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無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법
原作:ヘリム、文・絵:Ink
イシュタルと呼ばれた女騎士が、同じくイシュタルと呼ばれる貴族令嬢に転生し、仇敵の婚約者と、自分を殺した裏切り者との関係に翻弄される、恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
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漫画「その騎士がレディとして生きる方法」53話のネタバレ
昔、ヤンスガルの皇帝バイドは、アルシャにいるイソタについて、アルシャから来た黒髪で水色の瞳の令嬢から、どのように過ごしているかを聞いていた。
その令嬢は、イソタを直接みているので彼女の様子をよく知っており、イソタが一度も笑わない日があること、ヤンスガルを恋しく思っていること、ある人物からの便りを心待ちにしていることを話す。
令嬢は皇帝に、イソタに手紙を書いてほしい、たった一人の家族ではないですかと言う。
皇帝は、絶対的な王の座を守るため、これまで感情を捨ててきたので、令嬢の言葉にハッとした。
そしてイソタに手紙を送ることに決め、令嬢からイソタの話を聞くことにし、令嬢の名を尋ねるのだった。
そのような過去、ルアナ・バーネスのことを思い出していた皇帝は、うっかり王笏を落としてしまい、イオジープがそれを手渡す。
イオジープが、寝言でルアナという名前を呼んでいたが、どのような人物なのかと尋ねるので、皇帝は、テミールとイオジープの母以外に愛した女性はいないと言う。
それよりもと、皇帝はイオジープに皇位を継ぐ気はあるかと問う。
だがイオジープは、皇太子は兄なのにと怯えて震え始めたので、戻るように促された。
そうしてイオジープは、何かアルシャに関連しているのではないかと思い、書店にいるルシフェーラを探りにきたのだ。
壁ドンしてルシフェーラを追い詰めたところ、つま先に重たい本を落とされるという反撃をうける。
悪気のないフリをするルシフェーラに、演技をするなと言うと、ルシフェーラが、婚約者がいる自分にどういうつもりなのかと言いながら、今度は足を踏もうとしてきたので、慌てて避ける。
するとそこへクロレンスが戻ってきて、イオジープに挨拶すると、本を探しにきたのかと尋ねる。
イオジープは、皇帝から皇位を継ぐ気はないか訊かれたので、落ち着かなくて来たのだと打ち明ける。
クロレンスが持っている本が詩人ラスキン・ブラウニンの新刊だと知ったイオジープは、普通の令嬢は壮大な詩よりも恋愛物の方が好きなのに珍しいと言う。
クロレンスはその一言が気になり、レイン嬢も詩が好きだと教えると、イオジープはクロレンスに失礼な事を言った思い、訂正した。
ルシフェーラは、二人の様子を傍観していた。
外からイオジープを捜す声が聞こえてきたので、イオジープは彼女たちにまた会おうと言い、すぐさま走り去った。
クロレンスは、足を痛がっていたイオジープが普通に走っていったのを見て、彼も皇族だから油断できないと、ルシフェーラに教えるのだった。
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」53話の感想
ルシフェーラの母ルアナは、皇帝からかなり気にかけてもらっていたので、血縁関係者かと予想していたのですが、違いましたね。
皇帝の唯一の肉親と親しい人物で、皇帝に臆すること無く発言する女性でした。あまりにも遠慮がないので、当時のハイント公(ジェザカイアそっくり)が、彼女の態度に焦っていました。
そのようなところが、皇帝に気に入られたのでしょうか。寝言で名を呼ぶくらいには関心がありますよね。彼女はあのままアルシャに帰ることなく、アイディン伯爵と結婚したのでしょうか。
イオジープは、父のそんな寝言を聞き、ますますルアナの娘であり、アルシャにこだわるルシフェーラが気になりました。だからわざわざ書店まで追いかけてきて、ルシフェーラの反撃を受けます。
イオジープは、本当に読めない性格なので、皇帝に問われたときも、ルシフェーラに本を落とされたときも、全て演技でした。
クロレンスはイオジープの演技に気づき、ルシフェーラに注意を促しましたが、今のヤンスガルで一番警戒しないといけないのは、カーリッドではなくイオジープかもしれないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね