無料漫画アプリ・ピッコマで連載している、ロマンスファンタジー漫画「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」文:dancheong、作画:salty、原作:lazypiece、原題:남주를 꼬시려던 건 아니었습니다
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漫画「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」87話のあらすじ(ネタバレ有り)
クロード・ロウエン公爵は、明日の最後の裁判に備え、夜遅くまで書類を確認していた。
エイブロト公爵は、昔を変わらぬそんなロウエン公爵の思い出を語り、ロウエン公爵も、彼女が昔と変わっていないと言う。
すると、ツェッペリン宮中伯が皇帝からの重要な書信をもって、突然訪ねてきた。
皇女側は二回の裁判が空振りに終わって攻撃することができず、皇家という威厳のおかげで世論は半々ではあるものの、明日からはこちら側が攻撃をしかける番なので、焦りを感じて来たようだ。
捏造だらけの皇女側とは違い、根拠も承認も十分で裁判には有利になると思われるので、今回の突然の訪問に応じる必要はなかったのだが、何を企んでいるのか確かめたかった。
エイブロト公爵とロウエン公爵は、ライン・オブ・エイブロト入り口まで行き、こちら宛の書信は止められているはずだが、何用かと問うと、ツェッペリンから、陛下の許可を得ている、緊急の要件だという書信を渡された。
エイブロト公爵は、皇帝の許可と書信を検討するかどうかは無関係だと言い、ツェッペリンの目の前で書信を破った。
ツェッペリンが、一線を越えた冒涜だと非難すると、エイブロト公爵は、4つの公爵家は皇帝をペルソナ・ノン・グラタに指定したはず、公爵領内では何をしようと誰にも口出しする権利はない、皇帝の手に触れたものはどんなものでも通すつもりはないと言う。
だが、伝えたいことがあるなら聞いてやるから、この場で言えと言うと、ツェッペリンは、裁判に関する皇帝の意見を、これほど多くの騎士の前で言うのかと戸惑い、中で話をさせて欲しいと言う。
エイブロト公爵は、剣を喉元につきつけ、自分の許可なしにライン・オブ・エイブロトの境界をまたがせるわけにはいかないと警告する。
いかなるいかさまにも応じない、書信の内容がこの場にいる者に聞かせられないものなら、口に出すな、帰れと言う。
ロウエン公爵は、そんな彼女を見て口元を緩ませる。
ツェッペリンは、今回の件で皇女は心を痛めているので、しばらく首都を離れて療養する予定であること、皇帝は今回の他公爵家の扇動行為において責任を問わず許すとのこと、なので、明日の裁判を取りやめて欲しいと書信の内容を話した。
エイブロト公爵が、罪の償いに療養するのはおかしいと言うと、ツェッペリンは、内戦でも起こすつもりか、民のためにも皇帝の申し出を断らないで欲しいと言う。
エイブロト公爵は、望んでもいない内戦に追い込んだのは皇帝であることは本人がわかっているはずであること、正しい正義が下されることを望んでいるので、明日の裁判は予定通り行われることを告げる。
そして、本当に内戦を望んでいないのなら、説得するのは皇帝の方だと言うのだった。
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漫画「男主人公を誘惑するつもりはありませんでした」87話の感想
エイブロト公爵は格好いいですね。というか、皇帝がどこまでも腐っているせいですが・・・
エイブロト公爵が言う通り、罪を冒したものが療養という逃げはどうのなのか、内戦間際の現状は公爵家のせいだと責任転嫁していますし、このような身内が可愛いだけの主君であれば、仕える気がなくなりますよね。
ツェッペリンは皇帝の側近であるため、このような反発されるのが当たり前な理不尽な書信でも届けねばならず、なかなかきつい役割でしたね。この皇家は駄目だとわかっているでしょう。
次の裁判は、公爵家側が攻撃することになります。これで皇女を追い詰めることができるでしょうか。
この皇帝であれば、裁判で負けが確定した瞬間、内戦を始めそうですよね。リアンがいるので、公爵家側が負けることはないとは思いますが、皇女は呪術が使えるので、気は抜けないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね