漫画「アデライド」51話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、エリアスの突然のプロポーズに、ムードも何もないし、本当に愛しているわけではないだろうと思いつつ、一応受けるアデル。

結婚を急ぐ彼だが、ルイのことが済んでからとアデルは釘を刺す。ルイは毒も用意しているので、まだ諦めたわけじゃなかったからだ。

見張っているアンナを問いただそうとするアデルだが、アンナは素早く逃げてしまう。

時間が大分経ってしまったので、ルイは孤児院に行くことに。アデルを毒殺し、いざとなれば罪はアンナに着せようと企むルイなのだった。

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漫画「アデライド」51話のネタバレ

ルイは孤児院に到着すると、子供たちが聖女様だと喜び群がってきた。

薄汚れた子供たちに触られ、思わず、汚い手で触るなと突き飛ばしてしまう。

施設も古かったため、もう耐えられないと、ルイは即座に帰った。

聖女の義務を放棄する方法はないかと考えるルイ。

アンドレア卿から神殿に圧力をかけてもらおうと思いつき、彼の屋敷へ。

何か問題があるのかと聞く彼に、神殿と大司教が協力的でないので奉仕活動をしなければならない、公爵夫人になるまでなんて耐えられないとルイは話す。

それを聞いた彼は、奉仕活動は聖女の役割だが、それを強要されるのではあれば、弱みを握られたのではと指摘する。

アンドレア卿のことはまだ信用できないので、契約書の話を伏せ、そんなことはないはずだと答えるルイ。

そしてルイは、前から気になっていたのだが、私が公爵夫人になってそちらに利点があるのかと聞く。

彼は、皇帝派の勢力が強すぎるため帝国の発展の障害となり、神殿と皇室の関係も悪化した、そこで神殿所属の聖女が皇帝派トップのエリアス公爵と結ばれたなら、皇室と公爵に距離ができ、力関係が均等になるだろう、それが狙いだと説明する。

公爵が皇室と距離ができたとしても、帝国1位の序列なので、何不自由なく暮らしていけるから心配することはないと、ルイに話す。

政治的いざこざで自分を利用しようというのか、地球でもどこの世界でも同じようだと思うルイ。

彼女は、自分に害がなければそれでいい、神殿の態度と、毒まで用意したのになかなかうまく消すことが出来ない公爵の婚約者が問題だと話す。

アンドレアは、彼女が毒殺まで考えるほど度胸があるとは思わず、これなら自分の手を汚さずに済みそうだとほくそ笑む。

それならばと、ルイのアリバイのために彼女の奉仕活動の帰りに誘拐されたことにし姿をくらまし、その隙に別の誰かが婚約者に毒を盛ればいいのだと彼は提案する。

あの女を誘拐するのではなく、自分が誘拐されることでアリバイを作ればよかったのだと納得するルイは、早速アンナの兄たちに隠れる場所を探させた。

彼らは捨てられた倉庫を見つけ、ルイを案内する。

ルイすぐマリをここに呼ぶよう命じるのだった。

その頃、アデルとエリアスは、デートを終え屋敷に戻ってきていた。

デートでボートに乗ってみた二人だが、あまりに揺れたので、エリアスはぐったりしていた。

それがかわいいと笑うアデル。

エリアスは、ルイがまた奉仕活動を途中で投げ出し逃げたとの報告があったことを、アデルに教える。

雰囲気や行動が、品のある聖女とはほど遠いため、貴族たちからも不満が出始めているのだという。

アデルは、予想とは違う方向に流れていくことを期待したのだが、ルイの性格では無理だったようだ。

このままだとルイが近いうちに危険なことを企てるに違いないと言うアデル。

だが詳細は話してくれない。

エリアスは、アデルが何か知っているようなのに自分を頼ってくれないことに悩むのだった。

漫画 「アデライド」51話の感想

聖女の権利の旨味だけもらい、義務を果たそうとしないルイ。大人しく孤児院に行ったかと思えば、子供を汚らわしく思いつき飛ばすという、なんの努力も我慢もしない女性のようです。

挙げ句、アンドレアにお願いしに行きました。まさかこんなことで頼られるとは彼も想定外でしょう。ルイは、彼に協力を求めるわりに、重要な契約書の情報を与えません。自己保身のために、墓穴を掘っています。

その話をしていれば、アンドレアはすぐさま契約書を破棄するなり何か行動をとったのでしょうが、ルイが求めるばかりで何も与えない性格なので、おかしな方向に。公爵の裏をかくどころか、自ら泥沼にはまっていく気がします。

倉庫でアデル毒殺を企むルイ。せっかく聖女という地位を得たのに、それを利用せず無駄にしているところがルイらしいですね。しばらくの間慎ましやかな聖女を演じ、貴族たちの指示を得れば、アデルたちの手強い相手になっただろうに、色々と残念な状態になってしまいました。とても毒殺が成功するとも思えません。

さて、本格的に毒殺しようとルイ達が動くようなので、このあたりで彼女達の悪事がばれ、大きく動きそうですね。悪女の始末をすっきりと終わらせてほしいものです。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: