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漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、エルフのボス・バルカから、人間でないのに人間の味方をするのだと聞かれる旬。
旬からは、どこから来て何故人間を殺すのかと聞き返すと、答えようとしたバルカにノイズが入り、時間が巻き戻ったかのように同じコメントを繰り返す。
旬の後ろの人間をよこせば、旬には手出ししないでやるとバルカに言われるが、旬は断り、アイスエルフと旬の影の軍団との戦闘が始まった。
バルカは旬よりも強く、イグリットと一緒になってかかっても倒せそうになかった。そこで旬は、もう一人強力な影が必要だと、失神している上原を見る。
旬は上原まで剣を蹴飛ばし、自分を襲うように仕向ける。
目覚めた上原は、旬の予想通りに、バルカと対峙する旬を背後から襲った。
背後に召喚したイグリットで上原を刺し殺す旬。そして旬は、起きろ、と命じるのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話54話のネタバレ
召喚したイグリットの厚い影に覆われる旬。
隠れても無駄だと、バルカが斬り込み、イグリットがそれを受ける。
二人が戦う間、旬は上原の死体に手を当て、起きろ、と命じた。
雄叫びとともに、影となった上原が起き上がる。
影になったことで少し身体が大きくなったようだ。
名前を決めるようメッセージが出るので、旬は彼をアイアンと名付ける。
するとバルカが、どこを見ているのか、まさかコイツ一人で私を倒せると思ったわけではないだろうと言い、イグリットを倒す。
旬は、そんなわけ無いだろと言うと、アイアンにスキル・挑発の雄叫びを発動させた。
挑発状態になったバルカが、面白いじゃないかと興奮し、アイアンに襲いかかる。
バルカの攻撃を盾で受け止めるアイアンだが、動作が遅いので、後ろにまわられてしまう。
今に見てるといいと言って、イグリット、そして旬も参戦する。
その様子を遠くで見ていたりんは、今宮に、ハンターの戦闘はいつもああなのかと聞く。
そうであれば私はハンターになれるわけがないと答える今宮。
目の前で起きる、あまりに激しく見たこともない戦闘に、もはや夢でも見ているのではないかと一同呆然とする。
イグリットの鋭い突きを、すんでのところで躱すバルカ。
だが背後にいた旬に斬りつけられ、武器・カサカの毒牙の麻痺と出血にかかる。
このような状況でも急所を避けるのかと、旬は改めてバルカの強さを知る。
麻痺と出血効果は、バルカの抵抗力が高いためすぐキャンセルされたが、粘り強い野郎だとバルカは忌々しげにいう。
旬は、お前も大したことないようだ、周りを見てみろ、自慢の兵士はせいぜいこの程度だったかと言い、バルカ以外のアイスエルフを全滅させたことを告げる。
バルカは、お前を殺せばお前の兵士も全て消えるだろうと言い、旬に突進する。
旬はそんなバルカに向かって、短剣を投げる。
武器を捨てるなど愚かだとニヤけるバルカ。
だが、旬はスキル・支配者の手を使い、飛ぶ短剣を後押しし、加速させた。
いきなり飛んでくる速度が変わった短剣を、あわてて防ぐバルカ。
そしてその一瞬の隙に、後ろからアイアンに羽交い締めにされる。
魔法兵らが動けないバルカに、巨大な魔法攻撃を当てる。
ボロボロになったがまだ生きているバルカは、アイアンを粉砕し、よくもやってくれたな、全員殺してやると絶叫する。
だが、その脇腹から血が吹き出す。
隠密状態の旬が、バルカを刺したのだ。
終わりみたいだと言う旬の腕を、バルカは掴む。
ふざけるなと、掴んだ旬を攻撃しようとするバルカ。
そこを既に復活したアイアンに叩き潰される。
言ったはずだ、決着はついた、と旬は潰れたバルカを前にして言う。
システムが、ダンジョンのボスを倒したことを告げる。
レベルがいくつか上がり、やっと終わったとほっとする旬。
だが、いきなり激しい打撃音がする。
なんとアイアンがバルカの死体をまだ叩いていたのだ。
影になっても、元々の単細胞な性格は変わらないようだ。
旬はアイアンを注意し、先が思いやられるとため息をついて離れた。
アイアンはきょとんとして、隣にいたイグリットと目を合わせる。
しかしイグリットもため息をつき、その場を離れる。
アイアンは、今度は後ろにいた影の歩兵の方を向くと、ウオーと雄叫びを上げる。
一緒になって盛り上がってくれる歩兵達。
旬は、今宮達のところまで行き、戻りましょうと声をかける。
空中に帰るためのゲートが現れ、皆歓喜した。
そして旬は、バルカの死体を見る。
次はバルカの影を抽出するのだ。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話54話の感想
ついにバルカを倒しましたね。
格上の相手でしたが、見事な連携プレーでバルカを追い詰めました。
スキル・支配者の手も、あのような使い方があるとは驚きです。短剣の飛ぶ速度に、よくあそこまで手が加えられるなとか、バルカの口がまわるなとは思いましたが、常人では理解できない速さの次元の中でやりとりしているのでしょうね。
何はともあれ、旬と影の軍団の連携は本当にお見事でした。畳み掛けるように追い詰めていき、トドメは旬ではなく、上原=アイアンだったのも良かったです。
戦闘中は意思疎通がきちんと取れていたようですが、バルカを倒し旬の緊張が解けると、アイアンが暴走。アドレナリンが出っぱなしで止まらないのか、死体蹴りのようなことをします。
それを、旬だけでなくイグリットも呆れるのが面白いですね。影の軍団はただの操り人形でなく、かなりそれぞれの意志がハッキリしているようです。
そう思うと、旬に跪いたイグリットの忠誠心は、スキルによる強制でなく、イグリット本人の意志だとわかり、本当にカッコいいなと思いました。
さて、ついにバルカを倒し外に出る旬達。約束通り、りんも無事でした。
果たして旬は、最強のバルカを駒にできるのでしょうか。バルカの影が手に入ったら、S級ハンターも目じゃありません。次回がまた楽しみですね。
まとめ
・旬は上原の影を抽出し、アイアンと名前の影の戦士にする
・旬、イグリット、アイアンをメインに連携プレーを行い、バルカを追い詰める
・ついにバルカを倒し、出口のゲートが開いた。残るはバルカの影の抽出だけ。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに