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無料漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「義家族に執着されています」作画:seungu、原作:Han Yoon seol、原題:시월드가 내게 집착한다
恋愛ファンタジー漫画です。
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漫画「義家族に執着されています」25話のネタバレ
公務中のテルデオは、ペレシャティにつけていたはずの護衛騎士がやってきたので、どうしてここにきたのと問うと、彼は大公に呼び出されたと答えるので、テルデオは眉をひそめる。
次の瞬間、道端に落ちていたペレシャティの手袋を見つけ、テルデオは走り出した。
騎士たちは慌ててテルデオを追い、護衛騎士は呆然とする。
そうしてテルデオとラピレオン家の騎士団は、ペレシャティ達を助け、シーフらごろつき共を捕らえた。
汗をにじませ必死に走ってきたテルデオは、ペレシャティの拘束をとき、彼女を支えて立たせる。
するとシーフが大声で彼女の名を呼んだので、ペレシャティは恐ろしくなったが、今は大丈夫だと恐怖に耐え、テルデオはシーフを睨んだ。
ペレシャティは、ラピレオン家の寝室に戻ると、他の人は無事かとテルデオに尋ねた。
だがテルデオは、もうすぐ医者がくるから、とりあえず休むようにと言う。
その後、ペレシャティはベッドに横になったものの、さきほどの恐怖で体の震えが止まらなかった。
ベッド脇の椅子で書類を読んでいるテルデオに、どうして助けに来ることができたのかと尋ねると、近衛兵がペレシャティを見かけていたこと(23話)と、落ちていたペレシャティの手袋でわかったとのこと。
ペレシャティはテルデオに、仕事が忙しいだろうから戻ってもらっていい、怪我もないからと言うが、体の震えはおさまらなかった。
テルデオはそれをわかってはいたが、彼女の言葉に従い、部屋を出た。
1人になったペレシャティは、何故こんな目にあうのか、望まれれば何もかもあげたのに何故私を殺したいのか、ただ彼らに後悔してほしかったのに、最初から誰も自分を愛していなかったのだと、絶望した。
幼い頃のペレシャティは、悪夢を見るのが怖くて眠れず、クセで爪を噛んでいた。
継母は、隣にいれば怖くないだろうと、ペレシャティを抱き寄せてくれたので、ペレシャティも安心して眠ることができた。
そのような過去を思い出しながら、ペレシャティはテルデオのいなくなった部屋で、1人で眠った。
その頃、無言で立つテルデオの後ろで、勝手な行動でペレシャティ達を危険に晒した護衛騎士は、仲間の騎士に罰せられていたのだった。
漫画「義家族に執着されています」25話の感想
シーフら、ごろつき共は、ラピレオン家の騎士団があっという間に制圧しました。ホッとしました。
テルデオは、ペレシャティの手袋が落ちているのに気づいて走り出しましたが、よく彼女のものだとわかりましたね。ペレシャティが手袋をはめるようになったのを、気にかけていたからでしょうか(23話)
彼は、騎士に探りにいかせず、真っ先に彼女を捜しにいきました。彼女を優しく支えたのも、赤い目を光らせてシーフを睨んだのも、テルデオにとってどれほどペレシャティが大切かがよく伝わりますね。
6話でシーフがラピレオン家に突撃したときも、テルデオがシーフを睨んでいたのですが、赤い目が強調されてました。印象に残ります。
ペレシャティの幼い頃のシーンがありましたが、あの頃はあれほど優しかった継母が、どうしてペレシャティを殺すほどに変わってしまったのでしょう。
長年一緒に暮らしていたので、もともと騙すつもりではなかったでしょうし、人格が変わるほどの何かがあったようにしか思えないですね。ペレシャティへの愛が消えるほど、ザハルト一族に問題があったのでしょうか。
さて、例の護衛騎士ですが、テルデオの命令をまっすぐ受け取らず、自身の思い込みで判断してしまったために、ペレシャティ達を危険に晒してしまいました。かなりの失態ですよね。罰として、同僚か上司の騎士に思いきり殴られてました。
テルデオは、ペレシャティがいつも恐怖と戦っているのを知っているので、なおのこと許せないでしょうね。ペレシャティのためにそばにいたのに、彼女に追い出されてしまいましたし。
背中を向けて立つテルデオは、無言だけど色々な感情が伝わってくるようで、今回の作画も素敵でした。
プロローグの陽気さが遠い過去のように、シリアスな展開が続いてますが、それぞれのキャラクターの葛藤をよく感じ取ることができて、とても引き込まれますね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね