漫画アプリ・ピッコマ、LINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다
ある日突然、姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。
毎週日曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、迷子になったアタナシアは、人気のない宮をみつけ、そこを逃走資金の隠し場所にする。お昼寝の時間などを使って、往復して逃走資金を隠す彼女。
その宮には自分のいるルビー宮にはない、金の像がたくさんあったため、テンションのあがった彼女はそれにかじりつく。
しかし後ろから来た何者かに、見つかってしまうのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」6話のネタバレ
その声にゾクッとしたアタナシアは、慌てて後ろを振り返ると、金髪の宝石眼の男性がそこにいた。
クロードだ。
驚いた彼女の足元に、逃走資金の巾着が落ち、中身がボロボロとこぼれ出る。
その中身に護衛の騎士は少し驚く。
その顔見覚えがあるなというクロード。
アタナシアは、何故今クロードと出会ってしまったのかと固まったままだ。
クロードはアタナシアを見つめ、シオドナから来た踊り子だったか、あの女に似ているなと呟く。
今自分は設定の9歳でなく5歳、さらにここは皇帝宮の庭園でもないと、大パニックのアタナシア。
まぁ誰でもいいと、アタナシアの顔に手を伸ばすクロード。
そして、あの女が付けた名前を思い出した、アタナシアだったなと彼女の顎に触れる。
殺されるのではないか、心臓が激しく鼓動し、震えるアタナシア。
本来オベリアで不死に関わる名前は、後に皇帝となる正式な後継者のみが許されるもの、さらにその名を授けられるのは皇帝だけなのだ。
クロードがルビー宮の皆を殺し回ったとき、アタナシアも殺すつもりだった。
だが、ダイアナが娘につけた帝王の名前を聞いたクロードは、名前の通り生き残れるか見ものだなと、面白がって彼女を生かしたのだ。
現在、その殺そうとした娘を前に、クロードはしゃがみ目線を合わせると、大きくなったなと声をかける。
アタナシアはその言葉が、ここまで十分育ったのだから死ねという意味かと、震えが止まらない。
原作では、9歳のアタナシアを無視して通り過ぎたはずなのに、全然ちがうとパニクる彼女。
すると、ドン、と音がして、もう一つの逃走資金の巾着が落ち、中身の貴金属が散らばった。
宝石はクロードの靴まで転がり、彼はその宝石を踏み割る。
無言の彼は、そのまま彼女に手を伸ばす。
恐怖で汗が止まらないアタナシア。
彼女の予想と裏腹に、クロードは彼女の両脇を持ち、抱き上げた。
重いな、と一言。
アタナシアはもはや理解不能である。
頬がはちきれそうとは思ったが、こんなに重いとはと続ける彼の言葉に、それなりにショックを受ける。
それは置いておいて、どうして私に話しかけるのか、ジェニット一筋でないのかと、彼女の混乱は続く。
クロードは、俺の宮で何をしていたと聞くので、ここがそうだったのかと衝撃をうける彼女なのだった。
漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」6話の感想
運悪くクロードの宮を自分のアジトとして活用しようとした彼女。
金の天使像のお尻にかじりついたところを、よりにもよってクロードに見られてしまいます。
ルビー宮の人々を殺し、いずれ自分をも処刑する設定の皇帝クロード。恐怖の対象でしかありません。残虐で冷酷な性格なのは、護衛騎士の反応からしても間違いないようです。
護衛騎士も、アタナシアも、あの場で殺されると思ったのでしょう。ですが彼は彼女を抱き上げます。それはもう、アタナシアは大パニックです、
原作の設定がずれまくりで、全く先が読めない状況です。いつ殺されるかわからない状態なので、精神的にまいって寿命すり減らしそうですね。
意外にも父親っぽく、抱き上げるクロード。やはり自分の娘は、多少なりとも可愛いのでしょうか。
さらに、アタナシアは貴金属をぶちまけていましたが、さして気にしていない様子。まさかこんな小さい子が盗みを働くとは思わないですよね。キラキラしていたから、気に入ったのかなぐらいにしか。護衛騎士は驚いてましたが。
さて、原作の内容と大幅にずれた緊急事態です。今後彼女はどうなるのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに