漫画「捨てられた皇妃」最新話67話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」

漫画 iNA氏、 原作 Yuna 氏の韓国漫画です。

──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。

しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、国境付近よりルブリスが帰還する。モニーク家領地にてアリスティアが意識を失ってからというもの、二人はきちんと話したことはなかったが、お互いチラ見をするだけで特に接触はしない。

自宅に戻ったアリスティアは、眠れない夜に一人、燭台を持って屋敷を歩くと、暗闇の中、ケイルアンがジェレミアの肖像画を前に、呪いを背負わせたくないと、アリスティアのことを話しているのを見つけるのだった。

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漫画「捨てられた皇妃」最新話67話のネタバレ

呪いとは、モニーク一族の血に刻まれた、皇室との契りのことである。

諸刃の剣であるため、父があまりよくは思っていないことは知っていたが、呪いと呼ぶまで嫌悪していたとは知らなかったアリスティア。

ケイルアンは、ジェレミアの肖像画に話しかける。

これまで、皇帝の政治理念に同調し、それを実現させようと、幾度となくこの手を血で染めてきたという。

アリスティアには、自分のような道を歩ませず、いつまでもきれいな手でいてほしい、自由な人生を歩ませたい、というケイルアン。

物陰でその父の言葉を聞いた彼女は、胸がいっぱいになる。

ケイルアンはため息をつくと、眠れずにここまで来てしまったが、余計な話をしてしまったようだと言い、その場を去る。

アリスティアは、母の肖像画の前まで来ると、明日は母の命日なのに、父は私が心配で母のことを敢えて何も話さなかったのだと理解する。

どのような女性なのか、暗すぎてよく見えない。

父が近くの台に置いた、白い花・サザンカを見て、母はこの花が好きだったのかと、そっと花に触れる。

母がこの世を去ったのは5歳のときなのだが、母についての記憶がない。

雪が降る中、ただただ泣き続けたことしか覚えていない。

いくら幼かったとはいえ、何故何も覚えていないのだろうか。

そういえば前世で、母について何か聞いたような気がすると、考えると、一瞬何か思い出せそうになった。

だが特に進展はなく、朝を迎える。

アリスティアは昨日の仕事があるからと、制服を着込み、朝食の席につく。

父も仕事かと聞くと、ケイルアンは微笑み、今日は休みだと答える。

それを聞き、母のお墓にいくのか、今日が何の日か知ってしまったとも言えないので、アリスティアは複雑な気分になる。

私が家を継ぐことなど望んでいないのに、応援してくれる父は、一体どんな気持ちなのだろうと、考えごとをするアリスティア。

その時には既に出勤し、仕事中だったため、ラス公爵に注意されてしまう。

アリスティアは仕事に専念しようとするが、ラス公爵は、書類仕事ばかりだと疲れるだろうから、少し外を歩いて来なさいと微笑む。

別のことを考えていたのを気づかれてしまったと、ラス公爵に謝罪し、集中すると言って慌てるアリスティア。

良いから行って来なさいと、いたずらっ子のような笑みを浮かべたラス公爵に押し切られ、彼女は部屋を出ていく。

彼女が出ていき、一人になったラス公爵は、アリスティアが母の命日を知ってしまった、しっかり隠し通せないケイルアンは何をしているのかと呆れる。

こんな日に、仕事に集中するほうが難しい。

アリスティアは廊下を歩きながら、母の命日、血の呪い、家を継ぐことについて考える。

彼女の決意を後押ししてくれた父が、実はこんなにも沢山のことを考えていたとは知らなかったと思う彼女。

だから一度目の人生でも、自由な人生を歩んでもらいたいからと、たった一人の娘である私を皇宮に嫁がせたのかもしれないと。

考えれば考えるほどわからなくなる、と彼女は皇帝の庭園の方を見る。

悩みがあればいつも来ていたこの庭園。

その癖が抜けず、また来てしまった。

空は曇っていて、一雨きそうだ。

もうこの庭園には来てはいけないのだが、今日だけ少し寄ろうと考えるアリスティア。

すると、花束を持ったルブリスとハレンがやってくるのが見えた。

その花束は、母の大好きなサザンカの束で、アリスティアはルブリスと花束を呆然と見つめていた。

ルブリスが彼女に気づき、目を丸くする。

ぼーっとしていたアリスティアだが、慌ててルブリスに挨拶する。

ルブリスも驚きつつ、久しぶりだと答える。

ここに何しに来たのかと聞かれ、アリスティアは風に当たりに来たと話す。

彼女の服装から、第一騎士団に入団したようだ、とぎこちない会話をする二人。

ルブリスは気まずそうに、今もまだ悪夢を見るのかと、彼女に尋ねるのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話67話の感想

呪いとは、皇室との契りだと説明がありましたね。

具体的にどのような契約なのかはまだわかりませんが、諸刃の剣と言ってましたので、絶大な力を得る代わりに何かを失うってことですよね。それにジェレミアが関係しているということなのでしょうか。

45話でも、何か意味深なことを、ケイルアンは皇帝に対して言っていましたね。皇帝の忠臣であるはずのケイルアンですが、皇帝との間にかなり深い溝がありそうです。

皇宮に嫁がされたのも、皇室に尽くすためではなく、彼女を呪いから逃すためだった、というのも驚きですね。アリスティアは父の思いになかなか気づけずにいましたが、ケイルアンは最初から最後まで、彼女をずっと深く愛し続けていたようです。

さて、今度はルブリスから、悪夢というワードが出てきました。失神したときのことでしょうか。それとも、彼女が記憶を失ったことに関係しているのでしょうか。少しずつ、色々なことが明らかになってきましたね。次回も楽しみです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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