無料マンガアプリ・LINEマンガで連載中の「その騎士がレディとして生きる方法」그 기사가 레이디로 사는 법
原作:ヘリム、文・絵:Ink
イシュタルと呼ばれた女騎士が、同じくイシュタルと呼ばれる貴族令嬢に転生し、仇敵の婚約者と、自分を殺した裏切り者との関係に翻弄される、恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のエピソードはコチラ
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」28話のネタバレ
エステルがまだ騎士団を率いていた頃。
彼女たちが瓦礫の上で休憩していると、バルドルが戦場の黒獅子について知っているかと言う。
その仰々しい呼び名は皆知っていたが、オイゲンは、ヤンスガルのハイント家長男のことだと詳しく知っていた。
バルドルは、戦争の長期化に伴い、その黒獅子が戦場に招集されたと話す。
面倒そうだと寝転がるのは女騎士のアニカ。
訓練を十分に積んできたから心配ないとリアムが言うと、それを聞いた皆は、死ぬ思いで訓練したきたのだと騒ぎ出す。
親しげにエステルに水を渡すカーリッド。
エステルは皆に、私たちはアルシャを守る剣、どんなに辛くても国王陛下の感謝を胸に騎士としての誇りを持て、だから訓練なんてどうということもないだろうと言うのだった。
エステルはそう思っていたのだが、アイディン伯爵領の騎士たちは、国境でなくなったためかロクに訓練もせず、だらけきっていた。
ハイント家の騎士ほどの規律正しさはなくても、騎士としてあまりにも酷いので、ルシフェーラは騎士団長のグウェインに話を聞きに行った。
だらけきっているのは休憩中でも見たのだろうと言い、ルシフェーラを見下しているグウェイン。
ルシフェーラが、武器の状態も悪いと言うと、グウェインは、お嬢様のドレスに金を注ぎ込んでいるせいではと、ルシフェーラのせいにしだした。
ルシフェーラは傍に控えていたメッシーに、ドレスのせいで軍事費が不足しているのかと確認すると、メッシーは、そのようなことはなく、領内の治安が保たれているので伯爵が騎士への支援を削減しても問題ないと判断したと説明する。
話を聞いてわかったのは、最も口実になりそうなルシフェーラのドレスのせいにして、軍事費の追加要請も何もせず、不満を垂れていただけだった。
ルシフェーラにそれを指摘され、何も言えなくなったグウェインは、ルシフェーラに謝罪する。
ルシフェーラはメッシーに、ドレスを数着残して全て売り払えと命じる。
メッシーは、そのようなことをしなくても伯爵に軍事費を増やしてもらってはどうかと言うが、ルシフェーラは、私のドレスのせいだと言い張るのだからそうするしかないと言う。
ルシフェーラは、ドレスの代金を騎士団の費用に回す代わりに、私に従ってもらうと命じた。
グウェイン達は剣の扱いを知らぬ令嬢に従う羽目になり、プライドが傷つき酷く腹を立てた。
それがルシフェーラの狙いであり、これからはルシフェーラを見返そうとがむしゃらに努力するだろうと考えたのだ。
しかし騎士が使い物にならない以上、外出することができないとルシフェーラがぼやくと、メッシーは、村に魔物は来ないから大丈夫だと言う。
ルシフェーラは、領民が襲ってきたらどうするのか、外部の出入りが少ない場所だから悪目立ちするので、護衛は最低でも20名は要るだろうと呟く。
アルシャでは領民とは貴族を嫌うもので、彼女もそうだったのだ。
だがメッシーは、領民が襲うことなどない、直接見てみればわかると言い、散歩を勧めるのだった。
漫画「その騎士がレディとして生きる方法」28話の感想
エピソード初めでは、エステルのシトラ騎士団が登場しました。
茶髪で背が高いのがバルドル。グレーの髪でそばかすと糸目がオイゲン。金髪の女騎士がアニカ。赤髪がリアム・ヒルカ。そしてカーリッド、現ルイルク公ですね。
団長のエステルは、騎士道精神にまっすぐな人物でしたが、彼女が忠誠を誓うアルシャという国は、それほど国民に良い国ではなかったようです。
領民が貴族を恨んで襲撃したり、子供ですら石をぶつけていました。
一方、ヤンスガルでは、犯罪者が暴れただけで、そのような場面を見ていません。護衛なしで出歩けるほど治安が良いのであれば、アルシャの国民はヤンスガルに征服されて良かったのかもしれません。
カーリッドはそれを知っていたのかどうか。国民に慕われているエステルが、アルシャを妄信していることに危険を感じたのかもしれませんね。
何を言ってもアルシャのためにと止まらない彼女は、皆を間違った方向に先導しかねず、またヤンスガルの皇帝に降伏を願いでるにはそれなりの代償が必要だったので、苦渋の決断でエステルの首を斬り落としたのかも。
カーリッドが皇帝に語ったことは間違いではないのでしょうね。
そういえば、アイディン伯爵領の騎士団はだらけきっていましたが、元騎士団長であるルシフェーラなら、まともな騎士を育成できそうですね。彼女の本領発揮する場があって良かったです。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね