漫画「アデライド」14話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。

毎週火曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、突然現れたエリアス公爵の婚約者にルイは動揺する。さらにアデルはキツネ女を全うするべく、ルイを挑発。

ルイはしばらく粘るが、多勢に無勢で優位にたてない。

エリアスにとってアデルは、ルイ対策のためだけであって用が済めば婚約破棄して捨てるつもりだったが、明るくマイペースな彼女をかわいいと思ってしまう。

そしてルイを放置し、アデル、エリアス、皇太子は婚約祝いを買いにレイパーニに移動するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「アデライド」14話のネタバレ

ルイとのやり取りから、一時間後。アデルの兄アドリアンを加えた一行は宝石店レオパーニにいた。

アデルとアドリアンは小部屋で待っており、アデルがエリアス公爵と婚約したことを聞き、驚愕する兄。

両親に話す前に指輪を受け取ろうとしているし、出会って3日で婚約するなど普通あり得ない。アデルは誰だって恋するでしょうとさらりと受け流す。

アドリアンは、こんなことなら身の程知らずの弟エドモンドをここに来させるべきだったと、階級が気になって何もできない自分に困惑する。

そしてそれが事実なら嬉しいが、あの女性の憧れのエリアス公爵が、今年社交界デビューしたはわかりのアデルに一目惚れしたという噂は信じがたいと言う兄。何をしでかしたのか正直に話せと。

アデルから婚約者の話を申し出たのは事実だから、やらかしたのかなと考えるアデル。兄は仰天。

彼女は、公爵の手伝いをする代わりに結婚の話をしてみたら承諾してもらえたし、本当に嫌なら断るはずでしょとサラリと話す。

私は棚ぼたを蹴り飛ばすバカじゃないとあっけらかんとしているアデルに、兄は言葉もない。

そこへ、エリアス公爵と皇太子が戻ってきた。

代々エリアス公爵夫人がつけてきた指輪だと、大きなブルーダイヤがついた指輪をエリアスが見せてくる。事故があったときに傷つき、ここに修理に出していたのだという。

エリアスは継母が着けていたものなだけに、視界に入るだけでも嫌な気分だ。

それでも一応サイズが合うかどうかアデルにはめてもらおうと持ってきたのだった。

彼が話し終わらないうちに、すごい指輪だと喜んだアデルはもう装着していた。

やはり指輪をみると継母の顔が思い浮かび、苦しい表情になるエリアス。

私がはめるまで待てないのかとエリアスは小言を言うが、キツネ女にはめてあげるのは嫌かと思ってと、適当に流すアデル。 彼女なりに気を使ったようだった。

しかしエリアスは彼女の手を掴み、無理やり指輪を引き抜く。この指輪はアデルに似合わないから他のものを用意すると言って。

アデルは、公爵夫人が代々つけるものなら似合う似合わないは関係ないのではと聞くが、エリアスは助力してもらってるとはいえ公爵夫人になるかどうかはまだわからないと断る。

他の指輪を用意しましょうと言うエリアスに、アデルは心の中で最初からそうすればいいのにと愚痴る。

そしてさっきまでは結婚してもいいと言っていたのに、これが本心かと気づき、心が冷めた。お見合い回避ぐらいにはなるかと冷静になる彼女。

それに異次元の少女が、あの立川瑠璃だったという衝撃の展開を見逃すわけにもいかないと、気分を入れ替える。

アデルは気を持ち直したが、その様子を見ていたアドリアンは、自分の妹にあのようなことを言うなんてと怒りに震えていた。

兄としてこの婚約は許せないと、アデルを呼びつけるアドリアン。計画が崩れるかもと焦った皇太子もアデルを呼び、皇太子からの婚約祝いは何よりも頑丈な鎧になると彼女に豪華なネックレスを見せる。

アデルはキレイと喜び、あとはその鎧を披露する場を設ければ完璧ですねと話す。時期は公爵と相談しようと話す皇太子。

だがアデルは公爵はあまり協力的でないとエリアスを一瞥するが、うまくなだめて日取りを決めようと、彼女の持ち前の切り替えの速さで話を進めていくのだった。

漫画「アデライド」14話の登場人物

アデル=アデライド・カミリエ・ボルボン・・・16歳。地方の伯爵の令嬢。地球にて新人デザイナーだった若い女性が、交通事故で死亡後、この世界に赤ん坊として転生し、ここまで育った。青い目、親ゆずりの赤い髪が印象的な少女。現在の人生を映画を観るように楽しもうとしている。ルイ対策のためにエリアスと婚約することになる。

フェリックス・ミハイル・ノア・エリアス・・・20歳。ビチェルン帝国の公爵。帝国一二を争う美男子。銀髪に紫の瞳。父の後妻のせいで女性を信用していない。アデルと婚約することに。

ルトビッヒ・フィン・ニコラス・レイカルト・ビチェルン ・・・20歳。ビチェルン帝国の皇太子。エリアスに匹敵するほどの美男子。金髪の優男。中身は食わせ者。

アドリアン・・・アデルの長兄。アデルと同じで、母親譲りの赤い髪を持つ。常識人。

漫画「アデライド」14話の感想

前回までトントン拍子に話が良い方に進み、アデルはうきうきしていましたが、ここでそううまくはいかない現実に突き当たりましたね。

自分を利用するだけなのかもというのがわかってしまいました。エリアスが大体指輪を持ってきたのが間違いなのですが、彼女が思う通り、始めから持ってこなければいいのにという話ですよね。

いくら代々使われているものでも、嫌な思い出が詰まったものなので、冷静でいられないなら出さなければいいのに。かえって彼女を傷つけてしまいました。相手が切り替えの早いアデルなので、後をひきずるような問題にならずに済みそうですが。

この婚約、どうみても裏があるので、兄としては許可できないですよね。下手したらアデルに不名誉な噂がついてしまいかねません。前回のように、エリアスが彼女にときめく瞬間でもあればよかったのですが、指輪と継母で頭いっぱいのエリアスには難しいようです。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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