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漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、 右京と白川は攻撃しあうが、すんでのところで犬飼が止め、水篠旬は魔力の再測定でE級だったことを説明する。殺人の口実が欲しいだけの右京は諸菱へとターゲットを移した。
逃げてきた上原は、物資や装備が潤沢な旬チームを見つけ、こいつらが隠し持っていたせいで自分のチームが皆殺しにされたのだと思い込み、彼らを責め立てる。
旬がそれを止め、さらに上原の後をつけてきたエルフ軍団に、隠密を解くよう促す。現れた20数人のアイスエルフ、そしてそのボス。
旬とアイスエルフのボスらとの戦闘が始まるのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話53話のネタバレ
ボスと戦う旬。流石にすぐ首を差し出してくれるわけではなさそうだ。
ボスは馬から降りると、何故人間でないのに人間側にいるのかと、旬に聞く。
何言っているのかと呆れる旬に、本人も知らなかったのかと楽しそうなボス。
彼らの頭の中には、絶えず人間を殺せとの声が聞こえてくるそうなのだが、旬にはその声がしないのだと言う。
旬はそれを聞いて、殺せとの声はシステムのコマンドのようなものかと考える。
それが自分にだけ適用されないなら、自分がプレイヤー側に変わったからなのだろうか。
ボスは、私たちは戦う必要が無いし、余計な被害を出したくないと言う。
旬の後ろの人間だけ差し出してくれれば、旬に手出しはしないと。
この提案はどうかと聞くボスに、こちらも一つ聞こうと返す旬は、お前たちは何処から来て、何のために人間を殺すのかと尋ねる。
ボスが答えようとした瞬間、ジジっとボス本人にノイズが入り、私たちは戦う必要が無いと、また同じセリフを言い始めた。
質問を答える気が無いのか、それとも、と旬は考える。
提案を受け入れるかと聞く、ニヤけたアイスエルフ達。
旬は拒否する。
私の兵士相手に、それも数が圧倒的に不利にも関わらず、一人で克服できるつもりなのかと、エルフ達は威圧してくる。
旬は、不利ってどっちがと言い、自身の軍団を召喚する。
いきなり足元から黒い騎士や黒いアイスベアーの影の集団が湧いてでてきたため、今宮らはパニックだ。
エルフのボスは、悪あがきだなと嘲るが、果たしてそうだろうかと旬は返す。
そして影の軍勢とエルフ達の戦闘が始まった。
今宮らは、自分達がどうこうできるレベルでないと、その場から急いで離れる。
旬のマナでは影の軍勢を維持するにも限界があり、いずれ数が減っていくので、ボスにバカにされたのはあながち間違いではなかった。
影の騎士らはレベルを上げておいたので、通常のアイスエルフであれば相手になるが、問題はあのボスである。
一見しただけで自分よりレベルが高いことがわかる。
イグリットと一緒にとびかかっても容易ではないだろうが、他に対応できる駒が無い。
さらに強い影があればと、旬は落ちている剣と、倒れている上原をチラ見する。
ボスは、バルカと名乗り、旬の名を聞く。
旬は名乗り、突進すると同時に、落ちていた剣を上原の腕までさりげなく蹴飛ばした。
バルカに挑む旬。
彼の攻撃は、たやすく躱されてしまう。
バルカの膝蹴りをくらい吹っ飛び、距離をとる旬。
このように興奮する戦いは久しぶりだと、余裕があるバールカ。
そこへ、影の魔法兵の炎球がボスに炸裂し、すこし時間を稼ぐ。
その頃、目覚めた上原は、自分が気絶する寸前に旬の声が聞こえたことを思い出し、殺す、と足元の剣を拾い上げたのだった。
話は戻り、炎に包まれるバルカ。
だが、この程度の攻撃では倒せない。もったいぶってないでさっさと出てこいと言う旬。
すると、せいぜいこの程度かと、バルカが炎から飛び出てきた。
そのまま旬にまっすぐ突っ込む。
そこへ後ろから上原が、死ね、と旬に飛び掛かった。
君を狙うのは私だけではないようだとバルカが笑うが、そうくると思ったよ上原、と旬は呟く。
そして、イグリットを自分の後ろに召喚し、上原を刺し殺す。
イグリットの大剣に貫かれた上原。
こいつ始めから予想してたのかと、旬の冷たい目を見た上原は悔いながら絶命。
バルカは、予想できない旬の行動を愉しむが、それでも何も変わらないだろうと、旬に迫る。
影の君主である旬は命令した。
起きろ、と。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話53話の感想
旬は、魔物だろうが人間だろうが、自分に仇なすものには徹底して冷酷でした。そうでなければ生き残ってこれなかったからでしょうが、ついに人間を軍勢の駒にしたようです。
バルカが言うように、既に旬は人間ではないのかもしれないですね。彼はこの世界のプレイヤー・主人公であって、他の生物は全てNPC。旬のゲームのシステム上、不都合なことが起きれば、バルカのように会話が戻されてしまうのでしょう。
一体誰が何の目的で、旬をこのゲームシステムに組み込んだのか、ますます謎です。ゲート、ダンジョン、モンスター、全てこのゲームシステムのためだけに用意されたものなのかもしれないですね。
さて、イグリットと二人がかりでも手こずりそうなバルカ。A級上原を抽出するつもりのようですが、果たしてうまくいくのでしょうか。上原が一人増えたところで、バルカに太刀打ちできるのか。次回が待ち遠しいですね。
いよいよ明日、21日にコミックが発売されます。注文したので届くのが楽しみです。
まとめ
・旬は人間に属さず殺す対象ではないというエルフは、他の人間を差し出せと言う。拒否した旬は、自身の影の軍勢を召喚し、エルフ達と戦闘を始める
・ボスのバルカはかなり強く、イグリットと旬の二人がかりでも倒せないかもしれない
・駒を増やすために上原を焚きつけ、旬は彼を殺した
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに