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漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、1週間友達と旅行に行くと言って、悪魔城に挑む旬。発生したクエストは、悪魔の魂を1万個集めるもの。報酬は非常に豪華なので、かなりの難易度のようだ。
一方、諸菱賢太は、諸菱ギルドを自分に任せてもらえないかと、父に頼んだ。そこへ呼ばれたのは、レッドゲートの生存者の松浦で、生存できたのは助力者・水篠旬ハンターのおかげだと話す。
諸菱のレイド経験の書類にも旬の名前が載っていたので、ギルドマスターの資格がとれたのは旬のおかげだとバレる。それでも諦めない賢太に、旬をギルドに引っ張ってこれるならと、父は条件をつけた。
諸菱父が今回頼もうとしていたS級ハンターは、向坂雫と美濃部剛。父と息子どちらが早く引き込めるかを競うことになる。
その頃旬は、このクエストの道のりの長さに途方に暮れるのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話58話のネタバレ
悪魔城の序盤エリアは簡単だった。
この付近一帯は狩り尽くしたようだ。
モンスターのレベルはせいぜいD級だったが、そのわりには経験値が豊富だ。
レベル1つあげるのにC級ダンジョンを9回は回らなければならないところ、このダンジョンなら4時間狩ればいい。
レベルが高くなればそれだけ経験値が必要になり、徐々に成長するのがむずかしくなるだろう。
前回、S級ハンター白川に会ったときに、今の自分のレベルがS級に足を踏み入れたばかりだとわかった。
さらに強くなるために、経験値稼ぎの速度をあげなければならない。
旬は入手した、悪魔城2階への許可証を持ち、移動しようと考える。
1階の層間移動魔法陣で使用可能と書いてある許可証。
遠くに天に昇る光が見えるので、おそらくそこだろう。
そこで旬は、影のモンスター兵を誰でもいいから1匹と召喚する。
現れたのは、アイスベアのボスの影。
とても大きく重戦車のようだ。
旬はその影の背中に乗って移動しようと考えた。
だがもう近くまで悪魔達が近づいてきており、旬は面倒がる。
するとアイスベアボスの影は、旬を乗せたまま突然走りだし、悪魔どもと蹴散らした。
これはいい、お前は今日からタンクだと旬は喜び、そのまま魔法陣まで走れと命じる。
場面は代わり、アメリカ・ワシントン。
アメリカのハンター管理局のビルに、捕らわれているのは、この前ダンジョンでみつかったボサボサ頭の男。
防弾ガラス越しに彼を見る副局長達。
男は日本人ハンターだと名乗っているのだが、日本のハンターが何故こんな離れたダンジョンに現れたのかと、謎である。
本人が言うには、10年前ダンジョンに残されたままゲートが閉じ、目覚めたらアメリカのダンジョンにいたという。
A級ダンジョンから人間がでてきたこと、討伐しにいったA級ハンターらがこの人物に倒されてしまったこと、これは前代未聞の事態である。
他にわかったことはと聞く副局長。
人間の記憶をもったモンスターという可能性もあるので、取り調べは保留中とのこと。
ワシントンが危険にさらされるかもしれないので、S級ハンターに応援を要請したと、部下が説明する。
幸いワシントン在住で、日本語を話せるS級ハンターがスカベンジャーギルドにいるという。
それを聞いた副局長は、スカベンジャーギルドのメインハンター右京、その人物はどこにいるのか部下らに問う。
すると、日本に滞在しているが、今から戻ってくる、明日には取り調べできるだろうとの答え。
その頃、右京は思い通りに行かず、イライラしながら空港を歩いていた。
直接殺そうと思った水篠旬はレッドゲートに飲み込まれてしまったし、タイミングが悪かったとぼやく。
その右京が取り調べをする相手は、ジュンイチロー・ミズシノという名前だった。
場面は戻り、旬。
悪魔城は階ごとに異なる世界につながっており、侵入許可書をもつモンスターがそれぞれの階に現れるので、倒し手に入れてから層間魔法陣から次の階へと進むのだ。
悪魔城はDSタワーを模しており、そのDSタワーは100階まである。おそらく悪魔城には100の世界が存在しているのだろう。
その頃旬は、順調に進み、27階まできていた。
スキル・支配者の手のレベルも上がった。
中層の悪魔は大体C級上位圏あたりのようだ。
ハンターのS級とA級が明らかに違うように、上層の悪魔はかなり手強いだろう。
現在、悪魔の魂は2,116/10,000。
問題は時間との勝負である。
本当に100階まであるのなら、1週間以内に到達するのは無理かもしれない。
悪魔城に入った当初は、ここがS級ダンジョンではないかと緊張したものだが、思ったよりあっさり戦闘が進むので、時間の経過とともに緊張感は薄れた。
47、48、49、50階まで到着。
すると名前がオレンジで表示される、下層の支配者・ヴォルカンというボス級の悪魔が登場した。
あのボスはやばそうだから俺が相手しようと、戦闘開始する旬。
影の魔法兵が炎の弾を放ち、ボスの手前に陣取る護衛兵の集団を攻撃する。
旬は、アイアンとイグリットに護衛兵の殲滅を頼む。
ヴォルカンの護衛兵は、敵の侵入に気づき特攻してきた。
旬は、スキル・隠密で姿を消す。
影の兵士達は、レベルを上げてきたので、相手が上級悪魔であっても問題なかった。
アイアンはその頑丈さで敵の攻撃を受けきり、イグリットは悪魔を真っ二つにする。
影の兵士達は、能力値・知能によって強化され、保管できる数も増えた。
知能をかなりあげたので、回復させるマナも十分にある。
戦闘が始まったのだが、何故かボスは動かない。
さっさと片付けにいくか、思ったより簡単だなと思う旬。
しかしそれは彼の誤算で、突然ボスは座った状態から大きく跳躍し、棍棒を振り下ろす。
アイアンは盾を構えるが、ボスの攻撃に耐えきれず蒸発する。
イグリットも、魔法兵も、歩兵達も、一瞬にして倒される。
旬は一瞬でヴォルカンの眼前に現れると、何やってくれてんだと、ヴォルカンの顔面を激しく殴ったのだった。
──現在の旬のステータス
筋力:150、体力:109、速度:139、知能:109、感覚:111
悪魔の魂:4,388/10,000
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話58話の感想
なかなか時間がかかる悪魔の魂集めのクエスト。
始めは肩透かしのように簡単な数稼ぎでした。しかし、いつまでもそうではないので、オレンジ色の名前の敵がでてきてしまいました。確かオレンジだと力が互角でしたね。白は自分より弱く、赤だと危険なので、まだなんとかなるレベルのようです。
ただ旬と同レベルなので、彼の影の兵士たちが持たないようですね。アイアンもイグリットもあっという間にやられてしまいました。相手が規格外のサイズですが、バルカ戦のようにうまく連携して戦わないといけないですね。
旬の武器が短剣メインなので、筋力と体力特化しているであろう相手のHPを削るにしてもかなり手間がかかりそうです。速度で全て押し切れるのかどうか。
それにヴォルカンはあのボディで突然跳躍していたので、案外素早いのかもしれないですね。 旬の筋力が150と多めなので、打撃で削れるでしょうか。
あとやっぱり、あのボサボサ頭の男性は、旬の父親っぽいです。今まで登場してこなかったのは、10年もダンジョン内に閉じ込められていたからなんですね。
右京が通訳兼取り調べに向かいますが、ミズシノという名を聞いて、トラブルが起きないわけがありませんね。でも右京に水篠父が倒せるでしょうか。
まとめ
・悪魔城は経験値が多めに入るので、旬も彼の影の軍団もかなりレベルを上げることが出来た
・アメリカでは、ダンジョンで見つかったミズシノ・ジュンイチローと名乗る日本人ハンターが、本当に人間か人間型モンスターであるか判断に困り、日本語が話せるS級右京ハンターを呼び出した
・楽々50階まで到達した旬だが、イグリットやアイアンを瞬殺する難敵ヴォルカンが現れた
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに