漫画「彼女が公爵邸に行った理由」67話の作品内容とあらすじネタバレ

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정

小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、ヒーカーはレリアナに邪術の痕跡を感じる。

彼は、チェイモス王国で初の演説を行うと、彼女を部屋に呼び、お前は何者なのかと問うのだった。

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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」67話のネタバレ

お前は何者かとのヒーカーの問いに、どういう意味なのか理解できないレリアナ。

彼が言うには、レリアナには神の祝福も、神力もまったく入らないという。

以前彼女は風邪をひいたことがあったのだが、普通の者なら大神官の祝福を受けた以上、風邪などひかないのだと話す。

レリアナの身体には神力が宿ることなく、そのまま抜けていくせいなのだと。

まるで魂が身体を拒否しているかのようだと言われ、レリアナは呆然とする。

思い当たることは転生のことだが、信じるはずがないと誰にも話すことができなかった。

ヒーカーは思い詰めるレリアナを察し、何でも大丈夫だから話してみろと、彼女の手に自分の手を重ねる。

レリアナはたどたどしく、自分はここの世界の者ではないと、彼に話し始めた。

全てのことを話し終えたレリアナ。

まさかこんなとんでもない話を、誰かにすることになるなんてと気まずそうだ。

しばらく考えていたヒーカーは、旧教では、女神が全ての魂を本に記録していると言われていると話しだした。

新教に入ってからは誰も口にすることはなくなり、現在旧教を知っている者は少ない。

だが私は、新教の教理を定立するために、旧教の資料を何度も閲覧したと。

そして、全ての魂は本として記録され、その魂は消滅するまで神の手によって世界を巡回する、という教理を思い出したと話す。

レリアナの件は恐らく、その循環のタイミングでエラーが起き、前世を記憶しているのだろう、二人の記憶が一度に存在するのは正常ではないから、と彼は続ける。

仮説通りなら、元々のレリアナの魂は消滅し、他の世界の魂であるお前が、新たにその記憶を受け継いだのだろうと説明するヒーカー。

そして、今まで一人で辛かったなと、ヒーカーは彼女の頭を撫で思いやる。

レリアナは、幸いとても良い家と人々に出会えたからと、そんなでもなかったと謙遜する。

ヒーカーは、もう良いと言って、そんなレリアナを抱きしめた。

ヒーカーの優しさが嬉しいレリアナは、聖下と呟くが、おじいちゃんに訂正される。

そこへ、ドアをノックしてすぐ、ノアが入ってきた。

彼の目に飛び込んだのは、レリアナを抱きしめる、子供姿のヒーカー。

ノアが無言で近づくと、ヒーカーは、レリアナと大事な話をしているのだから出て行けと追い払おうとする。

そうですかと微笑むノアは、レリアナを引っ張り、お姫様だっこをする。

そしてレリアナを抱き上げたまま、笑顔で退室するノア。

レリアナは恥ずかしくて、真っ赤な顔を手で覆い隠すが、ノアは微笑んだまま、通路を進む。

そんなノアのことを無礼にも程があると呆れるヒーカー。

あんな男と結婚したら、一生家に閉じ込められて自由がないだろうと思うが、もうじき別れるから関係ないかと、ヒーカーは笑う。

何らかの事情があって婚約者のフリをしているようだが、それもじきに終わるようだ。

今日は夜市があるから、レリアナと散策しようとウキウキのヒーカーおじいちゃんなのだった。

漫画「彼女が公爵邸に行った理由」67話の感想

ついに転生の話を、誰かに打ち明けることになりました。さすがヒーカー。なんて頼れるおじいちゃんなのでしょう。

魂は本に記録され、消滅するまで神によって様々な次元を旅する、その過程でイレギュラーが生じてしまったのがレリアナのようです。なんだかすごくしっくりきました。

そのせいで、神力はいくら注いでも抜け出てしまい、凛子である魂が身体を拒否していたようです。ではもとのレリアナの魂はいきなり消滅したのでしょうか。殺される前だったのに、突然変わるものなんですかね。

一人で不安な日々を生き続けたレリアナを、ヒーカーは慰めます。真の理解者がいて良かったです。かけがえのない存在ですね。

あくまで二人は爺と孫の間柄ですが、ノアからしてみれば、青年の容姿にもなる恋敵です。抱き合っていれば面白くないですよね。この間のレリアナの返事はどうなったか不明ですが、ノアは全く諦めてないようです。

次回は、ヒーカーと夜市巡りでしょうか。楽しみですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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