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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」作家SWAN、絵ユンヘ、原題 아이리스 – 스마트폰을 든 레이디
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漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」138話のネタバレ
昔のアイリスは、ネラがどんなにアイリスから奪っても、ネラが幸せなら良いと言い、ネラに全てを捧げるような女性だった。
だから全ての罪状が明らかになり、投獄されても、情に訴えれば、愚かなアイリスはネラの命までは奪わないと考えていた。
だが現在、ネラは城壁に貼り付けにされたうえ、アイリスは、ネラを助けることはできないと断言し、民衆には魔女を殺せと叫ばれた。
ネラは、アイリスを偽善者だと罵った。
アイリスは、ネラが本当にハワードを愛していたなら手を貸しただろうし、フォレスト家が必要ならそうしただろうと言う。
アイリスが幸福を感じるのはそのようなものではなかったので、アイリスはネラに、家族であったネラを愛していたと告げた。
思い返してみれば、ネラのこれまでの言葉は、愛してほしいという、ネラ自身へ向けた言葉だった。
アイリスがネラに、自分たちは互いの欠点しか映さない鏡だと言うと、ネラは、アイリスが自分をこのようにしたのだと怒りを覚える。
ネラは、アイリスは私を愛しているはずがないと思っていたが、アイリスがとても辛そうな表情をしていたので、愛されていたことを知る。
そうであれば、やり直せるかもしれないと、妙な笑みを浮かべた。
だがアイリスは、今は貴女の幸せを祈っていないと言い、数々の罪状を読み上げる。
本心では、アイリスの信頼を裏切った罪、自分の生きる目的をネラの断罪にしてしまった罪、ネラがネラ自身を死に追いやった罪について、嘆いていた。
アイリスは、罪人は7日間吊るし、水一滴も与えることはできないと言い、ネラの呼びかけに背を向けて立ち去った。
ネラは民衆から石をぶつけられ続けた。
思い起こせば、本当に自分を愛してくれたのはアイリスだけだったと気づき、心の中でアイリスに謝った。
気がつくと、心優しいアイリスが手を差し出してくれたが、手をつかもうとすると消えてしまい、代わりに家族の墓や自分の棺桶のある場所に移動していたので、ネラは発狂した。
民衆に石をぶつけられ続けたネラは息絶え、城壁からおろされるのだった。
漫画「アイリス~スマホを持った貴族令嬢~」138話の感想
この物語は、アイリスとネラの歪んだ家族愛がメインでしたね。幼い頃にいくら仲が良くても、わかりあえない関係だったのかなと思います。
周囲の大人のせいで歪んだ関係になった、というわけではなく、ネラがひとりで歪んでいっただけですね。そこにグライフ伯爵家やリザ皇妃が絡んだので、アイリスは悲惨な死を迎えました。
今回はやり直しの人生なので、ネラは全ての罪を暴かれ、アイリスが受けたように悲惨な最期でしたね。確かに、互いの欠点を映す鏡でした。
物語の中心であったネラがついに死にました。これでアイリスの心が救われたわけではないのが虚しいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね