漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」139話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다

何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、無名のスケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。

毎週土曜日に最新話が更新されます

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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」139話のネタバレ

人間の姿で現れたアイザックは、私に会いたかったかと笑み、邪魔なものから片付けると言うと、塔主たちの方へ足を向けた。

呪術によって地面に押し付けられているエルランドは、なんとか杖を持ち抵抗しようとするも、アイザックに、髪色が同じだ、お前の頭にはもったいない色だと思わないかと睨まれたので、謝り始めた。

アイザックの魅了の力に負け、申し訳ありませんと、何度も地面に頭を叩きつけるエルランド。

そしてアイザックに、申し訳ないなら死で償うべきではと言われ、エルランドは笑みを浮かべると、自身の頭部を魔法で燃やした。

ファインは、百年以上生きてきてこのようなことは初めてだと呆然とし、貴方は蛇かと尋ねた。

すると一瞬でファインの背後に回ったアイザックは、組織の末端に入ることすらできない者が塔主ヅラするだけに飽き足らず、私を蛇だと勘違いするのかと言う。

ファインの額に指をあてると、エルランド同様に、その頭部を破壊した。

あれほど強かった塔主たちを簡単に始末したアイザックに、彼は唖然とし、呪いのせいで力が使えなかったのではなかったか、その姿はどうしたのかと言う。

アイザックは、主人公が力を隠すのは珍しくない、だいたいその無様な姿はなんだと、あれこれ悪態づきながらも、彼の頭に触れ、体力を回復させ、様々なバフを与えた。

アイザックの姿は、力を一部取り戻した状態であり、これなら女神の目にも引っかからないのだと言う。

彼が、ではここで死んだ者を生贄に捧げたのかと尋ねると、アイザックは大笑いし、数万人生贄を捧げたところで自分の力を1秒も戻せない、11万人捧げても時間が少し伸びるだけ、祭祀と呪術は違うのだと話す。

呪術は因果によって力を得る、因果とは魔力や神力とは異なり優劣が必ずあるわけではない、対価は客観的なものではなく主観的な領域、単純な数字の計算で測れないのだとアイザックは話し続け、その体はどんどんと崩壊し始めた。

彼は、説明はいいから体を何とかしろと慌てるが、アイザックは拒否し、話を最後まで聞けと言う。

アイザックは、他の人間の命を数百万捧げてもこの体には無意味だ、私にとって最も重要なのは私自身、世界が滅びるとしても私が滅びることなどないと話す。

だから生贄を百万人捧げるよりも、私を犠牲にした方が遥かに大きな因果を作ることができる、女神の目を避け、グラスミアの地下で何百年も耐えてきた人生を、ただお前のために犠牲にしたのだと言う。

そのあり得ない因果は、私を本来の姿にしてくれたと、アイザックは微笑む。

彼は、いつも私を利用して騙し、殺そうとしていたのに、一体どうして、この傲慢な者が自己犠牲する気になったのかと呆然とする。

アイザックは彼をからかうと、呪術で落ちていた剣を彼に握らせた。

体が固定され騒ぐ彼に向かって、アイザックは駆け出し、そして、次に会うときはお互い正直になろうと言い、彼に握らせた剣で体を貫いた。

その瞬間、爆風が発生し、マルパスの大祭司長の殺害成功、素晴らしい業績を達成と、蒼天の窓が表示された。

事前に緻密に設定された因果により魔王の呪いは彼には向くことなく、ただひたすらレベルが上がった。

そして剣の先には、1羽のカラスが貫かれていたのだった。

漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」139話の感想

この漫画で一番魅力的なキャラクター、アイザックが死亡しました。とても寂しいです。

性格は卑劣で、登場したばかりの頃は憎たらしいキャラクターで、封印返しされたときは(75話)ざまあ展開だったと思うのですが、なくてはならない存在でした。

なんだかんだと世話焼きで、彼やルビアの面倒をみていました。考えの違いはありましたが、アイザックなりに彼らに尽くしてきたと思います。

そして何より、彼を大切に思っていました。

彼には、ルビア、レナ、カリン等、各シナリオのネクロマンサーのパートナーがいましたが、アイザックもパートナーで良かったのではと思うぐらい、彼の冒険に関わっていました。

アイザックの目標が蒼天の穴を解明することなので、アイザックのシナリオがあったら世界が終わるときだから、シナリオとして設定できないのだろうなとは思いますが。

アイザックが一部の力を取り戻しただけで、塔主は全く歯がたたなかったので、本当に存在が規格外で、そんなアイザックの犠牲は途方もない因果を引き寄せたのだろうなと思います。

ふと気になったのですが、そんなアイザックであっても、あの黒騎士には勝てないのでしょうか。

印象的なお別れのシーンでしたが、アイザックは彼が復活することを知っているので、この世界の命は終わっても、次の彼の生でまた会うことができると考えているでしょうか。

でも積み上げてきた思い出がなくなるのは悲しいですね。是非再登場してほしいです。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

2 COMMENTS

TaoCheng

呪術奥深いですね。魔王絡みから一足飛びに世界の秘密に近づけそうな感じです。今までは誰かを守るだけだった彼の今後の道標になるかもしれません。

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猫野

TaoCheng様

いつもありがとうございます。
そうですね。因果を変化させるので根本から変わる気がします。
アイザックの作り出した因果は、世界と彼にどう作用するのか楽しみです。

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