

その原因は、破産王の名をもつ神クラス遺物所有者アイリーン・ホルトンが現れたせいだった。彼女は近寄るだけで、周囲にあらゆる災いを撒く恐ろしい人物だった。

関わらないようにさっさと逃げようとする遼河だが、何故かアイリーンが近寄ってくる。彼女の接近のせいで、遺物の耐久度が減っていく。そのうえ彼女は、遼河に聞きたいことがあると言って、彼に触れるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」16話のネタバレ

アイリーンに触られたことにより、凶悪なオーラに捕まったので遼河の遺物の耐久度が下がると、ウィンドウが警告してくる。

さらには、幸運が影を潜め、全ての実績が悪化するとも。

思わず手を払いのける彼。

幽霊でも見たかのように怯える遼河に、どうしたのかと呉羽達は疑問を持つ。

そして彼らも、彼女がアメリカ大富豪の一族で後継者の、アイリーン・ホルトンだと気づいた。

セレブの登場に注目する呉羽達。

アイリーンは、この一帯のカジノでジャックポットを繰り返し当てた人物をさがしていたのだが、あなたのことではないかと遼河に尋ねる。

よろしければ秘訣を教えて下さいと言う彼女。

金持ちの女性が何故ジャックポットの秘訣を知りたがるのかと怪しく感じた遼河は、人違いだと言って去ろうとする。。

だが呉羽が、あれほどのセレブが接触してきたというのにどこに行く気だ、俺達がもう一度話をつけてやると言って、遼河の邪魔をする。

アイリーンに近づいたため、呉羽達は原因不明の腹痛になり、床で悶えはじめた。

遼河は彼らを無理矢理外に連れ出すと、あの女の近くには行くな、金の入ったカバンをもって安全な所で待機していろと命じる。

遼河は、資金をもう少し集めようとしていたが、オークションまで失敗するわけにはいかないので、さっさとオークション会場に行くことにする。

オークション会場では、大勢の参加者が集まり騒がしかった。

そこへ偉そうに人をどかしながら現れたのは、大河原会長の右腕・婿候補の伊藤拓哉だ。

そしてその伊藤と共に、大河原会長も現れた。

大河原に嵌められ、復讐を誓った瞬間を思い出す遼河。

今はまだ自分を知らないだろう、このオークションで大河原会長が手に入れるはずだったものを全て手に入れてやると、遼河はニヤっと笑う

すると他の参加者が突然騒がしくなった。

株が暴落しただの、携帯が繋がらなくなっただの、金を失っただの、それぞれが同時にトラブルに見舞われた。

この感じはもしやと、周囲を見渡す遼河。

案の定、アイリーン・ホルトンが会場に来ており、しかも彼を探していた。

遼河を見つけ、本当に困っているからどうか話を聞いてくださいと言って駆け寄ってくるアイリーン。

遼河は彼女に気をとられ、ドアに顔面をぶつけてしまう。

大丈夫かと聞く彼女に、大丈夫に見えるのか、お前のせいでこうなったんだと怒りをぶつける彼。

すると彼女は、そうなんです、それが私の問題なのですと微笑む。

自分の周りにいる人達が不幸になるので、あなたのように幸運になれないか、そうすれば周りの人たちを幸せにできる、という相談だった。

遼河の記憶の中のアイリーンは、多くの人の人生を破綻させ、世界を混乱に陥れた破産王なのにと、今目の前にいる彼女とかなり印象が違う。

アイリーンは彼の手を握ると、運がよくなる秘訣を教えてほしい、お礼ならなんでもすると、お願いする。

再び彼女に触られてしまった彼だが、今度は、凶悪なオーラにさらされ続けているため耐性がついたと表示された。

そして耐性数値が徐々に上がっていく。

耐性と言えば、盗掘屋基本スキル活性化ミッションの報酬でもらったパチンコ玉のときに表示されたものだ(11話)

あのときは存在を認識したというだけだったが、破産王のおかげで耐性が活性化したようである。

そうであれば、アイリーンを無理に遠ざける必要ないと考えた遼河。

近くにいるだけで耐性数値があがり、オークションのライバル達はどんどん損をしていっている、一石二鳥のようだ。

大河原会長の方はどうかとチラ見すると、彼の中国工場に火災が発生したようで、漏れずに不幸に見舞われたようだった。

すぐこの場を離れないところをみると、まだ破産王の存在をしらないようだ。

敵の敵は味方、あの女を利用できるかもと考え、彼女の提案に乗ると答える彼。

すぐ取引条件を相談したいところだが、これから始まるオークションに参加しないといけないので、参加費がかかるがご一緒にどうですかと、彼女をオークションに誘った。

アイリーンは、構いませんと言ってすぐ参加券を買いに行った。

アイリーンはどんな不確定要素になってくれるかなと、彼女の後ろ姿を眺める遼河なのだった。

漫画 「盗掘王」16話の感想

アイリーンは、周りの人が全て不幸になっていくのでいたたまれず、なんとかしたいと幸運の持ち主であろう遼河にすがったようですね。

遼河の記憶のアイリーンは、かなり凶悪そうな女性でしたが、このような状況が続いたため、心が病んでしまったのでしょうか。

そうであれば、遼河のように優しい言葉をかけてくれる人物が傍にいれば、未来のアイリーンは全くの別人になるでしょうね。

彼は野心ありありなので、善意のひとかけらもないのが悲しいところですが。それでも彼女にとっては、逃げずに提案を受けてくれる恩人にはなるでしょう。

そして遼河はついに、復讐相手の大河原会長を目にします。大河原にこき使われ、周りに蔑まされ、挙げ句罠に嵌められて仲間も自分も死ぬ羽目になった、到底許すことなどできない相手です。

アイリーンのおかげで、遼河は特に何もしなくても大河原会長にダメージが入りましたね。アイリーンを煙たがっていた遼河ですが、彼女といるだけで彼にはメリットが多そうです。不幸の象徴ですが、彼にとっては女神とも言えますね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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