漫画「皇帝の一人娘」136話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が公開されます。現在休載中で、6月9日より再開するようです。

前回のあらすじは、カイテルの父イバンについての回想。何もせず欲望にまみれた皇帝イバンと、イバンに恋したものの自分だけをみてもらえず寝込んでしまった、正妃であるカイテルの母親。カイテルが皇帝である理由は、父を反面教師にしているからだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」136話のネタバレ

寵妃の子供だけで15人もおり、そんな中産まれた正妃の息子というのは、どうぞ殺してくれと言っているようなものだった。

直系の跡取りであること以外にも、遺伝するのが稀な赤銀髪を持って生まれてきたため、格好の標的であった。

それでも両親は息子を守ろうともしないので、常に命が脅かされていたが、そう簡単に死ぬつもりもなかったカイテル。やるだけやってダメならその時死ねばいいと思っていたのだ。

そんな中ドランステと出会ったのは奇跡だった。彼に会ってなければ、13歳であった自分はあのまま宮と共に灰になっていただろう。

そして最後まで彼を守ろうとした侍女長。痩せた手しか思い出せないが、乳母と侍女長がカイテルを育ててくれたので、その2人の存在は大きかった。

もし自分に愛情というものが残っているのならば、恐らくその2人に対する感情なのだろうと、カイテルは思う。

2人は結局死んでしまったが、仇は討ったので寂しくはなかった。

父親を殺しに行ったとき、まるで久々の再会を喜ぶように迎えた父は、息子に親殺しはさせられないと、自ら毒を飲み命を絶ったのだった。

そんな父を自分で殺した方が良かったかもと後悔はした。

カイテルは他の兄弟達に火を放ち殺害したが、微塵の罪悪感もなく、その後の戦いもハエを叩き潰すほどの出来事でしかなかった。

カイテルが物思いにふけっていると、リアがパパと呼びかけ、なんとか起きようと眠気と戦っていた。

自分の起床時間まで寝ていればいいのにとカイテルはクスッと笑い、もう少し寝るように伝え、おでこにキスをするとリアは大人しく眠った。

眠らせたわりに、気持ちよく眠っている彼女についちょっかいをだしてしまうカイテル。触りすぎて起こす。

リアはぱっちりと赤い目をあけ、カイテルを眺めると微笑み、おはようと挨拶をする。

朝食になり、カイテルはリアをぼんやり眺めながら、自分が良い父ではないことは理解しているなどと考え事をしていた。

甘いものを食べたがるリアに、またもやちょっかいをだしてしまう。豚になるぞと。

ムッとするリア。そんな彼女を見て、赤ん坊の頃から言葉はわからずとも状況把握ができる子だったと思い返す。

だからセルイラに小言を言われても、リアの態度によってもっと意地悪したくなるというのを彼女は理解しているのではと考え、大丈夫だろうとついついやってしまう。

しかしやりすぎてしまい、リアはもう食べないとむくれた。

本当はリアは痩せ型なので、少しでもカロリーを摂らせるように甘いものを用意させているのだ。

さすがに言い過ぎたと気まずくなるカイテルなのだった。

漫画「皇帝の一人娘」136話の感想

カイテルは両親に愛された記憶がないので、感情が乏しい人生を送ってきたようですね。

父が死んだことについても、あまり良く知らない他人が死んだ感覚で悲しくなかったのでしょう。

そんな背景があるわりには、リアにしっかりお父さんしていますね。根っこの部分ではきちんと人を愛する地盤ができていたようです。

少々やりすぎてしまうのは、彼らしいです。でもリアも彼をよくわかっているので、問題はなさそう。

彼女が小さいときから豚豚言ってたので、ぽっちゃりとはいかずとも標準体型なのかと思ってたんですが、リアは結構痩せ気味だったんですね。

赤い目で、薄ピンクの髪、細めだとなんか妖精のようですね。性格はたくましいですが。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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