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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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小説版の物語の前半をざっくりまとめたものはコチラ
漫画「緑陰の冠」64話のネタバレ
ユスタフは、まさか誕生日を祝ってもらえると思わなかったとこぼし、ランは、継母が屋敷にやってきてからなかったことを思い出した。
そこでランは、来年は成人式だから盛大にやろうと提案する。
ユスタフは頷き、そのときは私が当主だと言うと、ランからもらった剣に口づけし、ランをじっと見つめた。
途端に恥ずかしくなったランは、適当なことを言いながら慌てて部屋から出て行き、それよりやるべき事に集中しなければと気合を入れ直す。
廊下に飾られている大賢者イブリアの絵を見て、彼女ほど力と知恵があれば良かったと思う。
イブリアも色恋沙汰はうまくいかず、ランも経験がないのでわからないが、人の心がもろいことはよく理解していた。
ランはその後、ルミエ達が泊っている客室を訪ね、リリーの病気の件で連絡したエルフの医師がいつ来るかわからないから、それまで気にせず過ごしていてほしいと話す。
ランがソファに座って話を続けようとすると、ルミエは床に座ろうとしたので、慌てて止めて、自分の隣に座らせた。
小説の中では、ユスタフがクールなタイプなのに対し、ルミエは荒々しいタイプだったのだが、目の前のルミエは優しくにっこり微笑むという、全く違う性格に見えた。
リリーが生存し、彼も解放されたからだろうかと思い、彼の生命を感じたくて思わず頬に触れてしまう。
するとルミエがその手に口づけしたので、ランは焦った。
ランは、ルミエにやってもらいたいことがある、それはリリーと幸せに生きることだと伝えた。
ランは、ユスタフ、シナ、ルミエ、皆に幸せになってもらいたかった。
ルミエは、それならばランに自分の主になって欲しいと言うのだった。
その後、ランはルミエの願いについてどうすべきか悩み、ユスタフに相談することに。
ユスタフのいるダイヤホールまで、いつもランを敵視するロスが護衛についたのだが、ロスは、ミスリル鎧のおかげでランへの態度が180度変わっていたのだった。
漫画「緑陰の冠」64話の感想
ユスタフは結構わかりやすくアピールしていますね。
鈍感なランも意識し始めていますが、登場キャラクターの幸せを願う彼女は、ハッピーエンド相手のヒロインと結ばれるべきだと思い込んでいるので、ユスタフの気持ちはわかっても、その手をとるのは難しいでしょうね。
自分の大好きなキャラクターが目の前にいたら、不遇な状況からは救ってあげようとはしても、決まっている相手を無視してまで、自分が伴侶になって幸せにしてあげようなんてなかなか思わないですよね。
自分のせいでハッピーエンドから逸れるかもしれないですし。
もどかしいものがありますが、ランからすれば仕方のない反応だと思います。
ルミエは、徐々にランに心を許しているようですね。しかも自分の主人になって欲しいと、ランにお願いしました。
ランはユスタフに相談するようですが、ユスタフは、大好きな姉の周りをうろつく男がまだ居続けることになるので、とても面白くないでしょう。でも相談されないよりはマシですよね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね