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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「もう一度、光の中へ」原作:TicaTica、漫画:YUYA、原題:다시 한 번, 빛 속으로
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漫画「もう一度、光の中へ」17話のネタバレ
春の祭典で、光の神ルミナスに祈りを捧げる式典から色々な儀式が終わると、神官たちは火傷や病気などの治療の儀式を始めた。
アイシャは、召喚しなくても精霊が見えて会話できるほどの親和力があったので、自身の肩に座るルーに、ルミナスは精霊王なのにどうして司祭たちは神聖な力を使うことができるのかと尋ねた。
ルーは、光の精霊たちはもともと治癒できる能力があるので、ルミナスの司祭は信仰と布教の対価として、その特別な力を使用する資格を分けてもらっているとのこと。
ルミナスの本質は精霊だが、神殿もあるし、神聖な力ももっているので、ほとんど神と呼んでも差し支えないようだ。
また、現在のアイシャにも、司祭程度の治癒力があるらしい。
ルーより上位の精霊を召喚することで、その能力はさらに高まる。
精霊特有の力を扱うのに必要なのは親和力であり、親和力が豊富な精霊使いであるアイシャは治癒の力を最もうまく扱うことができ、それは親和力をもたない司祭たちを超える。
それを聞いたアイシャは、下級精霊を召喚する水準でも火傷を治療できるので、さらに上級精霊を召喚して治癒能力が強まったらどうしようと不安を感じ、思い通りに能力を使えるようになるまでは、一旦隠すことにした。
エルミール帝国の皇女が精霊使いであることは最後の切り札となると考えた。
その後、アイシャは庭園のガゼボで、同い年の令嬢たちとお茶を飲んでいた。
友人作りのためと皇后が機会を設けてくれたのだが、アイシャは、会えていない兄イシスのことが気になって仕方なかった。
遠くにいる兄を盗み見することしかできなかったのだが、元気に見えたのでホッとする。
兄の傍らには、剣術と魔法の才能に優れ、整った容姿に豊富な人脈までもつ、王子様のようなスペックのビオン公子がいることに気づいた。
一緒にお茶を飲んだ令嬢の1人が30分以上もしゃべり続けていたのだが、他の少女はみな彼女より爵位が低く、誰も止められずにいたうえ、アイシャも対応に困っていた。
王子様みたいな人が助けにこないかと考えていたら、少しお話しても良いかと言い、ビオン公子がその場に現れたのだった。
漫画「もう一度、光の中へ」17話の感想
アイシャが持つのは、治癒能力でした。上級精霊まで呼び出せるようになったら、欠損した部分も修復できそうですね。
光の精霊王ルミナスは、親和力がなくても熱心に信仰してくれる司祭たちには、力を分け与えていました。ルーはそのような精霊王をとても尊敬しているようです。
ルミナスは、その能力と資質から、人間からも精霊からも慕われていますね。そしてその力を存分に扱えるであろうアイシャは、復讐を望みながらも、心根は優しい人間なのでしょう。
対してマリアンヌには、何かとんでもない闇の力を持ったものとの共感できる力があるのでは。
マリアンヌにだけは精霊使いであることを知られない方が良いですよね。誰よりも愛されたい彼女にとって、帝国の皇女が精霊使いだなんて許せないでしょうから。
さて、イシスの脇に立っていたビオン公子ですが、真っ赤な髪が目立ちますね。彼は、アイシャがお茶会に疲れてきたときに、まさに王子様のように現れましたが、どうするつもりなのでしょうね。
イシスなら、アイシャの疲れに気づいてすっ飛んできそうですが、少女たちを驚かせないように、ビオンに行かせたのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね